あれこれ

2015/11/28 羽生結弦の世界記録について、専門家たちに聞く

http://www.sovsport.ru/gazeta/article-item/862448

2015/11/28 羽生結弦の世界新記録について専門家たちに聞く。「彼は良い意味で日本を沸かせた」

====「ソヴェツキー・スポルト」の記事より抜粋、引用====

羽生結弦の世界記録についてどう評価するかを、Sovsport.ru解説者アンドレイ・シモネンコが、三人の著名なシングルスケート専門家たちに聞いた。

[これは実質的に天井]
ソヴィエト連邦時代に初めての世界チャンピオン、セルゲイ・ヴォールコフを育てた、ソ連、ロシア功労コーチ、ヴィクトル・クドリャフツェフ。

「グランプリの今回の大会で羽生結弦が成したことは、比類のない到達だ。もし技術点について言うとすれば、ある程度、これは実質的天井だと私は感じる。結弦のコンポーネンツは、まだ少しだけ伸ばすことが出来る。しかし、最高難度の二つのプログラムを最高レベルで、このように力強く、安定して実行することは、極めて稀有なことだ。

だから私が指摘したいのは、羽生の記録的到達が、彼と戦うことが出来ないということを意味しているのではないということだ。世界選手権やオリンピックでは、グランプリ大会とは全く異なる緊張がある。そして、そこで勝利するのは、この緊張に耐えられる者だということだ。

この記録は、非常に長い期間更新されないで残るだろうと思う。今、それを更新出来るのは、早い話が、羽生自身だけだ。しかし、いつか中国のジン・ボーヤンが、もっと高得点を出すかもしれない。彼は既に現在『クワドラプルルッツ-トリプルトウループ』のコンビネーションをやっているし、二つのプログラムで6つの四回転ジャンプを申請している。もし、滑りの表現性、スケーティングスキルを進歩させれば、彼の得点は羽生の得点に近づく。それがいつ出来るか? 2018年オリンピック近くには、彼は確実に整えるだろう」。

[羽生の記録を破るのは、もっと多くの四回転を跳ぶ者だ]
オリンピックチャンピオン、アレクセイ・ウルマーノフ、アレクセイ・ヤグージン、エヴゲーニー・プリューシェンコを育てたロシア功労コーチ、アレクセイ・ミーシン。

「超えることが出来ない記録は無い! 羽生結弦の記録も超えられるだろう。それを超えるのは、もっと多くの四回転を跳ぶ者だ。それは、中国のジン・ボーヤンかもしれない。彼は既に現在、二つのプログラムで6つの四回転をやり始めている。

一方で、たとえばパトリック・チャンのようなスケーティングと氷上飛行の神は、この記録に近づくことが出来ない。確かにパーニン・コロメーンキンも言った:フィギュアスケートとは、実際のところ、滑ることではない、氷の上を飛ぶことだと。しかし、スケーティングの分野では及びもつかないスーパーフィギュアスケーターのチャンをもってしても、これは助けにならない。

私は、働き始めた1970年から言っている:フィギュアスケーターのスキルの頂点は、多回転ジャンプだと。このことを今日われわれは目にしている。羽生結弦が、パトリック・チャンよりも良い滑りをすると言うことは、われわれは出来ないし、それは真実ではない。その代わり、結弦が二日間で5つの四回転ジャンプをしたことをわれわれは見ている。そしてその結果がここに実在する」。

[羽生の得点は、完全に正当であり、公正だ]
アレクセイ・ウルマーノフ:現代ロシア史上最初の男子シングルオリンピックチャンピオン。現在はオリンピック女王ユーリヤ・リプニーツカヤのコーチ。

「羽生結弦は、エレメンツを最高レベルで実行して、最高レベルの滑りを披露した。全てのエレメンツにプラスが付き、それをプロトコールでわれわれは確認した。音楽を素晴らしく感じ、良いプログラム、振付け、解釈を自分のものにしている彼のこのような滑りに対し、どのようなコンポーネンツを付けられるだろうか? 9.50から10の範囲だ。その結果が記録的な得点となったのであり、完全に正当で、公正な点数だ。

今日私は既に質問された:一体322ポイントとは何なのか? どうしたらこれが可能なのか? 私は次のように答えよう。そもそも四回転サルコウを跳ぶことは簡単なことではないし、それを素晴らしく跳べるのは世界で少数の者だ。結弦はそれを素晴らしく遂行したし、私も、もしジャッジ席にいたなら+3を付けただろうと。それにそもそも私なら、どこに+2を付けただとか、どこに+3を付けただとかと言って議論するようなことはしないだろう。彼が322ポイントでなく315ポイントだったとして、何か変わるだろうか? それじゃ318ポイントだとしたら? 変わりはない。

われわれが言っているのは、オリンピックチャンピオン羽生結弦が素晴らしくフリープログラムを滑ったということだ。彼は何点取るべきだったのか、190? 彼は前日も、ほぼ素晴らしい出来でショートプログラムを滑った。完全に演技に見合った形でこのような点数を得る時、私はとても嬉しい。私はこの若者がこのようなパフォーマンスをしたことが嬉しい。彼は自分のことも、コーチも、肉親も、近しい人たちも喜ばせたし、何百万というフィギュアスケートファンも喜ばせたのだ。彼は日本中を沸き返らせたし、それは素晴らしいことだ。

