楽天市場 あれこれ 2018年04月
fc2ブログ

あれこれ

2018/04/26 エヴゲーニー・プルシェンコ「新ルールでは10~20年後退する。これはフィギュアスケートを殺すことだ」

https://www.sports.ru/figure-skating/1062617475.html

2018/04/26 エヴゲーニー・プリューシェンコ「新ルールでは10~20年後退する。これはフィギュアスケートを殺すことだ」

二度のオリンピックチャンピオン、エヴゲーニー・プリューシェンコは、フィギュアスケートルールの予想される変更について意見を述べた。

「ルール変更に関しては、全てが明らかになる5月を待って、見なければならない。今、それらは揺れている:プラス5、マイナス5、音楽の50秒短縮。これらは正しくない。

もしフィギュアスケートの技術が進歩しているとすれば — これは四回転ジャンプに関してだが — 、私なら時間を増やし、4分40秒の代わりに5分にするだろう。

この判定システムは、何のためにもならないと私は感じる。この新ルールによってわれわれは再び10~20年後退し、手を美しく動かし始めるだろう。

私と私のマネージャーは、この件でISUへの手紙を準備している。アスリートたちが四回転ジャンプを跳ぶ時、彼らには回復と休息のためのより多くの時間が必要だ。さらには興味深い表象やイメージも披露しなければならない。今回のそれは、フィギュアスケートを殺すことに他ならない」。プリューシェンコはこのように語った。

国際スケート連盟(ISU)は6月の総会で、ルール変更導入に関して審議する。エレメンツの評価におけるGOE幅の拡大、一つのプログラム内で同じ種類の四回転ジャンプの使用は1回だけ認める、ペアと男子シングルのフリープログラムの長さを短縮、プログラム後半でのジャンプエレメンツへのボーナスを減らすことなどが提案されている。

文:マリーヤ・セレンコワ  / 出典:championat

スポンサーサイト



  1. 2018/04/27(金) 15:02:00|
  2. フィギュアスケート
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

2018/04/19 ポリーナ・ツールスカヤ「決してあきらめてはいけない」

http://fsrussia.ru/intervyu/3704-polina-tsurskaya-ne-nado-nikogda-sdavatsya.html

2018/04/19 ポリーナ・ツールスカヤ「決してあきらめてはいけない」

====ロシアフィギュアスケート連盟公式ページより。一部抜粋====

(オリガ・エルモーリナ)
ユースオリンピック勝利者、ロシアジュニア選手権女王および銅メダリストである16歳のフィギュアスケーター、ポリーナ・ツールスカヤは、自分にとって初めてのシニアでのシーズンについて、また一視聴者として見ていたピョンチャンオリンピックの何が記憶に残ったかを語った。

—ポリーナ、昨シーズンがあなたの初めてのシニアシーズンだったとは信じられないくらいに、あなたは既に長いことフィギュアスケートにいるように感じられます。その昨シーズンはどうでしたか?

「シーズン始めは、上手く行きました。自分にとって初めてのシニアグランプリ大会だった日本での試合は、自分としては良い滑りを披露しました。この2年間で最も良いものでした。このことは私に力を与えてくれ、ロシア代表チームのメンバーを目指して戦う価値があるし、全てが上手く行くかもしれないという希望が湧きました。

シーズンに向けての準備開始が遅れたにもかかわらず、日本での大会へは良いコンディションで臨めました。それは自分にとっての最初のシニアグランプリで大事な大会なのだと考えることもなく、完全に落ち着いて会場入りしました。そこでの環境自体は、『ホーム』のものでしたし、ジェーニャ(・メドヴェージェワ)とエテリ・ゲオルギエヴナ(・トゥトベリーゼ)と私は、何か特別に暖かいことばを掛け合いました。このことは、私が3位になるのに大きな助けになったと思います。

アメリカでの次のグランプリ大会も、悪くはなく、私は4位になりました。ショートプログラムは少しダメでしたが、フリーは上手くやりました。結果的には、グランプリシリーズの大会で3位から6位までに入るという目標を達成しました。

