あれこれ

2017/10/19 ブライアン・オーサー「羽生結弦は完全主義者で、ハビエル・フェルナンデスは常に実験している」

https://rsport.ria.ru/interview/20171019/1127397065.html

2017/10/19 ブライアン・オーサー「羽生結弦はオリンピックで勝つことに焦点を合わせている」

====一部抜粋====

(R-Sport特別特派員エレーナ・ヴァイツェホフスカヤ)
—ブライアン、あなたはカナダのパスポートと、日本代表の生徒を持っていながら、モスクワ大会では何故カザフスタンを代表しているのか、秘密を明かしてください。

ブライアン・オーサー:「何の秘密も無い:モスクワでは私の選手のエリザヴェト・トゥルシンバーエワがカザフスタン代表だ。だから、羽生のために働いているスタッフの誰かに『日本の』認定証を与えられるように、私はそれを受け取る可能性を断ったのだ。これは通常やっていることだ」。

—あなたは既に羽生結弦と二回のオリンピックサイクルを働いています。最初のオリンピックに向けて彼を準備するよりも、二回目は難しいですか?

「もちろん、違いはあるし、それは大きな違いだ。そのことについて最近、長年一緒に働いているトレーシー・ウイルソンと話をした。彼女は、以前の時よりも今シーズンは遥かに強いストレスを感じていると打ち明けた。私自身についても、全く同じことが言える。これは説明がつくことだ:羽生とハビエル・フェルナンデスは既に一度オリンピックを経験し、双方ともあれから二つずつ世界選手権の金メダルを獲得した。つまり、明らかに、このフィールドでは一般的選手と考えてもらうことは出来ないということだ。

その上結弦はオリンピックチャンピオンで、彼はピョンチャンでタイトルを防衛しなければならない。四年前、ソチオリンピックが迫った頃、彼は誰でもなかったと言うことが出来る:まだ大きな大会で一つも勝利出来ないでいた一兵卒の選手だった」。

—何故あなたと羽生は、古いプログラムでオリンピックの突撃に向かっていくことを決めたのですか?

「彼自身がそれを望んだのだ。もし私の考えにあなたが興味をお持ちなら、私は、一定の年齢でアスリートは、自分自身の競技人生に関する重要な決定を自主的に下し始めなければならないと考えている。私の仕事は — 隣にいて助けることだ。あるいは、全く無鉄砲な行為を押しとどめることだ。もし、決定が間違っているのを見れば、生徒があれこれの歩みを思いとどまるようにと力を用いるのは言うまでもない。しかし、このケースでは、それをするためのほんの少しの根拠も見なかった。

今シーズン、カナダのピエールフォンで行われたAutumn Classic Internationalで、このショートプログラムにより結弦は既に世界新記録を樹立した(112.72ポイントを獲得し、自身の前の記録を破った)。これはオリンピックシーズンにとって悪くない名乗りだと、同意なさるだろう。

フリーにたどり着いたものは何かと言えば、羽生にとってこのプログラムは、特別な、非常に『個人的な』プログラムなのだということを私は知っている。彼にとっては多くの理由によって、まさにこの演出をオリンピックシーズンに滑ることが大事なことなのだ。彼が私にこのことを告げた時、充分以上の論拠を私は数え上げた。もちろん、二つのプログラムを、観客としての私が非常に気に入っていることは言うまでもない」。

—丸ごと、完全にあなたの見方に同意しますが、しかし、あなただって知らない訳はないでしょう:リーダーたちの誰かがオリンピックシーズンに以前のプログラムに戻れば、たちまち、それは弱さや、何らかのより難しいオリジナルなものを思いつく能力が欠如していることの表れだとかの話がすぐに始まるということを。

「同意出来ない。私自身がかつてカルガリーオリンピックで、前のシーズンのショートプログラムを滑って、それに勝ったことがある。私と羽生が一緒に働いた5年間で、私たちには多くのプログラム、非常に広いスペクトルのイメージがいろいろとあった。だから、氷上で何かのジャンルを具象化するための羽生の能力を疑う人がいるとは思わない。ここで大事なのは別のことだ:もしアスリートが選択をしたなら、彼はもううろたえてはならない、その選択の正しさを疑ってはならないということだ。だから私たちも、疑っていない。

フェルナンデスは、また別の話だ。彼には新しいプログラム、新しい感情が必要で、一様なものでは彼はすぐに飽きてしまう。昨年のショートプログラムをハビエルは二シーズン続けてやったが、これは例外のケースだ。

もし、これら二人のアスリートを比べるとすれば、結弦は — 完全主義者で:氷上で何をやろうとも、企てたことが完全な理想に到達するまで満足しない。ハビは、常に実験している、何よりも振付けで。そして彼はなかなか上手く行っている」。

—あなたのアスリートたちを別々のリンクに分けるということをあなたにさせた、出発点は何だったのですか?