この記録を誰かが破るか? もちろんだ。全ては進歩する。かつては300ポイントという点数は、われわれには非現実的なものだった。しかし、今日われわれは322ポイントを見た。中国のジン・ボーヤンも見た。彼は四回転ルッツを跳んでいるし、競技のなかで非常に安定してそれを披露している。このように選手たちは全てを自分たちの手の中に持っているのだ。しかし、誰が、いつこの記録を破るのかは私には分からない」。
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  1. 2015/11/30(月) 03:21:32|
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2015/11/28 日本のガガーリン。羽生結弦はさらに二つの宇宙的記録を樹立した

http://sporteveryday.info/pages/yaponskiy-gagarin-yudzuru-hanyu-ustanovil-eshhe-dva-kosmicheskih-rekorda-video/

2015/11/28 日本のガガーリン。羽生結弦はさらに二つの宇宙的記録を樹立した

====Sport everydayの無名記事より引用====

男子シングルオリンピックチャンピオン羽生結弦は、長野におけるグランプリ大会二日目でも、引き続き歴史を作った。彼は自分のプログラムを非凡に演じきり、近い将来はもとより、恐らく遠い将来においても誰も超えることが出来ないような宇宙的得点を出して見せた。そして同時に合計得点も新記録となった。

[滑りは練習に応じている]
グランプリシリーズ男子シングルのロシアのファンたちには、悲しい結末だった。わがロシアの誰一人グランプリファイナルに進めなかった。特に残念だったのは、マクシム・コフトゥンだ。途中で中止されたボルドーの大会では、ショート2位だったが、その成績が最終成績となったため、彼のチャンスはほぼ100%だと思われた。バルセロナへの切符を得るためには、コフトゥンは長野で5位に入れば十分だった。ところが彼は、こう言っては失礼だが、10位だった。

今マクシムを中傷して、彼はいつも期待を裏切るというのは何よりも簡単だ。でもそれはすべきではない:少なくともマクシムには、このシリーズを成功のうちに終了することを期待するには極めて困難な二つの理由があった。一つ目は足の怪我だ。そのせいで彼はシーズン開始が大きく遅れた。フィギュアスケートで運良く事が運ぶなどということは非常に稀なことだ。大抵の場合は、「スケートアメリカ」での勝利の後若いジェーニャ・メドヴェージェワが口にした「滑りは練習に応じている」という法則が通用する。あるいは、別の言い方をするとすれば、「薄いところが破ける」ということだ。それが長野でも起こったのだ。

第二の理由は、日本大会には、マクシム・コフトゥンのコーチのエレーナ・ブヤーノワが病気でいなかったのだ。心理的なものが大きなウエートを占めるスポーツ種目において、決定的で最も重要な指示を出す人間がリンクサイドにいることは、極めて重要なことだ。その人がいなかった時、選手は働くことが出来るかもしれないが、あるいは砕けてしまうかもしれない。コフトゥンの場合は、残念ながら後者だった。

[不朽の記録か?]
一方、日本のグランプリ大会男子シングル競技の最後で私たちは今日、アスリートは決してあきらめてはならないという、もう一つの証明を見た。羽生結弦に対しては、彼がいつも転倒するといって、どれ程のいやみが言われただろう! また今シーズンのカナダでのグランプリ大会で、笑い話になるようなばかばかしいショートプログラムの滑りで6位になった時には、彼はどんなに自分自身を笑っただろう! その時、誰が一体、一ヶ月後にこの日本人が全ての世界記録を塗り替えるばかりでなく、この先当分は誰も到達出来ないような高さにまでバーを持ち上げるだろうと想像しただろうか? 結弦自身もその時、このことを考えたかどうか疑わしい。

この二日間、羽生の演技で見たものを冷静に評価し、この記録が不朽のものであるかどうかを見ていこう。金曜日(27日)、彼はショパンの音楽に乗せて二つの四回転ジャンプを組み込んだショートプログラムを滑った。二つジャンプのうちの一つは、小さな欠陥付きで実行された。すなわち、改良の余地が少しそこにはあるということだ。しかし土曜日(28日)、結弦は日本的テーマの作品を、文句をつけようがない程クリーンに滑りきった。三つの四回転ジャンプ、そのうちの一つは、プログラム後半でのトリプルトウループとのコンビネーション、二つのトリプルアクセルもコンビネーション・・・ただ、アクセルの一つには、二回転ではなくトリプルトウループを付けて、少し得点を増やすことも出来た。恐らく、これが全てだ。

しかし、羽生がこれ程我を忘れて、全身を使い、格段に質の良い滑りを見せたのが最初のことだったことを、もし考慮するとすれば、次のこのような機会はすぐには訪れないかもしれない。そうなると、長野のビッグハットスポーツアリーナでソチオリンピックチャンピオンの滑りを見て、歓喜で文字通り唸っていた人たちを羨むことしか出来ない。彼らの目の前で、歴史的規模の出来事が起こった:羽生が宇宙的としか言いようのない得点をものにしたのだ。今のジャッジシステムが導入されて初めて、スケーターがフリープログラムで200ポイント、二つのプログラムの合計で300ポイントという点数を超えたのだ。しかも大幅に。

