富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ あれこれ 2013年05月

あれこれ

2013/05/30ソチオリンピックのメダル公開

2012/05/30RG.RU “ロシア新聞”
http://www.rg.ru/2013/05/30/medali-site.html
ペテルブルグでソチオリンピックメダルが公開
             テキスト:イリヤ・トリスヴャツキー

サンクトペテルブルクで “ソチ-2014”組織委員会会長ドミートリー・チェルヌイシェンコ氏が、来る冬期オリンピック、パラリンピックのメダルを公開した。
メダルは古典的な円形で、(貴金属をプラズマスプレーした)金属合金と透明なポリカーボネートをコンビネーションにしたもの。
チェルヌイシェンコ氏によれば、メダルのデザインはコンクールで決められ、製作には、メダル一個につき18時間の作業が費やされる。オリンピック金メダルの重さは460g、パラリンピック「金」の重さは586g。パラリンピックメダルの方が若干重くなっているのは、こちらはポリカーボネートの透明部分が少なく、金属部分が多くなっているためだという。
デザインの基本となった考えは、我が国のコントラストだという。つまり、ヨーロッパとアジアの隣接、雪を戴いた山々のすぐ傍に存在する温かな海、永久凍土地帯と南の保養地の共存といった。
2014オリンピックでは98回の表彰式がある。一つの色のメダルを何人かが、あるいはアイスホッケーのように団体全員が受けとることも勘案して、1300個のメダルが作成される。
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  1. 2013/05/30(木) 20:12:45|
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2013/05/21プルシェンコ、コメンテーターを訴える

2013/05/21
http://www.itar-tass.com/c1/743027.html
「検察、エヴゲーニー・プリューシェンコの訴状に関する事件の提訴拒否の決定を再度取り消す」の記事より引用

5月21日モスクワ/ITAR-TASS/ モスクワ検察当局は、テレビコメンテーター、アンドレイ・ジュランコフ側からの中傷に対するフィギュアスケーター、エヴゲーニー・プリューシェンコの訴状に関する刑事事件で、警察の提訴拒否を再び取り消した。これについて、プリューシェンコ側の弁護士タチヤーナ・アキムツエヴァが本日ITAR-TASSに語った。
「検察当局は、オリンピックチャンピオン、エヴゲーニー・プリューシェンコへの中傷に関する刑事事件の提訴を拒否するとした捜査機関の決定の適法性と妥当性を審査し、その決定が違法、不当であるとして、取り消すことを決定しました。近いうちに、モスクワのニクリンスキー裁判所に、ジュランコフ側への、名誉、尊厳、実務的評判の保護に関する付帯私訴を申し立てる予定です。」彼女の言によれば、賠償金額に関してはまだ明確ではなく、プリューシェンコ側と話し合っている最中だということだ。
これは監督機関の再度の決定となる。以前に検察当局は、取調官の同様の決定を取り消した過去がある。現在調書等の資料は、プリューシェンコの訴状に関する新たな審査を行うために警察に送付されている。

事の発端は、四大陸選手権の中継の折、コメンテーターが、プリューシェンコの手術という話は、彼のピーアール活動に思えると表明したことを受けて、プリューシェンコが警察に訴えたことに始まる。首都警察は、訴えに基づき、中傷に関する刑事事件として手続きを開始したが、モスクワ検察庁は、事件の提訴決定を取り消す決定を行い、追加的審査のために資料を警察に送付していた。
  1. 2013/05/24(金) 20:11:51|
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タラソワ2012GPFを前にして羽生結弦を語る

(2012年GPFの関連記事より主に羽生結弦選手に言及している箇所を引用)
ロシアスケート連盟 ロステレコムの記事 
http://fsrussia.ru//news/311_tatyana-tarasova-otkryvat-olimpijskij-katok-dlya-kazhdogo-uchastnika-gran-pr&
タチヤーナ・タラーソヴァ:「オリンピックスケートリンクのオープンは、全てのグランプリ参加者にとって大きな光栄」

—タラーソヴァさん、あなたはいつも選手たちの演技について確かな評価と予想をなさいますが、ロシアのジュニア選手マクシム・コフトゥンの準備についてはどう思われますか。
—最も大事なことは彼がスタート時に集中し、自分ができること全てをやりきることです。コフトゥンには美しい滑りとプログラムがあるのですから、ただ全てをやればよいのです。わたしは彼を信じていますし、エレーナ・ゲルマノヴナ・ヴォドレゾヴァが正しい方向に彼を指導していると思っています。
     (中略)