グランプリファイナルに行けなかったことで、とても落胆したとは言えません。このことを長く悲しんでいた訳ではありません。ロシア選手権に向けて準備を始めました。しかし、後になってエテリ・ゲオルギエヴナが言ったように、選手権に向けて私は若干緩んだ気持ちで臨みました。最後まで徹底的に戦わなければならなかったのに。もし私が集中して、良い滑りをしたとすれば、私のオリンピックシーズンも違うものになっていたかもしれません。しかし、今となってはもう何も変えられません」。
・ ・・
—つまり、あなたの初めてのシニアシーズンは、ロシア選手権で終了したのですね?

「はい、シーズンは短いものとなりました。それにシーズン開始も、腰の治療のためにより遅かった。正直言うと、開始の時期までに、怪我や病気のせいで私はひどく疲れていました。夏には、競技スポーツを止めたいとさえ思っていました。練習も休み、誰の顔も見たくなかったし、誰とも話したくなかった。最悪の気分でした」。

—それに対し、コーチたちやご両親はどのような反応をしましたか?

「コーチたちは最初、説得したり、説明したり、信じさせようとしました。次に叱り、競技スポーツから離れたら私は後悔するだろうと言っていました。でも私は誰の言うことも聞かず、何かのトンネルの中か、自分の波長の中に閉じこもっていました。両親も、もちろん、心配しました。彼らは最初、私のことばを信じずに、それはすぐに過ぎ去る気まぐれだと思っていました。しかし、事態が長引いた時、ママとパパは、多分、恐ろしくなったと思います。夜毎、私は泣いていました・・・やっと9月になって、私はノーマルな状態に戻れたのです」。

—どのようにして?

「試すことが出来るようになると、氷に出ることを強いられたのです。『気まぐれはもうたくさん。自分の泣き言ももう十分だろう。行って滑りなさい』と。

何の意欲も無しに氷に出たのを覚えています。ただ強いられたからでした。でも少し時間が経つと、滑るのが自分には気に入っているのを感じました。ただ滑るのが。以前は、頭にあるのは一つのことのみ — ジャンプだけで、練習ではどうか飛び跳ねること、ジャンプをやらせてください、だったのに。結局、自分はフィギュアスケート、練習、氷・・・を求めているのだということが分かりました。徐々にジャンプも復活し、リズムが確立しました。

この時私を捨てずに、時間を与えてくれ、耐えてくれて、私が穴から抜け出るのを助けてくれたコーチたち、両親、ロシア連盟、友人たちにはとても感謝しています」。

—あなたは本当にフィギュアスケートを捨てることが出来たのかしら?

「その時は、簡単に離れることが出来ると思えました。私はそれを恐れていませんでした。ママは尋ねました:『どういうことなの? 今までの人生の全てをスポーツに費やして、そして離れるの? 残念じゃないの?』と。でも私は心の中で思っていました。遅かれ早かれ競技スポーツは終了するのだし、切り替えて、自分にとって何か新しいものを探さなければならない時が来る。それがどうして今じゃないと言えるかしら? と」。

—何に取り組み始めるのでしょう? 勉強?

「はい。今10年生ですから、来年は統一国家試験を受けなければならないし、上級学校に入らなければなりません。私が競技スポーツから離れたいと思い、自分の人生をフィギュアスケートとは結びつけないし、そうしたくないと考えた時、経済学の上級学校を考え始めました。私は今もこの自分の考えを捨てていません:将来コーチにはなりたくありません。高等経済学院で学びたいのです。これは簡単なことではないし、スポーツと学業を両立させるのは難しいと分かっています。でも、もしこのようなチャンスがあれば、試して見るでしょう。