「そうなったのは最近のことで、一ヶ月ちょっと前からだ。氷の積荷が増えたと、何故か突然感じ始めたのだ。今の時点で私たちのリンクでは、オリンピックに向けて6人のシングルスケーターと1組のペアが準備している:ハビ、結弦、エリザヴェト、ガビ・デイルマン、もう一人のスペイン人ハビ・ライヤ、韓国の男子選手・・・それに加えてディラン・モスコヴィチと女性パートナーだ」。

—この原因が、羽生にあるのでもフェルナンデスにあるのでもないとおっしゃりたいのですか?

「嘘をつくつもりはない。ある程度彼らにも原因がある。全体として二人の関係は十分に仲が良いが、率直に言うとすれば、オリンピックシーズンでは、各人が自分自身のために戦っている。これらのフィギュアスケーターの各人が、一定の個人の空間と個人の快適さに価する。私自身も、結弦と仕事をしながら、目の端で常にハビエルを追いかけていることに気づき始めた。逆の場合も。そのことからトレーニングの質が損なわれるようなことがあってはならない。

そのために、実を言えば、二つの別々のリンクの考えも起こった。周期的に私とハビエルとガビが、ただ別の氷に出かけ、そこで仕事をしている。その時に結弦とは、私たちのグループの別の専門家たちが、私たちのベースのリンクで取り組みをしている」。

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  1. 2017/10/20(金) 02:20:00|
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2017/10/18 ユーリヤ・リプニツカヤは、フィギュアスケートグランプリロシア大会でコメンテーターとして働くだろう

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2017/10/18 リプニーツカヤは、フィギュアスケートグランプリロシア大会でコメンテーターとして働くだろう

2014年オリンピック女王ユーリヤ・リプニーツカヤは、フィギュアスケートグランプリモスクワ大会でコメンテーターとして働く計画をしている。

「私はプロフェッショナルな競技スポーツから去りました。今、グランプリ大会が行われようとしていますが、私はコメンテーターとして自分を試すことを計画しています」。リプニーツカヤはこう語った。

彼女は、健康上の問題から現役の競技生活から引退した。

グランプリ第1戦Rostelecom Cupは、10月20〜22日、モスクワで行われる。

文:マリーヤ・セレンコワ / 出典:TASS

  1. 2017/10/19(木) 01:07:21|
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2017/10/17 アレクサンドル・ゴルシコフ「フィギュアスケートグランプリモスクワ大会は、最高レベルで行われる」

https://rsport.ria.ru/figure_skating/20171017/1127301131.html

2017/10/17 アレクサンドル・ゴルシコーフ「フィギュアスケートグランプリモスクワ大会は、最高レベルで行われる」

モスクワ、10月17日、R-Sport、アナトーリー・サモフヴァーロフ。
フィギュアスケートグランプリモスクワ大会は、最高レベルで行われると、ロシアフィギュアスケート連盟会長アレクサンドル・ゴルシコーフが表明した。

2017/18シーズングランプリ第1戦は、首都モスクワのアイスパレス「メガスポルト」で、10月20〜22日に行われる。グランプリシリーズファイナルは、日本の名古屋で、12月7〜10日に開催される。

「大会は、最高レベルで組織され、最高レベルで行われることは疑いない」。国際メディアグループ「Russia Today」の記者会見で、ゴルシコーフは語った。「大抵、モスクワでの全ての大会は素晴らしいものになっている」。

モスクワでは、2014年オリンピックチャンピオン、日本の羽生結弦が出場する。「彼の到着は、ホテルで彼を待っているファンたちのなかで大騒ぎになった」。ゴルシコーフは注意を向けた。「これは、大会全期間続くだろうと私は思う」。