—コフトゥン以外の我が国の選手たちは、ファイナルまで進めませんでしたね。
—そうですね。彼以外の競争相手は全て外国の選手です。ジュニアの中には、トリプルアクセルや四回転ジャンプをする選手がいます。選手たちはそれぞれに違う方法で滑り、違う方法で音楽を表現します。興味深いいくつかのスピンもあります。小さな中国人の男の子は素晴らしい参加者です。中国の選手たちは、シニアのシングルのスケーターたちと一緒に練習することを学んで、それが彼らの大きな前進につながっているのです。アメリカの選手たちは強いですよ。ですから、そこでは競争すべき相手がいるのです。ですが、まず第一に、プログラムに盛られているもの、そのものをこなしていかなければなりません。

—グランプリファイナルには多くの日本人シングルスケーターが勝ち残りました。彼らについてはどんなことが言えるでしょうか。
—日本では、フィギュアスケートがとても人気です。選手を養成している多くのクラブもあります。とても良いトレーナーたちもいます。外国のトレーナーについて練習している選手もいます。例えば羽生結弦はカナダ人のブライアン・オーサーについています。
オーサーの仕事ぶりは最近目立ってきました。ところで羽生に関して言えば、彼はまさに天才です。このことは昨年の段階(2011年—訳注)でも明らかでした。羽生は、自分の年齢にしてはとても多くのことができるのです。ジャンプへの難しい入り方。その武器の一つにスプレッドイーグルからのジャンプもあります。ただ、本当を言えば彼は今ジュニアなのです。彼の成長に身体器官がついていっていません。そして多分、多くのことが彼の健康や気分に左右されているのです。気候風土に適応するという課題にも突き当たっています。どのようにそれと闘っていくのかも分かっていません。
しかし、羽生は天賦の才能の人です。彼のママが一体何を授けて彼を生んだのかを考えない訳にはいきません。このフィギュアスケーターを過小評価することなんてできません。そんなことを考えることができるのは愚かな人間だけです。

—言い換えれば、1年後のオリンピックで、羽生は、経験ある男子シングルフィギュアスケーターたちの強敵に成り得るということでしょうか。
—彼は既に現在でも、他の選手たちにとって危険な存在です。しかも、彼は、冗談を言うように、遊んでいるように、何でもやってしまうのですよ。彼にとっては、演技することは苦しい仕事でも何でもないのです。だからこそ、ショートプログラムで世界記録を打ち立てられるのです。

—男子スケートのこれからの方向性を、若いスケーターたちの滑りによって理解できるのでしょうか。
—もちろんです。技術が必要なジャンプにおける回転の外にも、それに結びつくステップ、それが、音楽的であるか、高い技術を伴っているのかなど見ていく必要があります。全てこれらは興味深いものです。多くのことを考え出したり、発展させたりしなければなりません。もしそれがわれわれにとっていかに変だと感じられたにしても、この方向で前進してきたのだし、トレーナーの可能性にしろ、選手の可能性にしろ広がってきたのです。フィギュアスケーターたちの滑りも良くなりました。いずれにしろ、われわれのスポーツはフィギュアスケートと名付けられているのであって、ジャンプとかスピンとかいう名前ではないのです。この観点からいって現代フィギュアスケートの枠は非常に広がったのです。
   (以下略)

対談者 オリガ・エルモーリナ
  1. 2013/05/22(水) 13:36:17|
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2012/05/18プルシェンコのtwitter

2013/05/18ロシア語ニュースサイトvesti.ruから引用

プルシェンコ手術後順調に回復

トリノオリンピックフィギュアスケートチャンピオン、エヴゲーニー・プリューシェンコは、背中の手術後順調に回復しているとのコメントを出した。彼は自分のtwitterに「私は全て順調で、快方に向かっています。皆様にここで挨拶させていただきます。そして私を信じてくださっていることに深く感謝しています。」と書き込んだ。
プリューシェンコは、1月下旬に背中の手術を受けた。六月中旬に通常のトレーニングに復帰する予定だとinterfaxは伝えている。
  1. 2013/05/18(土) 23:28:44|
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2013/05/11プルシェンコ、本格的トレーニングに着手