しかし、かつてガガーリンの宇宙飛行が繰り返され、その後さまざまなパラメーターによって超えられたように、結弦の到達点を超えることが出来るスケーターがいつか現れるだろう。もしかしたら、パトリック・チャンが、自分のプログラムの難易度を急激に高めることが出来たなら、彼がその人になるかもしれない。彼は既に、羽生に劣らず魅惑的に滑っている。あるいはもしかして、次のフィギュアスケート宇宙の征服者は、ジン・ボーヤンがなるかもしれない。彼はまだ四回転ジャンプの数に集中しているけれども。グランプリ日本大会では、その四回転を五つ実行した。その中には、羽生が習得していない四回転ルッツ2度も含まれている。ただ、音楽の解釈、振付け、スケーティングスキルにおいては、ボーヤンとオリンピックチャンピオンの間は、月との距離程も開いている。

あるいはもしかして、いつか羽生の記録に、マクシム・コフトゥンが近づくかもしれない。2度のロシアチャンピオンのポテンシャルは、疑いなく存在する。彼に必要な全ては、体を使って、懸命にせっせと働くことだ。陳腐で申し訳ない。でも勤勉は、どんなおとぎ話をも実話にしてくれる — 正にそのことを、ウィニー・ザ・プーを愛する人が、私たちに示してくれたのを見たばかりなので・・・


(訳注:以下のコメントを頂きました。大変分かりやすいので勝手ではありますが、そのまま貼らせて頂きます。

「>ただ、アクセルの一つには、二回転ではなくトリプルトウループを付けて、少し得点を増やすことも出来た。

フリープログラムでは、羽生選手は4Tと3Aを2回ずつと3Tを1回跳んでいるので、ザヤックルールにより、2回目の3Tを跳ぶことはできない(無効になる)と思います。この訳文の内容はルールを違えています。
該当箇所について注釈が必要ではないかと思いますのでご検討ください。」

確かにシングルフリーでは、3回転以上のジャンプは2種類だけ2度行えるのですね。『通りすがりのフィギュアファン #9L.cY0cg』さま、ご指摘ありがとうございました。)
  1. 2015/11/29(日) 03:19:43|
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2015/11/27 日本のクリスタルガラス。羽生結弦の空前の記録 ー 106.33 !

http://www.sport-express.ru/figure-skating/reviews/942044/

2015/11/27 日本のクリスタルガラス。羽生の空前の記録 — 106.33!

(エレーナ・ヴァイツェホフスカヤ:「スポーツエクスプレス」解説者)
グランプリシリーズ最後の大会男子シングルショートプログラムで、ソチオリンピックチャンピオン羽生結弦が自分の滑りで106.33ポイントを獲得し、空前の記録を樹立した。

もし専門的観点のみを持って論じるとすれば、この日本人の全体的結果ではなく、羽生の得た技術点こそ、遥かに大きな記録達成だと私は指摘したい。オリンピックチャンピオンが氷に登場する直前まで、北京のシナリオの全てが長野で再現されていた。中国大会では、少し前までジュニアだったボーヤン・ジンがショートプログラムで2度の四回転ジャンプを跳び、そのうちの最初のもの(ルッツ)は稀有なコンビネーションで遂行され、トータルの技術点で53.76ポイントを記録して、現世界チャンピオン、ハビエル・フェルナンデスを技術点で打ち負かしたのだった。

金曜日(27日)、この中国人はさらにバーを上げ、技術点で、男子シングルにとって無条件で記録的な56.50ポイントを獲得した。これに対して公式的優勝候補者が何を持って答えることが出来るのか、それは極めて興味深いことだった。

フリープログラムを滑るための体力や持久力が、結弦には月並みに不足している時でさえも、ショートプログラムは彼の十八番だった。彼はこの種目で100点越えが出来た最初の選手だ。それはソチオリンピックでの出来事だった。ついでに言えば、それは偶然の重なり合いでは全くなかった:それより2ヶ月前のグランプリファイナルで、羽生はこの境界に限りなく近づいていたのだから。そこでは禁断の領域とも言える100点にわずか0.16ポイント足りなかった。

ことばを変えれば、ブライアン・オーサーの下へ移った時からショートプログラム作成ではほとんど不発がなく、このスケーターにとって一種の戦略的武器だった。

今シーズンの最初の失敗は、ほとんどホームであるカナダ大会で起こった:結弦は突然、試験的にプログラム後半に予定していた四回転ソロジャンプも無く、コンビネーションも無いまま終わった。「突然」と言ったのは、何の失敗の予兆も無かったからだ:プログラムの滑りは、極めてクリーンなトリプルアクセルから始まった。そのアクセルで羽生は基礎点8.50のところ、最大限可能な点数11.50ポイントを獲得したのだ。

オリンピックチャンピオンチームは、長野で新しい実験を決断した:結弦はショートプログラムに、さらにもう一つの四回転ジャンプを付け加えた。

おそらく、このような展開には驚かされたかもしれない:今の仕事の体制でプログラム得点を100ポイント集める能力のある選手が、何故にさらなるリスクを冒すような頭痛の種を? 私が予想するに、ライバルのなかにボーヤン・ジンのようなスケーターがいるのであれば、大部分のライバルたちよりも遥かに豊かに賦与された羽生の天賦の才をただ待っている必要は全く無い、プロセスを自然の成り行きに任せよう、教え子の可能性を最大限に絞り出す必要がある、と正確に計算した最初の人はまさにオーサーだったと思う。別の言い方をすれば、シニアの氷に並外れた跳躍力を持った中国人が現れたことで受け入れられた男子の技術競争に、単に割り込むだけでなく、それをリードするチャンスを得る必要があると。