「グランプリは、ヨーロッパ選手権前のテスト大会だ。われわれが有している全てのサービスも、ヨーロッパ選手権で提供されるだろう」。ロシアフィギュアスケート連盟事務局長アレクサンドル・コーガンが付け加えた。「アイスパレスは、これらの大会に向けて完全に準備され、国際スケート連盟(ISU)の都合を満足させている。パレス『メガスポルト』は、ロシアのアスリートたちにとっては幸運だ」。

フィギュアスケートヨーロッパ選手権は、2018年1月15〜21日にモスクワで開催される。

  1. 2017/10/19(木) 00:03:00|
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2017/10/17 アンナ・ポゴリラヤ「腰の治療をして、グランプリカナダ大会に向けて準備する」

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2017/10/17 アンナ・ポゴリーラヤ「腰の治療をして、グランプリカナダ大会に向けて準備する」

ロシアのフィギュアスケーター、アンナ・ポゴリーラヤは、何故ロシアカップ第2戦フリープログラムを棄権する決定をしたのかを語った。

「ショートプログラムの後、腰に痛みを感じて、そのために競技を棄権せざるを得ませんでした。今私たちは、モスクワに帰るところです。腰の治療をして、グランプリ大会に向けて準備するつもりです。計画の変更はありません」。TASSにポゴリーラヤはこのように語った。

「部分的にこれは腰と関係しています。しかし、深刻な問題ではありません。腰の大事をとる必要があるだけです」。R-Sportはこのようにポゴリーラヤのことばを紹介している。

マリー・エル共和国の首都ヨシカール・オラーで開催されていたロシアカップ第2戦ショートプログラムで、ポゴリーラヤは69.80ポイントを獲得し、3位だった。しかし、月曜日(16日)、フリープログラムの競技を棄権した。この大会は、ポゴリーラヤにとってシーズン初戦だった。

彼女は9月のソチでのナショナルチーム合宿には参加したが、9月9〜10日に行われたテストスケート自体には、怪我後の回復を図って参加しなかった。

ポゴリーラヤが出場するグランプリ第2戦Skate Canadaは、10月27〜29日に行われる。

出典:TASS、R-Sport

  1. 2017/10/18(水) 01:26:00|
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2017/10/17 フィギュアスケートグランプリモスクワ大会のチケットは、売り切れた

https://rsport.ria.ru/figure_skating/20171017/1127301900.html

2017/10/17 フィギュアスケートグランプリモスクワ大会のチケットは、売り切れた

モスクワ、10月17日、R-Sport、アナトーリー・サモフヴァーロフ。
フィギュアスケートグランプリモスクワ大会競技日の全チケットが売り切れたと、モスクワ市スポーツ・エンターテインメントイベント管理機関事務局長アレクサンドル・ポリンスキーが語った。

2017/18シーズングランプリ第1戦は、10月20〜22日、首都のアイスパレス「メガスポルト」で開催される。

「チケットの販売は、順調どころか非常に順調に推移している。われわれは、金曜日と土曜日の全てのチケットを既に売り切り、日曜日(エキシビション)のチケットが少量残っているだけだ。それもそのはず、出場者のなかに羽生(結弦)と(エヴゲーニヤ)メドヴェージェワがいるのだから」。国際メディアグループ「ロシアトゥデイ」記者会見で、ポリンスキーはこう語った。

彼はこれに付け加えて、2014年オリンピックチャンピオン、日本の羽生の大量のファンたちが、ホテルで彼を待っているが、彼自身は、火曜日(17日)にモスクワに到着すると語った。

  1. 2017/10/18(水) 00:12:00|
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2017/10/15 ヴィクトル・クドリャフツェフ「ジュニアグランプリファイナルでは、最も強い神経を持つロシア女子選手が勝利する」

https://rsport.ria.ru/figure_skating/20171015/1127201852.html

2017/10/15 ヴィクトル・クドリャフツェフ「ジュニアグランプリファイナルでは、最も強い神経を持つロシア女子選手が勝利する」

モスクワ、10月15日、R-Sport、アナトーリー・サモフヴァーロフ。
ジュニアグランプリファイナル女子シングルスケート競技では、最も安定した心理的耐性を見せたロシア女子スケーターが勝利すると、ロシア功労コーチのヴィクトル・クドリャフツェフがR-Sportに語った。