2013/05/11 ロシア語サイトRG.ru [ロシア新聞]より引用
プルシェンコ、本格的トレーニングに着手
テキスト執筆:ニコライ・ドルゴポロフ

フィギュアスケートオリンピックチャンピオンのエヴゲーニー・プリューシェンコが、大手術後、初めて本格的なトレーニングに入った。キスロヴォーツク市で、身体基礎作りのトレーナーとともに体躯を回復させている。これを昨日「ロシア新聞」に明かしてくれたのは、ジェーニャの従来からのコーチであるアレクセイ・ニコラエヴィッチ・ミーシンである。彼の話によれば、アルトウール・ガチンスキー、エリザヴェータ・トウクタミシェヴァもトレーニングを始めたという。彼らは、振り付け師たちと一緒に自分たちの新しいプログラム作りに励んでいる。

5月16日、木曜日に、モスクワ郊外ノヴォゴールスクにおいて、ロシアフィギュアスケート連盟執行委員会が開催される。そこでは、昨シーズンの結果確認、来るべきオリンピック年に向けてのロシア選抜チーム構成の承認、競技会スケジュール等が決定される見込みだ。

現在ロシアチームが恒常的にトレーニングを行っているノヴォゴールスクには、小規模なフィギュアスケート博物館がオープンする予定になっている。この栄光の間ともいうべき独自の博物館は、連盟幹部たちが意図しているように、勝利への意思統一へと我が国のフィギュア新世代をも駆り立てる役目を担うだろう。

  1. 2013/05/11(土) 22:13:38|
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タラソワ「コフトゥンはモロゾフのところで何も学んでいない」

2013/05/01 ロシア語サイトsports.ruより引用

フィギュアスケート功労トレーナー、タチヤーナ・タラーソヴァは、テレビチャンネル «ドーシチ»の番組Hard day’s nightの放送で、「コフトゥンは、まだ半製品だわ。彼はモローゾフのところにいたけれど、そこで何も学ばなかった。彼はやっとスタート台についたところ。もし彼が13歳の時にわれわれのところに来たなら、もう既に勝てていたわね。あのようにポテンシャルがある人間は、別のやり方でトレーニングすべきだわ」と語った。
  1. 2013/05/08(水) 22:03:13|
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2013/05/03プルシェンコ帰国

2013/05/03ロシア語サイト RG.ru ロシア新聞より引用www.rg.ru 
プルシェンコ帰国    テキスト執筆:ニコライ・ドルゴポロフ

連休前にアレクセイ・ニコラエヴィッチ・ミーシンが私に電話をくれた。色々なことを話した。しかし、プリューシェンコのトレーナーとして彼の胸にあることを質問しないでいることはできなかった。以下、ジェーニャ(エヴゲーニー・プリューシェンコの愛称—訳注)について聞いた。

ミーシン氏はため息をついた:この話題を避ける訳にはいかないようだね。先走りはしたくないがね、話しましょう。プリューシェンコは帰国しているよ。二三日のうちに会って、色々計画を話し合わなくてはならない。

—その次は?
アレクセイ・ミーシン:いつものようにトレーニングに入る。一般的なものから、身体全体の準備、回復から。いつものシーズンでやっていることだよ。

—トレーニングはどこで行うのですか。モスクワですか、ペテルブルクですか。
アレクセイ・ミーシン:全てが整ったらキスロヴォーツク(ソチの東250km—訳注)に出発しようと思っている。あそこは静かだし、良いところだ。だけれども、どうかまだ先走らないで。

—はい、教授、絶対にそのようなことは。ところで、いろいろな計画というのは、状況から見て、厳しいものになりますか。
アレクセイ・ミーシン:計画に変更はない。われわれはとても努力するだろう。

私は、ミーシン教授に礼を言い、深い絆で結ばれている二人の成功を祈った。ところで昨日、フィギュアスケート連盟会長のヴァレンチン・ニコラエヴィチ・ピセエフと話していて、新しい朗報を入手した:プリューシェンコはもうキスロヴォーツクにいて、練習を始めているというのだ。

—それじゃあ、もうすぐ氷上に出るのですか。
ヴァレンチン・ピセエフ:氷上は早すぎるよ。この時期は、我が国のフィギュア選手は皆、良いコンデションに持っていけるように身体の基礎を鍛えている時期だからね。ジェーニャもそれが終わってから氷に乗るはずだよ。