多分オーサーは、競技スポーツの様々な現象を良く知っている人間として、ボーヤン・ジンがどれ程早く進歩出来るかを良く分かっていた。中国のアスリート養成システムは、育成の部分でも、トレーニング戦略でも、弱い所は実際上無くなってから既に久しい。これは絶対的に全てのスポーツ種目で言えることであり、特にウインタースポーツにとっては、2022年の本国開催のオリンピックと関係して特別な意味を持っているのだ。

特に今シーズンのボーヤン・ジンの進歩は、これを明確に証明している。よって羽生の二つ目の四回転は、やむなき必然だったのだ。

措置は成功を収めた:クリスタルガラスのように澄んだショパンの作品に素晴らしく入り込んだ二つの四回転は、ほぼ理想的に遂行され、羽生はボーヤン・ジンを技術点で勝る(59.44)ことが出来た。オリンピックチャンピオンが氷に出てくる直前まで、これはあまり現実的な課題ではないと思われていたのに。

こうしてショートプログラムの男子の記録は、達し難い高みにまで伸びた。ボーヤン・ジンが(中国のスポーツテクノロジーには限りなく敬意を表するが)今シーズン、羽生、フェルナンデス、あるいはパトリック・チャンと演技構成点で肩を並べるレベルまでに成長出来るとは思わない。

一方、二つの四回転ジャンプを持つプログラムで成功した滑りは一つ — これが唯一の成功した滑りだ。かくして羽生は依然として、世界に証明するものを持つ存在としてある。
  1. 2015/11/28(土) 03:18:10|
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2015/11/26 マイア/アレックス・シブタニ組は、今シーズンのリーダーになるかもしれない

http://www.sport-express.ru/figure-skating/reviews/941718/

2015/11/26 エレーナ・ヴァイツェホフスカヤ「マイア/アレックス・シブタニは、今シーズンのリーダーになるかもしれない」


====「スポーツ・エクスプレス」のエレーナ・ヴァイツェホフスカヤの記事「コフトゥン対2022年中国オリンピックプロジェクト(ジン・ボーヤン)」と題された記事より抜粋、引用====


長野でのチャンピオンシリーズ最終戦までには、ファイナル進出が保証された選手たちの名前が既に分かっている。誰がどのような条件のもとで宿願の6人(組)に入れるチャンスをまだ持っているのかを計算してみるのも面白い。あるいは、シングルの浅田真央や羽生結弦、ペアのメーガン・デュアメル/エリック・ラドフォード組などのようなグランプリ大会第6戦の絶対的な優勝候補について書くのも面白いかもしれない。

しかし、私はそのどちらもしない。私の見方によれば、グランプリ日本大会で注目すべきは別のことだ:今シーズンまで何ら素晴らしい結果を期待されずに、言って見れば優勝候補ではなく、中間的階級の人と考えられていた選手たちこそ、この大会は面白い。

その顕著な例が、6シーズン、アメリカナショナルチームのメンバーになっているマイア・シブタニ/アレックス・シブタニ組だ。

彼らはグランプリカナダ大会で2位にとどまった。ケイトリン・ウィーバー/アンドリュー・ポジェに負けたのだが、本当は、この順位は、カナダ人たちがホームで滑った結果にしか過ぎない。技術においては、アメリカの彼らが二回とも1位だったし、コンポーネンツで負けたのだってほんの僅かだ。

このダンサーたちが高いレベルの大会で滑り始めたばかりの時、コーチのマリーナ・ズーエワはこう言った:兄妹のデュエットというのは、初めから、『恋愛』をテーマにした多様な変奏曲を利用出来るスケーターたちに宿るような、カリスマ性を持つことが出来ないのです。ですから、プログラムは、純粋無垢や快活さといったもので作られます。今はこれらの全てが、上手く作られたプログラムを土台にして輝き始めています、と。

世界は、この日系アメリカ人を今シーズンのリーダーとして迎えるかもしれない。多くのライバルたちと違って、彼らはさらに並外れた安定性をも備えているのだから。
  1. 2015/11/27(金) 01:21:00|
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2015/11/25 アレクサンドル・スミルノフ「どんなに難しいプログラムでも、尻餅をついたら見て面白くない」

http://fsrussia.ru/intervyu/1492-aleksandr-smirnov-kakoj-by-slozhnoj-programma-ni-byla-no-esli-ona-ispolnena-na-pyatoj-tochke-ee-neinteresno-smotret.html

2015/11/25 アレクサンドル・スミルノフ「どんなに難しいプログラムでも、尻餅をついたら見て面白くない」

====ロシアフィギュアスケート連盟のサイトから。ユーコ・カワグチとペアで滑っているアレクサンドル・スミルノフへのオリガ・エルモーリナのインタビュー記事より、抜粋、引用====

—サーシャ、あなたとユーコはグランプリファイナルに選ばれました。これまでこの大会でのあなた方の演技は、いつも上手くいっていた訳ではありませんね。今回はどのような気持で行きますか?