ジュニアグランプリファイナルは、12月7〜10日に日本の名古屋で開催される。女子シングル競技に出場するのは、6人の女子スケーターで、そのうちの5人がロシア女子選手だ:アレクサンドラ・トルーソワ、ダーリヤ・パネンコワ、アナスタシーヤ・タラカーノワ、アリョーナ・コストルナーヤ、ソーフィヤ・サモドゥーロワだ。

「ロシアの女子選手たちのスキルは、世界の全てのライバルたちよりも著しく高く、そのことはジュニアグランプリ大会が証明した」。クドリャフツェフは電話で語った。

「彼女たちのなかの誰がファイナルで勝つかは、彼女たちの神経の強度に左右される。基本的に彼女たちは全員が、プログラムのしかるべき難しさを自分のものにしているが、しかし、彼女たちがこの大きな競争に心理的にどのように耐えるだろうか? これが疑問で、これへの答えは未だない。ファイナルにおける特定の優勝候補者はいない」。

「彼女たちは、外国の女子選手たちと容易に戦うことは学んだが、自分たち同士で戦うことは、彼女たち全員にとって簡単ではないだろう」。彼はこのように付け加えた。

ロシア選手のなかで、ファイナルで滑る権利を最初に手にしたのは、13歳のトルーソワで、彼女にはグランプリ大会で四回転サルコウが2回算入された。「トルーソワは、プログラムの技術面が非常に強く、より年上の女子選手たちのなかにあって彼女は非常に将来性があるように見える。しかし、覚えておかなければならないことは、女子選手の基本的課題は — プログラム全体の難易度を獲得することであって、その後に個別的なスキル、芸術的なスキルを進化させることだ」。クドリャフツェフは、このように指摘した。

*****  *****  *****

https://rsport.ria.ru/figure_skating/20171015/1127206909.html

2017/10/15 ヴィクトル・クドリャフツェフ「ロシアの男子ジュニアスケーターたちは、一年前のロシア男子ジュニア選手たちよりも良く見える」

モスクワ、10月15日、R-Sport、アナトーリー・サモフヴァーロフ。
男子シングルスケート2017ジュニアグランプリファイナルに選出されたロシアのフィギュアスケーターたちは、一年前のこの大会で滑ったロシア選手たちよりも望ましく見えると、ロシア功労コーチのヴィクトル・クドリャフツェフがR-Sportに語った。

ジュニアグランプリファイナルは、12月7〜10日に日本の名古屋で開催される。男子シングル競技には6人のアスリートが出場し、そのうちの2人がロシアのアレクセイ・ィエローホフとマカール・イグナートフだ。一年前フランスのマルセイユで行われた同大会では、ロシアのドミートリー・アリーエフが優勝し、同じロシアのアレクサンドル・サマーリンは2位、ロマン・サヴォーシンは4位、イリヤ・スキルダーは6位だった。

「今年、ロシアのジュニア男子たちは、去年よりも遥かに強く見えることを指摘しなければならない」。クドリャフツェフは電話でこう語った。

ィエローホフは、フリープログラムで3本の四回転に挑戦した、世界で唯一のジュニアだ。(ジュニアの大会ではショートでの四回転は禁じられている)

「3本の四回転 — それは大きなプレッシャーだ。しかし、彼はまさに意志を発揮しなければならない。意志を見せたものが勝つだろう。私がこれを言うのは、ロシアの若い選手たちがまさにこの意志で遅れを取っていることを知っているからだ。ィエローホフが、もし心理的な耐性を発揮すれば、彼がファイナルの優勝候補かもしれない」。クドリャフツェフはこのように注意を促した。

  1. 2017/10/17(火) 01:12:20|
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2017/10/14 エヴゲーニヤ・メドヴェージェワ「『オンドレイ・ネペラ』大会の後、私たちはフリープログラムを変えた」

http://fsrussia.ru/intervyu/3242-evgeniya-medvedeva-proizvolnuyu-programmu-my-pomenyali-posle-turnira-v-bratislave.html

2017/10/14 エヴゲーニヤ・メドヴェージェワ「ブラチスラバでの『オンドレイ・ネペラ』大会の後、私たちはフリープログラムを変えた」

(オリガ・エルモーリナ)
—ジェーニャ、何故フリープログラムを変える決心をしたのですか、そして「アンナ・カレーニナ」を選択したのは何故ですか?