私見:独断かもしれないが私見を述べるのを許して頂きたい。今シーズンのフィギュア男子シングルの結果にはがっかりした。期待はずれの選手たちをどこまでも追いかけるのは難しい。特に、来シーズン、いや既にもうオリンピックシーズンに入っていると言っても良いシーズンでは。そこでは、審査員たちは慎重になる。たとえ、才能があっても新人では点を出すのに慎重になる。才能ある新人の季節は、ソチオリンピックの後にやってくる。いつものことだが、オリンピックメダリストたちは、冬期オリンピックのすぐ後に行われる世界選手権では、参加を見合わせるから。
 だからこそ、望みはプリューシェンコなのだ。彼には、いつだって、勇気、不屈さ、忍耐力が十二分に備わっている。ただただ、健康が悪化しないよう祈るばかりだ。

  1. 2013/05/05(日) 18:01:51|
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2013フィギュア世界選手権のロシアの論評から羽生、高橋の部分

ロシア語サイトより FSNews(フィギュアスケートニュース)
世界選手権2013
 リューシャ・ゲニシロフスカヤの論評(3月22日)より 高橋大輔、羽生結弦の部分のみ引用。

熱情的な高橋大輔=写真のコメント
信じられない才能の羽生結弦=写真のコメント

高橋にとっても羽生にとっても有終の美でシーズンを飾ることはできなかった。
結弦は、病気と怪我のあとで滑った。いつもそうであるように、その不屈の心を発揮して。羽生はいつも限界まで全力を尽くす。全ての力、全ての気持ち、自分を丸ごと氷上に置いていってしまう。
高橋にシーズン終盤で何が起きたのか、言うのは簡単ではない。このような彼を見るのは不安で悲しい。とは言え、彼の滑りから心が動かされない訳にはいかない。彼はどんな状態であっても観客の心を掴む。大輔は音楽と一体になり、氷上で音楽そのものに成り代わって、その心、その形を伝える。
  1. 2013/05/02(木) 00:32:22|
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2013年2月4日ブライアン・オーサーがフェルナンデス、羽生、プルシェンコを語る

ポータルサイト「sport-express」(ロシア語)から引用します。
http://winter.sport-express.ru/figureskating/reviews/28399/%0A
ソチへの道  フィギュアスケート
ウインタースポーツ 2013年2月4日 

    ブライアン・オーサー:「私は去年からプルシェンコのファン」
有名なカナダ人元フィギュアスケーターであり、現在は、バンクーバーオリンピックチャンピオン、ヨナ・キムを育てたトレーナーとして成功をおさめているブライアン・オーサー氏が、我らが「sport-express」誌に、ソチ2014のヒーローになるかもしれない自分の教え子たちについて語ってくれた。

話は、先のザグレブでのヨーロッパ選手権でオーサー氏の指導のもと勝利した教え子の一人、ハビエル・フェルナンデスのことから始まった。

—ヨーロッパ選手権の前に、フェルナンデスは完全に自分の力を信じることができていたとあなたは感じていましたか。というのも彼はフィギュアスケートが最も強いという訳ではない国の代表者であり、以前もそれで知られていた訳ですが。
—彼にとって重要だったのは、彼のことを本当に心から信じているトレーナーたちの集団に出会うことだったと思う。以前と比べると、ハビエルの今の状況は全く違っているよ。多数の中の一人にしか過ぎない、全体の一部分でしかないという場合と、片や今やチャンピオンであり、審判も含めて全ての人たちが、自分をしかるべく、最も強いものの一人として見ているという場合ではね。
 思うに、ヨーロッパ選手権は、ハビエルのこれまでの人生で経験したどの大会よりも重要なものであったかもしれない。スペインのフィギュアスケートには突破口が必要だった。この勝利はまさに必要とされるものだった。ヨーロッパ選手権というものは特別な大会だ。たとえば四大陸選手権というものと同じには言えない。私には理由をうまく説明できないけれども、どのスケーターにとってもヨーロッパチャンピオンというタイトルは特別な大きな意味を持っている。

— フェルナンデスがあなたのグループに入りたいと頼んできたときに、あなたは、スペインの男性シングルのスケーターを受け入れる価値があるかどうかと疑問を感じませんでしたか。
—実は、彼は本当に良い時期にやって来た。ちょうど、我々がユナ・キムと別れた時だった。それにもう一人の教え子だったアダム・リッポンも別のトレーナーのもとへ移っていった時だった。オファーがあった時に、私は空いていたんだ。(笑)私はフェルナンデスのことは知っていたし、彼が才能のある若者だってことは分かっていた。だから言ったんだ。「OK。七月に来なさい」と。一緒にやり始めた最初のシーズンは簡単にはいかなかったよ。やることがたくさんあった。私には、彼に教え込むことが山ほどあったよ。我々は、お互いに適応し合わなければならなかった。正直言うと、ハビエルは、苦しい練習をしなければならないこと、そしてその練習が後で報われるということが、すぐには理解できなかった。けれども彼はすぐにそれを学んだけれどね。