「ホームに帰って準備を続ける。確かに僕たちは今までのグランプリファイナルで上手く行かなかった。でも、これら全ては過去のことだ。昨日に生きてはいけない。それは正しい気分を妨げるだけだ。バルセロナでは、やろうとしているもの全てをやるつもりだ。後のことはジャッジが決めれば良い。結果は遂行した仕事によるだろう」。

—モスクワでのグランプリで、フリープログラムの前に、あなた方のコーチのタマーラ・ニコラエヴナ・モスクヴィナは、どのような状況であろうとも二つの四回転スロージャンプはどの試合でもやらなければならないと言明しました。それに同意しますか?

「同意する。ましてこのグランプリではこの難しいエレメンツを試す絶好の機会が整っていた。ポイントは取れていたし、特別に何のプレッシャーも無かった。僕たちは、三回転スロージャンプにすれば何の苦もなくフリープログラムを滑ることも出来た。しかし、もし僕たちが難しいエレメンツをやりたいとしたら、練習ではないところでもそれらをやらなければならない。何故なら練習では誰だって全てをやっているし、試合でやって初めて良くやった、ということになるのだから」。

—あなた方は既に二試合続けてフリープログラムで二つの四回転スロージャンプをやっています。心理的にこれに慣れましたか、それともプログラムに難しいエレメンツを組み込むことで少し通常の軌道から外れてしまったということはないですか?

「今の状況としては、二つ目の四回転サルコウジャンプは、僕たちは何倍もクリーンに、より頻繁に跳べている。それはもう普通の難しいエレメントと同じだ。しかし、ループはまだ完全に準備が出来ている訳ではない。でも頑張っているところだ。それを学び始めたのはそれ程前のことではないのだから。でも、このことは試合でこのエレメントを試す障害にはならない」。

—ウルトラCのエレメンツに関しては意見が分かれています。エレメンツをより簡単にして安定させ、プラス点をもらった方が良いと言う人たちもいますし、ウルトラCに挑戦してリスクを賭けるべきだと言う人たちもいます。あなたのチームは後者を支持しているのですか?

「正直に言うとすれば、これに関して他の人たちが何を思っているかについて僕はあまり興味がない。僕たちは我が道を進んでいる。僕たちと、僕たちのファンが気に入っているプログラムを、僕たちの振付師やコーチが考えているように、僕たち自身が感じるようにやっている。その後で、もしファンたちの肯定的な声が聞こえてきたら、それは、すなわち、僕たちが良い方向を選んだということだ。僕たちは目標を設定した。それについて誰が、何を思おうと、僕たちにはどうでも良いことだ。

一方で、難しいプログラムはクリーンに滑らなければならない。どんなにプログラムが難しかろうと、それが尻餅をついて行われたなら、それを見るのは面白くないし、得点だって高いものにはならないだろう。やはり、ミスは避けるようにしなければならない。それに滑りも、他の全てのエレメンツをやらなければならない。難しいことをやると言ったからには、エレメンツをやって、安定してやって、ミスせずに、転倒せずにやらなければならないのだ」。

—モスクワでのグランプリ期間中に、ユーコは誕生日を迎えました。ホームに帰ったらお祝いをするのですか? 

「多分、パーティーをすると思う。プレゼントはユーコにもう渡してある」。

—立派なもの?

「立派なものだよ。自分のパートナーへのプレゼントを僕は決してケチらないよ」。
  1. 2015/11/26(木) 01:29:23|
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2015/11/24 エレーナ・ラジオノワ「『新しいレーナ』 ー それは中国後の生活態度」

http://fsrussia.ru/intervyu/1489-elena-radionova-novaya-lena-eto-zhizn-posle-kitaya.html

2015/11/24 エレーナ・ラジオーノワ「『新しいレーナ』 — それは中国後の生活態度」

====ロシアフィギュアスケート連盟のサイトから。オリガ・エルモーリナ、タチヤーナ・フレイドの連名記事からの抜粋、引用====

—レーナ、なぜこの『ロステレコム・カップ』大会があなたにとって最も難しいものだったのですか? とても多くのものを乗り越えなければならなかったと言っていましたね?

「なぜなら、シーズンはあまり良い始まり方ではありませんでした。怪我があり、そのせいで『フィンランディア・トロフィー』に出場出来ませんでした。続いて中国へはインナ・ゲルマーノヴナが、私と一緒に行けなかった。北京でのパフォーマンスはあまり上手く行きませんでした。落胆してモスクワに帰り、思いました:『あ〜あ、成長期が始まったのだわ。これを越えなければならない』と。ですから、モスクワのグランプリでの勝利は、私にとって多くの意味でとても難しいものだったのです。これは自分に対する勝利でした。私は自分自身に、戦えることを、プログラムをクリーンに滑れることを証明したのです。私にとってそれは、本当に非常に重要なことでした。モスクワでの試合は、私にとって本当に簡単ではありませんでした。でも私は立派に滑ることが出来たのです」。

—ロシア選手権の前に何かを変えるつもりはありますか?

「いいえ。一体何を変えるの? ロシア選手権は一ヶ月後です。その期間で何かをきちんとやることは出来ません」。

—エカテリンブルクでは、女子の試合は非常に厳しい戦いになりますね? この試合に向けてどのような準備をしますか?

「女子選手は全員、全てのことを出来ます。全員が跳べるし、全員が素晴らしいのです。ロシア選手権を制するのは、鋼鉄のような神経を持っている人だと私には思えます。エカテリンブルクの試合は、神経戦が大きくものを言うでしょう」。

—でもあなたは十分に経験豊富なアスリートですね。世界選手権やその他の大きな大会を経験しています。

「ロシア選手権で何が起こるか、表彰台がどうなるかは、今のところ誰も想像出来ないと思います。全てのスケーターにチャンスがあります。全てを待つのみです」。

—ロシア選手権の前にグランプリファイナルがあります。あの大会はあなたにとってどんな意味がありますか?