エヴゲーニヤ・メドヴェージェワ:「最初私たちは、エキシビションナンバーとして『アンナ・カレーニナ』を作りました。日本のショーで最初にそれを滑りました。プログラムが皆に気に入られたのは、観客の反応ですぐ分かりました。私自身もこのイメージを心で感じていましたし、それに慣れました。映画『アンナ・カレーニナ』から取ったとても美しく、強い音楽は、私のなかに浸透し、私はそこに実際に溶け込んでいます。

このエキシビションナンバーは、私たちのコーチチーム全員が気に入り、その時初めて少し、『カレーニナ』をフリープログラムにしても良いじゃない?という感じになりました。

イリヤ・アヴェルブーフが作った前のフリープログラムが、上手く行かなかったと言うのは正しくないでしょう。その逆で、『オンドレイ・ネペラ』大会でそれは、非常に良い観客の反響を集め、ジャッジたちや専門家たちからも高く評価されました。

しかしながら、カレーニナのイメージは私の心を強く動かし、変えなければならないと私を決心させたのです。コーチたちと私は一緒に、フリープログラム『アンナ・カレーニナ』はオリンピックシーズンの私にとって、より望ましいだろうという結論に到達したのです」。

—オリンピックシーズンのプログラムは、違ってなければならないのですか? もしそうだとしたら、どういう点で?

「オリンピックシーズンのプログラムのためには、国内の人たちだけでなく、それ以外の全ての人たちにも通訳無しで理解出来る、強い音楽と良く知られているイメージを選ぶことがより良いと私は感じます。アンナ・カレーニナはそれにかなっています。

レフ・トルストイの作品は、全員が読める訳ではありませんが、2012年の映画『アンナ・カレーニナ』は、オスカーを受賞し、主役はキーラ・ナイトレイで、ジュード・ロウなどの優れた俳優たちが出演していますが、多分多くの人たちが見たことでしょう。フィギュアスケートファンたちや、プロフェッショナルの人たちも、もし見ていないのなら、時間を惜しまないでこの映画を見ることをお勧めします。映像から大きな喜びを得るでしょう。氷上で私はまさにこの筋書きを自分のことばで再話しています。もし映画を見たなら、全てがはっきりと分かるでしょう。

プログラムのなかでは、『最優秀音楽』としてこれもオスカーにノミネートされた映画音楽が響いています。それは非常に強く鋭い音楽で、心そのものに入り込みます。私にとって、何について自分がプログラムを滑っているのか、どのようなストーリーを氷上で物語っているのかを理解することは、常に重要でした。『カレーニナ』のテーマ — 彼女の愛と苦しみの物語 — を私は人間として理解出来ます。このような具体的イメージは私には珍しいものです。そのなかで仕事をするのは、私には非常に興味深いのです」。

—フリープログラムを変更する決断をいつしましたか?

「ブラチスラバでの大会の後です。その時、フリーを『アンナ・カレーニナ』に変更しなければならないと決めました。決定するのは簡単ではありませんでしたが。シーズン途中でこのような措置を取るのは、非常にリスキーだと分かっています。しかし、シーズンは始まったばかりだったし、時間の余裕は十分ありました」。

—エキシビションナンバーと比べて、新フリープログラムはどれ程変わったのですか?

「エキシビションナンバーは、試合で滑るプログラムとは違っていますから、私たちはコンテンツに関して必要な変更を行いましたし、ジャンプを加えました。しかし、全体的前提、情景、ステップシークエンス、スピンは以前のまま残しました。ブラチスラバの後すぐに『Japan Open』まで新プログラムを滑り込みました。私にとってこのプログラムを滑るのは心地良いので、喜んで全てを非常に迅速にやりました」。

—『アンナ・カレーニナ』は誰が作ったのでしたか?

「ダニイル・グレイヘンガウスです。しかし、すぐに付け加えたいのですが、イリヤ・アヴェルブーフのフリープログラムも私は気に入っています。私はそれをタンスの奥に片付けてしまったのではなく、来年それに戻ることも排除していません」。

—『Japan Open』でのパフォーマンスは、得点から判断すると、決断の正しさを立証しましたか?