—フェルナンデスを男子フィギュアのリーダーの一人にどのようにして育てるかということが分かるまでに、相当時間がかかりましたか。
—私は、われわれの振り付け師であるデヴィッド・ウイルソンをとても信じている。私はハビのこれまでのプログラムをyou-tubeで見直した。そしていくつもの場面を頭に入れた。われわれは多くを変えた。ジャンプだけでなくステップもつなぎも。今では彼は、滑りの質、動き、ポーズの重要性を理解しているよ。

—それでは、彼は以前のように軽い喜劇的なプログラムで滑らないのでしょうか。
—彼の今のフリープログラム「チャーリー・チャップリン」もそれ程ドラマチックのものではないよ。あのプログラムは彼のために特別に作られたもので、とても彼に合っている。というのも、彼自身がこのアイデアを提案したのだからね。デヴィッドは、これまでフィギュアスケートのプログラムで何度か見てきたような伝統的なチャップリンにしたくなかった。それで、われわれは膨大な時間を使って、ほとんど全てのチャップリン映画のサウンドトラックに当たって探した。ハビはこの作業に夢中になった。というのも、彼が感じて滑れる音楽がわれわれには必要だったからね。これは彼にとってとても重要な一歩になった。自分自身で決めるということがね。これは私の全体的構想の中の大切な要素だ。そうなれば、思いつきというものを必要な水準に持っていくことはとても簡単になる。

—ショートプログラムに「ゾロ」を使うことは誰が言い出したことですか。
—デヴィッド・ウイルソンだよ。

—一見、このことは単にスペインのスケーターに水を得た魚のようになるテーマを与えただけのように感じられますが、実際はそうではないのでしょうね。
—全くその通りだよ。このアイデアに私がすぐさま感激して有頂天になったとは言えない。しかし、われわれは試してみようということになり、初期のいくつかの大会の後に結局やることに決めた。ショートはエレメントがいっぱいで、複雑な振り付けや筋書きを持つストーリーを表現する時間は単純に言ってない、というのがその特徴といえる。これは演出家にとってとても難しい課題だ。でもデヴィッド・ウイルソンは本物の職人だからね。今では、これはハビにとって良いプログラムだと私は思っている。それを滑っている彼が、自分をより強く感じられて、自信を深めることができているのだからね。

—フェルナンデスはあなたと一緒にやるなかで、どのように変わりましたか。
—彼は、人間としてもフィギュアスケーターとしても大人になり、成熟した。われわれは、スケーティングと技術にとても多くの時間を費やした。お分かりでしょうが、もし自分の足を信じられなかったら、大会に出て不安でドキドキしてしまう。彼の場合四回転を何回かするのですからはるかに大変なことなのですよ。これは簡単なことではありませんでしたが、トレイシー・ウイルソン(有名なアイスダンスのカナダ人女性フィギュアスケーター、現在はオーサーグループの第二トレーナー ・・・インタビュアーのエカテリーナ・クリニチェヴァの註)は、この問題の本物の専門家なのでね。たとえば、以前だとハビエルはいつもスピンではレベル1か2しか取れなかったが、今では一つを除いて全てでレベル4を取れるようになった。

—一つのプログラムの中に3回の四回転を入れるのは難しい決断でしたか。とにかく、大きなリスクですよね。
—その通りです。しかし、ご覧のように、われわれは彼のお陰で悪くないボーナスを受け取っていますよ。(微笑み)。実を言えば、このプログラムは、ハビが全ての要素をこなせるようになるために作られたものです。たぶん、来シーズンはショートの中に二回の四回転を組み込むでしょう。やらないって法はありませんよね。オリンピックイヤーですから、自分を超えて高みに飛び上がらなくてはね。