「私は、グランプリファイナルはとても重要な試合だと思います。そうでなかったら、何のために、何故私たちはグランプリ大会で頑張るのでしょう? ファイナルは、権威のある重要な大会だと感じます。それに出場メンバーは全員が強い女子選手です。私はファイナルに選ばれるのはこれで3度目です。最初は4位、次が2位でした・・・」。

—「メガスポルト」でグランプリモスクワ大会が行われた時のことを覚えていますか? あなたはあの時若いスケーターとして、エキシビションナンバーを滑りました。今やあなたはモスクワグランプリの勝利者ですものね。

「はい。ちょっと前にそのことを思い出しました。とても昔のことに感じます。今見ている小さな女の子たちのように、私もかつて同じようにぬいぐるみを拾って、選手たちのところへ運んだのです。これらのスケーターのなかから将来のチャンピオンが生まれるでしょう。私たちのロシアでは、立派な、強い後継者が育っていることを信じています。

ジュニアからシニアに移った時、初めはそれが全く信じられませんでした。最初のグランプリ、彼らは大人のタイトルを持っている選手たちなのです! そこで私は何と浅田真央と一緒に出場する巡り合わせになりました。私は15歳でしたが、あのようなスターたちが隣を歩いているのです! 今では慣れましたし、多くの選手たちと知り合いです。だってシニアで出場して実質シーズン二年目ですから。以前は私のことを誰も知りませんでしたし、私も誰のことも知りませんでした。英語で話すのも恥ずかしかった。今では心理的バリアも言語のバリアももうありません」。

—モスクワでのグランプリの後あなたは、「新しいレーナ」になったと言いました。どういう意味ですか?

「成長したという意味でそれを言いました。夏の間に5㎝くらい背が伸びました。でも自分の中で特別変わったことはありません。氷の上でもそれを感じません。確かに時々、何かが出来て、何かが出来ません。でもそれは普通のことです。どんな選手にだってそのようなことはあります。試合に向けて準備しようとして、トレーニングでしょっちゅうあります。ですから新しいレーナというのは、(そのような身体的な意味ではなく)大体は中国後の生活態度を言っているのです。あの大会の後私は、独立心がより強まったのです」。
  1. 2015/11/25(水) 01:51:07|
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2015/11/22 アレクサンドル・ラケールニク「良い結果だったが、決して気を抜いてはいけない②」

http://fsrussia.ru/intervyu/1483-aleksandr-lakernik-rezultat-khoroshij-no-rasslablyatsya-nelzya-nikak.html

2015/11/22 アレクサンドル・ラケールニク「良い結果だったが、決して気を抜いてはいけない②」

====ロシアフィギュアスケート連盟のオフィシャルサイトから、オリガ・エルモーリナの記事を引用====

(つづき)
* 女子シングルについて *
「女子に関していえば、モスクワグランプリでの1位から3位までの表彰台が、全てを物語っている。徐々にコンディションを整えつつあるアデリーナ・ソートニコワ、これも非常に肯定的な点だ。なぜなら、彼女のフリープログラムは、三つのミスはあったけれども、非常に素晴らしく見えた。アデリーナ、レーナ・ラジオーノワ、ジェーニャ・メドヴェージェワ、それに加えてリーザ・トゥクタムイシェワ、アーニャ・ポゴリーラヤ、ユーリャ・リプニーツカヤだ。ロシア選手権は、非常に厳しい競技会になるだろう。

しかし、ここでわれわれが理解しなければならないのは、トリプルアクセルを跳ぶ浅田真央とリーザ・トゥクタムイシェワを、おそらく、除けば、全ての選手の技術は、実質的に同じだということだ。一つのミスを犯すだけで、ライバルたちは上に行くだろう。このようなケースを、今年われわれは既に見ている。だから女子の成績が非常に良かったからといって、決して気を抜いてはいけない。

ロシアチームの今回の大会の成績を、私は肯定的なものとして評価したい。しかしこれは、われわれがどこかに到着し、運転を少し休んでも良いということを意味しているので全くはない。この結果が示しているのは、われわれが正しい道を進んでいるということであり、この方向で前進しなければならないということだ」。

* アイスダンスについて *
アイスダンスについては、私は幾分異なる観点からアプローチしたい。われわれは何故オリンピックで、カナダペアにもアメリカペアにも敗れたのか? 何故ならロシアのデュエットは、おそらくエレーナ・イリイヌィフ/ニキータ・カツァラーポフ組を除いて、ライバルたちよりも何倍もゆったりと滑ったからだ。ライバルたちは氷上を飛んでいた。イリイヌィフとカツァラーポフは、最良の時には、リーダーたちとほぼ同等のレベルだった。しかし、残念ながらペアは解散した。だから今は、規則に則ったアイスダンスのエレメンツをクリーンに遂行しながら、あのように非常に早いスピードで滑れるペアを養成しなければならないのだ。