「『アンナ・カレーニナ』のコンポーネンツスコアは、より高いものでした。繰り返しますが、このプログラムを滑るのが私にはとても心地良いのです。ヒロインのイメージが前から気に入っていました。プログラムは成功したと思います。ただこれを判断するのは、私たちではなく、ジャッジたちやフィギュアスケートファンたちですが」。

  1. 2017/10/16(月) 00:30:00|
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2017/10/13 エテリ・トゥトベリーゼ「強いコーチ、それは必ずしも強い女性ではない。日常生活では、私はすぐに、簡単に砕ける」

http://www.fsrussia.ru/files/mfk_magazine/wfk_10_2017.pdf

2017/10/13 エテリ・トゥトベリーゼ「強いコーチ、それは必ずしも強い女性ではない。日常生活では、私はすぐに、簡単に砕ける」

====「フィギュアスケートの世界」の、「弱く強い女性」の章より一部抜粋====

(オリガ・エルモーリナ)
—傍から見ますと、あなたは強いコーチで強い女性だという印象を受けます。実際はどうなのですか、強い女性ですか?

「実際の日常生活では、左に行ったり、右に行ったりで、もし何かが思うように行かないと、私はすぐに、簡単に砕けてしまいます。

いつだったか冬に、駐車場から出ようとしてタイヤがパンクしました。車が横に傾いだ程です。パニックになって私は、出来る限りのあらゆる人に電話をかけ始めました。私を助けてと電話口で声を上げて泣きました。だって外はマイナス25度で、どうして良いか分からなかったのです。するとセルゲイ・ヴィクトロヴィチ・ドゥダコーフが、その時は既に実質、家にたどり着いていたのに、戻って来て、全てをやってくれました。

ですから私は、疾駆する馬を止め、燃え盛る家に飛び込む(訳注:ネクラーソフの詩の一節。理想的、英雄的ロシア女性を謳った)ような女性ではありません。馬の側まで私は近づけませんし、燃えている家を見たら、どこか遠くに走って逃げます。

リンクでは話は別です。そこでは私は完全に状況をコントロールしていますし、そこでは全てが私のものです。強いコーチ — それは必ずしも強い女性ではありません。一体誰が私のことをそんな風に判断したのでしょう?」。

—あなたの生徒たちは、あなたに何を教えましたか?

「多くの物事により冷静に対応し、何が起ころうとも全てを良い方向で捉えることです。時々私は、悪いこと、首尾よく行っていないことを見ますが、半年〜一年後には、それがどこかへ向かう途上だったことが分かるのです」。

—アスリートたちがあなたから取り入れて欲しいことは?

「彼らが自分に目標を掲げ、それを達成しようとすることです。それは必ずしもスポーツに関わる目標である必要はありません — 人生は長いのですから、進む者は道を征服するでしょう。自分は何も上手く行かない、などと決して言ってはいけません。やること、やること、そしてやることが必要なのです。

そして、自分がどんなに大変かということを見せないことです。特に観客には。彼らはポジティブな感情を求めて大会にやって来るのです。彼らには、ヒステリーや涙を見る義務は全くありません。それは、母親、父親、コーチとの間で許されることです。チケットを買った人々は、喜びや楽しい出来事を望んで、リンクにやって来たのです」。

—あなたにとって理想的なアスリートとはどのようなものですか?

「余計な質問をしない人、実践者です」。

—ジェーニャ・メドヴェージェワはそのようなアスリートですか?

「ジェーニャは良いアスリートですし、労働能力があります。彼女は私から多くのものを取り入れています。多くの物事にユーモアを持って対応します。ジェーニャは皮肉めいた質問をすることがありますが、しかし、それは課題を遂行するためにリンクサイドから離れて出て行く時だけです」。

  1. 2017/10/15(日) 01:25:42|
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2017/10/13 エテリ・トゥトベリーゼ「3年後くらいには、女子スケートにおいて四回転ジャンプは普通のジャンプになるでしょう」

https://www.sports.ru/figure-skating/1056486870.html

2017/10/13 エテリ・トゥトベリーゼ「3年後くらいには、女子スケートにおいて四回転ジャンプは普通のジャンプになるでしょう」

コーチのエテリ・トゥトベリーゼは、女子スケートの進化について語り、また男子スケートの問題について考えを述べた。

「今日、四回転ジャンプを跳ぶことはセンセーションを呼び起こします。しかし、私の予想では、3年後くらいには、女子スケートにおいて四回転ジャンプは普通のジャンプになるでしょう。