—三回の四回転で、日本人たちに打ち勝つためには十分でしょうか。
—(微笑み)忘れないでください。彼ら日本人たちのうち一人は私の教え子だということを(羽生結弦・・・註エカテリーナ)。でもご質問ですから答えますが、三回の四回転で足りると言えるでしょう。ユズルは二種類の四回転をやっています。トウループとサルコウです。ダイスケ(高橋・・・註エカテ)は二つのトウループ。他の選手たちは一回ずつです。でも、そこではとても質の良い三回の四回転でなければならないということです。同時に他の全ての要素で質が良い演技がともなっていなければならないことは、明らかですね。

—三回の四回転ジャンプ、これは限界でしょうか。それとも私たちは将来、一つのプログラムの中で四回の四回転というものを見ることもできるのでしょうか。
— それは可能でしょう。当然なことです。いつだって目標をより高める努力をしなければなりませんから。それがわれわれの仕事ではありませんか。一方で、それは、現在の規則や判定システムのもとではそう簡単なことではない、ということもあります。それのためには、なんらかの変更が必要になってくるかもしれません。しかし、私はどんな場合でも不平不満を訴えることはしません。たとえシステムが気に入らない時であっても、演技規則を受け入れ、働かなければなりません。

— 羽生結弦の状況はいかがですか。昨年暮れに全日本選手権で高橋大輔に勝ちましたが。
—彼は全てうまくいっています。ちょうど二三日前に、彼から電子メールを受け取ったばかりです。「トレーナー、できるだけ早く帰ってきてください。仕事にとりかかる時です」と言ってきました。実際のところ、私は、彼とハビが一緒にやっていることがとても気に入っているのです。一人が全てうまくいったとすると、もう一方の方は、彼のことで幸せを感じているのです。そのことが彼ら二人を前へと突き動かしています。そして二人ともとてもたくさん働いています。一言でいえば、われわれはすばらしい状況にあります。

—しばしば聞こえてくるのが、羽生はまだあまりに若すぎて、大きな勝利にはまだ精神的に耐えきれないのではないか、という声です。あなたは、そのような意見に賛成しますか。
—ユズルが精神的に不安定になることがあるのは事実だ。彼も、この点ではもっと大人にならなければならない。しかし、私が思うに、精神、神経は、実際は健康なのだ。人は皆、こういうものに直面して、克服することを学んでいくのじゃないかな。羽生はすでにこのことを理解し始めているよ。

—日本人フィギュアスケーターと一緒に働くことは、他のフィギュアスケーターと一緒のときよりも難しいということはありますか。
—全てがどうかは言えないけれど、こと羽生とのことは、全くそのようなことはないね。彼と一緒に働くことはおもしろいよ。もし、困難と表現するとすれば、唯一私がぶつからなければならない困難は、彼が時々、短い期間家に返してくれと頼むことだ。ユズルにとってとても大事なことは学校教育を受けることなんだ。そして、日本の最良の大学の一つに合格した。この教育の問題にかかわる全てのことをトロントからうまくできるように彼はしていかなければならない。
これは若者にとっては深刻な問題だ。だけれども、彼はなんとかやっていくと信じている。ユズルはとても賢い子だからね。そして、とてもとても才能があるんだ。本当に底知れない才能なんだ! 私自身、ここ四、五年、これらの若者たち(羽生とフェルナンデス・・・・註エカテ)を見守ることができるのにわくわくしているよ。

—最もおもしろいことが、すでに来年のソチオリンピックで起こるかもしれないですね。
— その通り! 私のチームは待ちきれない思いでいるよ。それがどうなるのか、プラグラムをどうするかなど、私はいつも考えている。

—ということは、あなたの教え子たちが何を滑るかということを、あなたは既に分かっているのですか。
—言えることは、私にはそれについてアイデアがある、ということです。ただ、全てはまだ変わる可能性がある。来シーズンに向けては全てにおいて正しい戦略を考え巡らせなければならないからね。