この面では、ヴィクトーリヤ・シニーツィナ/ニキータ・カツァラーポフ組は、あるべき方向に前進しつつある。ロシアのグランプリではフリープログラムを滑る際に、シニーツィナ/カツァラーポフ組はより確実にエレメンツを行うため、どこかで少しだけ予防線を張っていた。しかし、彼らはスピードを加え、手を体から離して滑らなければならない。そうすれば素晴らしく見えるだろう。しかし、ここでのフリープログラムでは、彼らは強いライバルたちと同等だった。アイスダンスではすぐに高い得点には結びつかないのだから、練習を重ねなければならない。

モスクワで彼らは良い滑りをしたが、もっと良く滑れる。そのためには彼らは多くの練習をして、競技経験を積まなければならない」。
  1. 2015/11/24(火) 01:46:02|
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2015/11/22 アレクサンドル・ラケールニク「良い結果だったが、決して気を抜いてはいけない①」

http://fsrussia.ru/intervyu/1483-aleksandr-lakernik-rezultat-khoroshij-no-rasslablyatsya-nelzya-nikak.html

2015/11/22 アレクサンドル・ラケールニク「良い結果だったが、決して気を抜いてはいけない①」

モスクワでのグランプリシリーズ第5戦「ロステレコム・カップ」でロシアのフィギュアスケーターたちは7つのメダルを獲得した。大会勝利者になったのは、クセーニヤ・ストルボーワ/フョードル・クリーモフ組(ペア)、エレーナ・ラジオーノワ(女子シングル)。銀メダルは、アジヤン・ピトケーエフ(男子シングル)、ユーコ・カワグチ/アレクサンドル・スミルノフ組(ペア)、エヴゲーニヤ・メドヴェージェワ(女子シングル)。銅メダルは、ヴィクトーリヤ・シニーツィナ/ニキータ・カツァラーポフ組(アイスダンス)とアデリーナ・ソートニコワ(女子シングル)。

ロシア選手たちの競技の総評を、ISUペア・シングルスケート技術委員会委員長アレクサンドル・ラケールニクがコメントした。

「グランプリモスクワ大会は、フィギュアスケートの本当の祭典になった。大入り満員のマーラヤ・スポーツアリーナ『ルジニキ』がその証明だ。わがロシアでこのスポーツ種目はかくも愛されているのだ。

一方でこの大会では、大会ホストとしてアドバンテージを与えてわれわれを採点するようなことは無かった。主催者が快く迎えてくれると、少しだけ彼らを助けるような状況が起こることがある。しかし、このモスクワグランプリでは、そのようなことを私はそもそも感じなかった。ここではわれわれは十分に厳しく採点された。ゆえに、成績は完全に信用出来るものであり、ロシアの選手たちが滑った通りのものだ。皆が良く滑った。

別の問題として、われわれは今、重要な競技大会に少しずつ近づきつつある。国内のロシア選手権、それに続くISU選手権だ。シーズンのこれらの大会に向けたステップとして今回の結果を見ることが出来よう。

* 男子シングル競技について*
嬉しいことに、男子スケートにおいて若い選手たちが現れた。私の念頭にあるのは、アジヤン・ピトケーエフとミハイル・コリャダーだ。彼らは国際大会という舞台でも十分立派に見えた。彼らはもっと多くのものを習得しなければならないし、安定性も必要だし、プログラムの中にもっと多くの難しいエレメンツも必要だ。しかし、彼らには十分な競争力があるように思う。男子シングルに関してわれわれにあった憂鬱が、この大会が終わって少し減少した。

* ペアスケート競技について*
プロセスは正しい方向に進んでいると私は思う。クセーニヤ・ストルボーワとフョードル・クリーモフが、『スケートアメリカ』で説得力が無いように見えたとすれば、今は彼らが悪くないコンディションにあることが見てとれる。しかし、彼らはもっと進歩出来る。私がアメリカで見たものと比べたら、全く別物になった。

ユーコ・カワグチとアレクサンドル・スミルノフは戦っている。彼らは既にグランプリファイナルは確実だ。もしかしたら、ストルボーワ/クリーモフ組もファイナルに行けるかもしれない。ここと、グランプリファイナル最終戦が行われる日本でのポイントを計算しなければならない。

これらの二組以外に、われわれにはタチヤーナ・ヴォローソジャルとマクシム・トランコフがいる。ナターリヤ・ザビヤーコ/アレクサンドル・エンベルト組もとても好ましく見える。

しかし、われわれはカナダのペア、メーガン・デュアメル/エリック・ラドフォード組とどう戦ったら良いか、復帰したアリョーナ・サフチェンコと新しいパートナー、ブルーノ・マッソと、また若い中国のペアとどう戦うかを考えて見ていかなければならない。必要な難易度も、必要な実行の質もどのように持つべきなのか? これら全てをただ一緒に集めただけでは、われわれは勝つことは出来ないだろう。だからペアスケートにおいては、頭を使わなければならない多くの問題がある。もしかしたら、これらの問題に答えを出す何か最終的なシーズンだと、今シーズンを見做す必要さえないかもしれない。この状況下でいかに行動すべきかを十分に研究するために、さらなるシーズンが必要になるかもしれない」。
  1. 2015/11/23(月) 23:27:36|
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2015/11/21 エヴゲーニヤ・メドヴェージェワ「転倒の後、自制出来たことが嬉しい」

http://rsport.ru/figure_skating/20151121/880867303.html

2015/11/21 エヴゲーニヤ・メドヴェージェワ「転倒の後、自制出来たことが嬉しい」

モスクワ、11月21日、R-Sport、アナトーリー・サモフヴァーロフ。
ロシアのフィギュアスケーター、エヴゲーニヤ・メドヴェージェワは、モスクワでのグランプリ大会ショートプログラムで、転倒の後自制出来たことに満足を感じていると語った。