私は数学が得意で、作文を書くよりも、方程式や問題を解く方が簡単です。私のパパは、地理学や生物学が好みです。ママは — 医者ですから、生物学には同じく親しんでいます。さらに彼らは二人とも、読書が非常に好きです。しかし、私は読書が好きではありません。でもそれは、私が読書をしないということではありません。読みますが、しかし読書は私を虜にしません。もちろん、これは良いことではありません。両親は、これが大事なことだと認識する時期がまだ来ていないのだと考えています。しかし私は、正直に言うと、座って方程式を解く方が良いのです。もっとも最近は、人文教科のなかで気に入っているのは、社会科なのですが・・・

多分、学校が終わったら体育大学に入学するでしょうが、その後現役を引退したら、第二の高等教育を受けたいのです」。

—競技スポーツから去ることを考え直した後、あなたの中で何が変わりましたか?

「私自身が変わりました。練習に対する私の態度が変わりました。もし自分自身が今日何かをやらなければ、明日もそれは上手く行かないかもしれないと理解したのです。全てのことを後に延ばさないで、今やらなければならない、なぜなら、もし一日一日十分な仕事をしないで、今日ではなく明日と考えていたら、それはいつまでも通過しないからです。そのような気持ちでは、良いコンディションで試合に臨めません。働かなければなりませんし、いつの練習でもいつの試合でも自分と戦わなくてはなりません。

多分、人生の困難な時期はそれ程簡単なものではないでしょう。私が腰の治療をしていた間、これからどう生きるかを考え、理解する時間がありました。今、氷に出て行く時、私は満足、喜びを感じ、スケーティング、ジャンプ、全て・・・から爽快感を得ています。もし競技スポーツから去っていたら、私は何をしているか分かりません。後になって復帰することは、非常に難しかったでしょう。私は背が高い女の子で、身体的負荷が無ければもう少し大きくなったかもしれません。きっと体重も増えていたことでしょう。そして私の氷への復帰の可能性は、まず無かったことでしょう。

今年、私は多くのことを再認識しました。そして今、私は新しいプログラムの作成と滑り込みが始まるのを待っています。それは困難なことでしょうが、自分に打ち勝つことが出来なければならないと分かっています。日本でのグランプリの時のような、プログラムをクリーンに滑った時の気持ちは、私はそれまで感じたことがありませんでした。捨てないで、去らないで、打ち勝ち、克服した自分を私は本当に誇らしかった。

かつて私が子供だった時、全てはより簡単でした。出て行って、やって、ジャンプして、上手く行って、勝利した。しかし、困難な道を歩んでいる今は、どのような勝利でも、たとえそれが自分自身に対する勝利であったとしても、より尊いものになっています。年齢、経験、失敗、喪失、復帰を重ねるに連れて、かつては無造作に気づかなかったことを尊び始めるのです」。

  1. 2018/04/26(木) 00:32:18|
  2. フィギュアスケート
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

2018/03/30 アレクサンドル・ラケールニク「フィギュアスケートはどう変わるか」〜その③〜

http://tass.ru/opinions/interviews/5078235

2018/03/30 アレクサンドル・ラケールニク「フィギュアスケートはどう変わるか」〜その③〜

====一部抜粋====

(ヴェロニカ・ソヴェートワ)
—四年のオリンピック周期が、ミラノの世界選手権で終了しました。世界選手権の結果を持って今期の結果を判断出来るのですか、だってオリンピック後の大会はいつも孤立した感じでした。

アレクサンドル・ラケールニク:「確かにオリンピック後の選手権は、いつも独特だ — 多くのアスリートたちのコンディションは低下している。そんなに長期にわたってコンディションを維持していることは難しいからね。その上、オリンピックと世界選手権の間の期間に、皆が皆、ずっと通常の練習が出来る訳ではない」。

—しかし、アスリートたちはそれでも世界選手権に行かなければならない。

「もちろんだ。だってそれは世界選手権のメダルのみならず、次の大会の出場枠を決めることでもあるからだ。アスリートたちは、自分の国のためにそれをやらなければならない。それはロシアだけの話ではない。例えば日本の宇野昌磨は、ミラノで怪我を押して、健康とは程遠い状態で滑った訳だが、男子競技で最大の3枠を日本にもたらした。彼が滑らなかったら、日本は2枠になる可能性もあった。ミハイル・コリャダーとドミートリー・アリーエフのパフォーマンスのおかげで、ロシアも今度は3枠だ」。