—あなたはザグレブでエヴゲーニー・プリューシェンコの演技を見ましたか。
—もちろんだよ。

—ショートの後棄権するという彼の決断に驚きませんでしたか。
—それは彼の、彼だけができる決断だからね。私には、それが正しかったのか正しくなかったのか判断できる立場にはない。プルシェンコはスーパー才能人。彼が以前のように、遥かに若い選手たちと戦いたいと思い、またそれができることは、賞賛に値するね。ザグレブで私が本当に驚いたのは、ショートで彼が四回転を回避したことだよ。なぜならプルシェンコは並ぶ者のない闘士だからね。シェフィルドで行われた前回のヨーロッパ選手権で彼が滑って以来、私は彼のファンになった。本当だよ。覚えている、その時思ったんだ。Ok, 認めないわけにはいかないとね。このように闘うことができるということは、彼はフィギュアスケートの神なのだと。それはただただ感動的だった!というのも、私は練習の時の彼を見ていたからね。その時は、心穏やかそうで、弱っているようにさえ見えた。しかし、プルシェンコは、スタートではまさにどのように集中しなければならないかを正確に知っている。彼がとてもソチに出たいと思っていることを知っているから、完全に回復し、コンデイションが整うようにと願うばかりだ。彼のような人間は、まわりの人たちみんなを前へと突き動かす。私の教え子たちにもそれが言える。彼らはプルシェンコを舐めるように見ているよ。それにプルシェンコは、特別なオーラに包まれた人たちが自分の周りに特別な雰囲気を作り出す、そういう人だ。それに気づかない訳にはいかないよね。

—あなたのかつての教え子である、朝鮮人女性のユナ・キムについてお聞きしたいのですが。彼女は今シーズン、アマチュアの氷上に再び復帰しましたね。彼女の最近の演技をご覧になりましたか。
—はい、ドイツの大会と韓国選手権で見ました。とても良い印象だったと言わなければなりません。彼女は、以前どおり世界で最良の女性フィギュア選手の一人です。最も優れたと言えるかもしれません。以前のように彼女が自分の滑りをした時、ユナ・キムはもう打ち勝ちがたい人です。ところで、東京での今度の四大陸選手権に彼女の名前がなかったので、驚きました。キムにとっては、浅田真央もいれば、水準の高いジャッジもISUの指導者たちも揃う最も高いレベルで演技することが大事なのかなと感じました。しかし、それがどのようなものであれ、それは彼女の選択。今年の世界選手権にエントリーすることは知っています。それに向けてのレベルは準備できるだろうし、素晴らしいものとなるでしょう。

—この三年間、彼女は期限なしの休暇をとったり、トレーナー、国や大陸を変えたり、カリフォルニアに転居したかと思えばソウルに転居したりと、激しい動きをしていますが、その原因はなんなのでしょうね。
—分かりませんね。彼女と一緒に仕事するのをやめてからは、実際、交流はありませんし。ただ、彼女は若い女性ですから、単に自分探しをしているのかもしれませんね。しかし、この間、自国のフィギュアスケートのためにも、韓国女性たちのためにも彼女は多くのことをやってきましたから、その点では賞賛しています。

ザグレブーモスクワ
           エカテリーナ・クリニチェヴァ 2013年2月4日
  1. 2013/05/02(木) 00:31:14|
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2012年12月7日グランプリファイナルの羽生結弦 ロシアの記事

ロシア語サイト イタルタス 2014オリンピック関連ニュース
http://www.itar-tasskuban.ru/news/article?type=city2014&i=35757
ソチ発 2012年12月7日の記事から引用します。

日本人フィギュアスケーター羽生結弦は、自分の18歳の誕生日に
グランプリファイナルに挑んだ

 ソチオリンピックで使用されるスケート場「アイズベルグ」で行われているグランプリファイナルで、日本人フィギュアスケーター羽生結弦は、自分の18歳の誕生日に、ショートプログラムで自分の持つ世界記録更新に挑んだ。しかし、それは成功しなかった。ショートプログラムで勝ったのは、自分のチームメートである高橋大輔で、92.29点だった。二位はカナダ人のパトリック・チャンで89.27点。羽生は三位で87.17点だった。
 羽生の世界記録95.32点は、グランプリシリーズNHK杯で出したもので、それ以前の世界記録はやはり自分が持つ95.03点だった。
 「今日、僕は神経質になっていて、自分の感情を全くコントロールできませんでした」と若いスケーターは打ち明けた。「今年のシーズンのグランプリで、初めてショートプログラムでミスをしました。多分気持ちが神経質になり過ぎたんだと思います。何と言っても、ファイナルですから。今日は三位でしたけれど、明日のフリープログラムでは、18歳にふさわしい演技をして、今日のミスを取り返したいと思います」と微笑みながら羽生は締めくくった。
 彼には、そこにいた全ての記者たちの嵐のような喝采が贈られた。彼は、恥ずかしそうに両手で顔を覆った。羽生は、自分の熱狂的なファンたちに、ロシア語で「スパシーバ(ありがとう)」と言って感謝した。

 
  1. 2013/05/02(木) 00:29:51|
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