女子選手たちがいつそれを跳び始めるのか — 3年後なのか、それより早いのか、遅いのかは知りません。しかし、ロシア男子が世界選手権に行っても、彼らの技術的備えがないために実質的にメダル争いには参加していない現状と同じ状況に、もし私たちが陥りたくないのであれば、既に今、準備をしておかなければならないのです。前もって。

『軍拡競争』は追いかける役に回るよりも、最初に始める方が有利です。最も困難なこと — それは待ち受けることや、追いつくことなのです」。

—ロシアフィギュアスケートには、強い男子シングルスケーターが何故不足しているのでしょう?

「私自身も、この問題の答えを見出そうとしています:例えば、何故私のところには、精神的・意志的に強い男子がいないのだろうかと。彼らは何らかのことは出来るのですが、しかしそれは簡単ではありません。

私の愛する生徒の一人にアジヤン・ピトケーエフがいました。彼は、大変才能豊かなフィギュアスケーターでしたが、練習では何と大変だったことか! アジヤンは、彼への私たちの愛の証明を常に必要として、そのせいで仕事に支障をきたしました。

以前私は、アジヤンだけがそうなのだと思っていました。しかし、彼に代わって別の選手たちがやって来ても、同様の選手たちだったのです。これには辟易しました。何故ロシアの男子たちは、こんなにも傷つきやすいのかしら?

もし、私たちのロシアフィギュアスケートを取り上げてみると、男子たちが群れをなして私たちのところへやって来る訳ではありません。何故なら、お金になるサッカー、ホッケーといった男の種目があるからです。そして、4歳から少年・フィギュアスケーターたちは、親猫が子猫を舐めてきれいにするように扱われ、可愛がられ、慈しまれ、溺愛されるのです。何故ならほんの少ししかいないから。

スポーツ学校の募集の際も、30人の少女たちに対してせいぜい2〜3人の少年たちです。これらの少年たちがどのような滑りをしようとも、彼らがどんな振る舞いをしようとも、やはり彼らは可愛がられ、次のグループに進級出来るのです。競争がありません。温室のなかの環境です。これが主な理由だと思います」。トゥトベリーゼはこのように語った。

文:マリーヤ・セレンコワ / 出典:「フィギュアスケートの世界」

  1. 2017/10/14(土) 01:34:00|
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2017/10/12 セルゲイ・ヴォロノフは、2018年オリンピックに出場する望みを失っていない

http://tass.ru/sport/4639406

2017/10/12 ヴォーロノフ選手は、2018年オリンピックに出場する望みを失っていない

モスクワ、10月12日、TASS特派員アルチョム・クズネツォーフ。
フィギュアスケートヨーロッパ選手権二度のメダリスト、セルゲイ・ヴォーロノフは、2018年ピョンチャンオリンピックロシア代表チームに選抜されることを目標にしている。これについて30歳のアスリートがTASSに語った。

ヴォーロノフは、ここのところ過去2シーズン続けて、世界選手権、ヨーロッパ選手権のロシア代表メンバーには選ばれていない。前回の世界選手権へのロシア代表は、22歳のマクシム・コフトゥンとミハイル・コリャダーだった。

「確かに強い選手たちはいるが、練習しなければならない。僕は誰にも注意を払っていない。僕には自分の目標、自分のチームがある。僕は今、まるで馬の目隠しをされているようだ — 自分の仕事に完全に引きつけられていて、わき目も振らずにいようとしている。

徐々にシーズンに入りつつあり、たくさん試合に出ている。今のところ、十分に上手く行っている。主要な試合は、12月末のロシア選手権で、そこで誰がどうなるかが決定する。戦うつもりだ」。オリンピックへの出場のチャンスについてコメントしつつ、彼はこのように語った。

ヴォーロノフの最近の大きな成功は、2014/15シーズンのヨーロッパ選手権3位だ。

2016年ヴォーロノフは、エテリ・トゥトベリーゼコーチとの協働を解消し、インナ・ゴンチャレンコのグループに移った。「体調は素晴らしいと感じているし、年齢も素晴らしい。経験もあるし、今大事なのは健康でいることだ。それ以外のものは、ついて来る」。ヴォーロノフは、このように指摘した。

  1. 2017/10/12(木) 23:17:00|
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