—同様にロシアは、ペアと女子シングルで3枠ずつ獲得しましたが、アイスダンスだけはそれが叶いませんでした。

「ペアスケートでの選手権は、ロシアにとっては十分に成功だった。2位、4位、7位は、非常に良い結果だ。多分それ程期待されてはいなかった。だってオリンピックでの滑りと結果は、それよりも若干悪かったのだから。だから、ペアスケートにおけるシーズンは、様々な保留条件はあるにせよ、成功だったと言える」。

—しかし、ロシアのアスリートたちは常に1位を目指して来ました。

「第一に、そのためにはプログラムを非常に慎重に選ばなければならない。例えばタラーソワ/モローゾフ組のショートプログラムは『行け! 行け!』だったし、あのプログラムで誰とでも競うことが出来た。しかしフリーは、あれをクリーンに滑るには、あまりにも難しかった。その上、あのプログラムは観客に強い印象を残さなかった。

第二に、全てのエレメンツをミスなく滑らなければならない。確かにロシアのペアたちは悪い滑りではなかった。しかし、全てのペアにミスが出た」。

—それではドイツペアのオリンピックチャンピオン、アリョーナ・サフチェンコ/ブリュノ・マッソ組のフリープログラムをあなたはどう評価していますか?

「あのプログラムは、彼らのマイナス面を隠し、プラス面を強調している。だってあのペアは結成されて日が浅いし、二人の『ユニゾン』に関しても、マッソの滑りに関しても問題がある。正直言って、アリョーナの滑りの方が良い。しかし、これら全てが、プログラムのおかげで隠され、表面には、GOEの大きなプラスで実行されたエレメンツのみが見える。すごいエレメンツが観客やジャッジたちに強く印象に残るのは明らかだ」。

  1. 2018/04/12(木) 00:10:00|
  2. フィギュアスケート
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

2018/03/30 アレクサンドル・ラケールニク「フィギュアスケートはどう変わるか」〜その②〜

http://tass.ru/opinions/interviews/5078235

2018/03/30 アレクサンドル・ラケールニク「フィギュアスケートはどう変わるか」〜その②〜

====一部抜粋====

—怪我を負う頻度はどうですか? だってジャンプの難易度が増す程に、怪我の危険性は高くなるのではないですか?

「ペアスケートにおけるスロー四回転ジャンプに比べれば、(シングルスケートでは)それ程の危険性は見られない。必要なことは正しいウォーミングアップ、準備であり、もしあなたが今日それへの準備が無いのであれば、ジャンプに向かって行かないことだ。

怪我はどこででも起こり得る。四回転トウループを跳んだアンナ・シェルバコーワは、トリプルループで足を骨折した。彼女はフィギュアスケートに復帰したが、私の知っている限り競技会ではまだ高難度ジャンプを跳んでいない。

スポーツでの怪我は避け難いものだが、それらのリスクを減らすことが出来る確実な一定のメソッドが存在する。怪我の回避は現実的だ。ネイサン・チェンは数年前、足に非常に重い骨折をしたが、見たまえ、今や彼がどんな風に跳んでいるか。

ペアスケートでのスロージャンプに戻れば、それはシングルの四回転ジャンプよりも遥かに恐ろしいものだ — このエレメントを学んだ実質的に全ての選手が、様々な形で怪我を負っている。スロージャンプの踏切でのごくごく小さな不正確さによって、身体がどこか分からない方向に飛んで行くのだ。ツイストは、それに比べれば危険度は少ない — 女性パートナーは、男性パートナーによって支えられているから。