メドヴェージェワはグランプリ第5戦で2位となった。スケートアメリカで彼女は1位だったので、バルセロナでのグランプリファイナル出場が保証された。

「私は、ショートプログラムで転倒した後自制出来たことに満足しています。滑った後にとてもオベーションがありました。応援してくださって皆様に感謝しています」。記者会見でメドヴェージェワはこう語った。

「現時点で、滑りには満足していますが、まだ練習しなければならない箇所もありますし、ホームリンク(『フルスターリヌィ』)に戻ったなら必ず取り組まなければならないものもあります。得点にも満足しています。シーズンベストでしたから。

(フリープログラムに)集中するのは、いつもより大変でした。バルセロナは私の好きな街です。そこにはもう三度行きました。そこでグランプリファイナルが行われるということ自体も、それから観光名所もとても気に入っています」。

彼女は、プログラムの最後の箇所は、耳の不自由な振付師と一緒に仕事をしたと語った。
「彼はフリープログラムの最後の箇所に手話のフレーズを入れました。そのフレーズがはっきりと読み取れるのかどうか、耳の不自由な人たちがそれを理解出来るのかどうか分かりません。でも結果としてとても独創的なものになりましたから、そのことでは演出家、振付師、コーチたちに感謝しています。私は次のようなことを話しています:『私はあなたのことばが聞こえません。でも心であなたのことを感じ取れることにとても感動しています。私はあなたを怖がっていません。私はあなたに心を開いています』。」。メドヴェージェワはこのように説明した。
  1. 2015/11/23(月) 00:43:29|
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2015/11/22 クセーニヤ・ストルボーワ/フョードル・クリーモフ「もしファイナルに選出されたら、冗談では済まない」

http://fsrussia.ru/intervyu/1484-kseniya-stolbova-fedor-klimov-esli-otberemsya-v-final-shutki-v-storonu.html

2015/11/22 クセーニヤ・ストルボーワ/フョードル・クリーモフ「もしファイナルに選出されたら、冗談では済まない」

(オリガ・エルモーリナ)
ソチオリンピック団体戦金メダリスト、ペア競技銀メダリスト、クセーニヤ・ストルボーワ/フョードル・クリーモフは、グランプリモスクワ大会「ロステレコム・カップ」で勝利し、それによって彼らのシリーズファイナルへの出場チャンスが広がった。競技の後二人は、ロシアフィギュアスケート連盟サイトの質問に答えた。

—昨シーズンあなた方は、新しいエレメンツに集中するため、タイムアウトを取りました。しかし、今シーズンの開始はとても困難なものになっています。どういう訳ですか?

フョードル:「コーチたちが僕たちに指示した客観的な理由があり、僕たち自身もそれを知っているが、声にしたくない。だから僕たちは今やっとシーズンに入り始めているところだ。これは、僕たちがシーズン入り出来ないということではない。ただ、全てを始めたのが遅れがちだったのだ」。

クセーニヤ:「自分たちが悪いのです。全て分かっています。前に進んでいるところです」。

フョードル:「普通の体制で働き始めているところだ」。

—あなた方の最初の試合「スケートアメリカ」の後、あなた方の仕事で変わったものはありますか? また、仕事への態度そのものは変わりましたか?

クセーニヤ:「『スケートアメリカ』は私たちにとって出発点になりました。アメリカで私たちは頭を打ち付けられ、私たちは完全に準備を変えました」。

—あの時の試合で披露したプログラムと、今滑っているプログラムは大きく違っているのですか?

クセーニヤ:「当然ながらプログラムはより濃く、感情面でより豊かになっています」。

フョードル:「アメリカでの試合では、まだひどく未完成のプログラムだった。あの当時僕たちは二つのプログラムの仕事を始めたばかりだった。今はその仕事で非常に努力している。それに二つのプログラムを『激変させた』。僕たちにとってはその中の非常に多くのものが変わった。僕たちの振付師アーラ・ヴィクトロヴナ・カプラーノワと一緒に仕事をした。この何週間かは非常に集中的な仕事をした」。

—昨シーズンの半ばに、あなた方はプログラムの難易度を上げる計画について話していました。今も頻繁に同じような質問を受けるのではないですか。それはいつですか? と。

クセーニヤ:「どうか予想をしないようにしましょう。ただ練習をして、クリーンに滑ることです。今年それを目指したいのです。でも、今なぜ予想しなければならないかしら?」。

フョードル:「コーチたちに助言を求め、全て相談していきたい」。

—ペアの演技の後の記者会見で、全てのスケーターたちが、グランプリファイナルはISU選手権ほど重要な意味を持っていないと、冗談で話していました。もし真面目な話をするとして、あなた方もそう思いますか?

クセーニヤ:「グランプリファイナルは、ミニ世界選手権のようなものです。最強のアスリート6組ですから」。

フョードル:「最強ペア6組だ。全員が集中して来る。より責任がある」。

クセーニヤ:「それは同じように責任ある試合です。ですから、もしファイナルに選出されれば、冗談では済まされません」。
  1. 2015/11/22(日) 23:22:25|
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