クセーニヤ・ストルボーワとフョードル・クリーモフが、どのようなスロー四回転サルコウジャンプをやり、どれだけ飛んで行ったかを思い出して欲しい。あるいは、どんなスロートリプルアクセルジャンプでナターリヤ・ザビヤーコが落下し、氷に頭を打ち付けたかを」。

—かつて四回転ジャンプは、男子たちにとっても何か例外的なことに思われていました。

「フィギュアスケートは前に進んでいる。そして今では、かつて自分たちには不可能だと思っていた人たちでさえ四回転ジャンプを学んでいる。

ドイツのパウル・フェンツはトリプルアクセルと四回転トウループを跳んでいる。自分の体格(TASS注:彼の身長は179㎝)の条件下で。それに彼は、例えば(同じように背が高い)ジョージアのモーリス・クヴィテラシヴィリのようにすばしこくもない。しかし彼は、同じように飛ぶし、全て上達している」。

—一方で芸術的表象に関しては、大量の高難度エレメンツの下で二義的なものに追いやられる可能性があるのではないですか?

「その通りだ。だって高難度ジャンプが多い時でも、芸術的表象への準備はやはりやらなければならない筈だから。しかし、若干のアスリートのプログラムでは、所々で『助走 — ジャンプ』を想起させ始める。

だからこそ、一方で四回転ジャンプが二種類以上なければならないのであり、他方で — プログラムは完璧なプログラムであらねばならないのだ。そして、フィギュアスケート発展の次なるプロセスは、スポーツ的要素と芸術的要素の統一というコンセプトによって定義されるだろう」。

—それでは、芸術的表象は「滅びる」ことはないのですね?

「それは哲学的質問だよ。ある者は、アリーナ・ザギートワと彼女のコーチを、後半に立て続けに6つのジャンプを跳んでいるといって非難している。しかし、これをするのは恐ろしく難しいのだ — 身体的のみならず、心理的にも。この壊れやすいトランプの家では、たった一枚のカードが飛んでしまえば、もう全てのカードが飛び散り始める。これが世界選手権で起こったことだ。他の選手たちが勝利へ向かってこのような道を選んだとしても、それは出来ないかもしれない。全てが簡単なことだ、などと思ってはいけない」。

—なぜプログラムを短縮するのですか?

「大会時間の短縮という流れがある。道具や機械、方法によって、プログラム、審判、ウォームアップ時間の短縮が可能だ。

例えば、ISUの活動のおかげで滑りのレベルが高まっているなかで、16組のペアでフリープログラムを競うのは少し少な過ぎるのではないかという問題が、今後持ち上がるだろう。世界選手権の結果でわれわれが知ったのは、28組のペアが相当なレベルで滑ったということだ。ランクからの彼らの出口をわれわれ自身が塞いでいるとすれば、われわれにどうして彼らを鼓舞することが出来るだろう?

もう一つのジレンマもある:フリープログラムでのシングルスケーターたちの人数を24人から30人に増やすという提案が届いている。しかしそうなると、スケジュールがあまりにも高密度で、全く融通が利かないものになるだろう。全てのプラス、マイナスを計量して、今後どのような道を行くべきかを判断しなければならない。

時間よりも、もっと遥かに散文的な事象がある — それはテレビとスポンサーの関心だ。これはお金であり、それによってフィギュアスケートが生きている。もしわれわれが変更を行うとすれば、われわれはそれらを調整しなければならない。そこには、客観的現実に関係する非常に多くの問題がある。しかし、このプロセスはその場で立ち止まっている訳にはいかない。だってわれわれの主要な課題は — スポーツ種目を見せることであり、その結果としてのファンたちの興味関心なのだから」。

  1. 2018/04/06(金) 00:34:00|
  2. フィギュアスケート
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

2018/03/30 アレクサンドル・ラケールニク「フィギュアスケートはどう変わるか」〜その①〜

http://tass.ru/opinions/interviews/5078235

2018/03/30 アレクサンドル・ラケールニク「フィギュアスケートはどう変わるか」〜その①〜

====一部抜粋====

(ヴェロニカ・ソヴェートワ)
四年サイクルの主要シーズンである今シーズンは、エヴゲーニヤ・メドヴェージェワとアリーナ・ザギートワの戦い、13歳のアレクサンドラ・トルーソワの信じがたい四回転ジャンプ、7年間メダルが無かった世界選手権男子シングルでのミハイル・コリャダーのメダルがロシアのフィギュアスケートファンたちの記憶に残るだろう。国際スケート連盟(ISU)副会長アレクサンドル・ラケールニクは、TASSとのインタビューのなかで、オリンピックシーズンの総括を語り、今後の表彰台の顔ぶれに大きく影響する可能性がある、今後の規則変更について述べた。

—来シーズンからジャッジのGOE(Grade of Execution)の評価はどのように変わりますか?

「評価の幅が相当広げられる。現在アスリートは、エレメントに対して、実行出来なかったエレメント、あるいは立派に実行したエレメントとして−3ポイントから+3ポイントまで獲得しているが、来シーズンからこの幅が「−5ポイントから+5ポイントまで」になる。この新機軸は、過去のISU総会の主要な決定だった。だから今後、アスリートたちはジャンプの数ではなく、その質を追い求めるだろう」。

—つまり、素晴らしく実行すれば5ポイントを貰えるかもしれない?

「まさしく。一方で大きなミスをすれば、当然、5ポイント失うかもしれない。平均的ジャンプの場合の結果は、実質、同じままだ」。

—つまり、今後アスリートたちは、プログラムに高難度エレメンツを組み込む前に、真剣に考えなければならないことに?

「彼らは、悪い演技は以前よりも厳しく罰せられることを理解しなければならない。確かに以前は、転倒してジャンプの基礎点から『−3』を引かれたとしても、高難度ジャンプに向かって行くという考えがあった。そしてその後でしばしば、『自分は転倒したが、回り切った』というフレーズが聞こえた。今後は、もし『−5』の評価を得たとすれば、エレメントの価値が半減するだろう。

コーチたちの前にもより大きな問題が現れるだろう — 四回転ジャンプの全ての持ち札のセットに突き進むべきか、それともプログラムの何かを残すために四回転の数を削減すべきかと」。

—世界選手権でショートプログラムの難易度を下げたミハイル・コリャダーが採ったあの決断のように?

「あれも正しい決断だった — 彼はプログラムをクリーンに滑り、プログラムは皆に気に入られ、そしてそれは十分に良い評価を得た。フリープログラムでは、ミハイルはもっと多くの問題を頭で考えなければならなかった — だから彼はそれを十分に感じて演技の後、自分の頭を突いたのだ」。

—イタリアでの世界選手権では、特に男子スケートで多くの転倒がありました。それは疑いもなく四回転ジャンプにあると推察出来ます。

「ISUの六月の総会では、四回転ジャンプのそれぞれの種類がプログラムのなかで、現在のように2回ではなく、1回のみ披露出来るという提案が審議されるだろう。確かにこの決定は、四回転がとても少ない人には不利に働くだろう。しかし、コリャダーにはルッツ、トウループがあり、安定していないとしてもサルコウがあり、これで既に3種類のジャンプだ」。

—でも、1種類だけしか備えがないフィギュアスケーターは?

「まさにそれ故に、多くの国々が、特に、選手たちが1種類の四回転のみを跳んでいるヨーロッパの国々がこのような決定を支持しないかもしれない。しかし、既に次の試合からは、クロアチアのドゥブロヴニクでの前総会で発表された変更が待っている。

同様に新シーズンから男子シングルとペアスケートでは、フリープログラムの長さが30秒短縮され、プログラムも既にこれを考慮に入れて作られている。GOEの『−5~+5』の評価付けに関しても同様だ」。

—それでは基礎点は、以前のものが残るのですか?

「基礎点は低くなるが、著しいものではない。そこでの考えは、一方で質の良いスケーティングが不可欠だというもので、他方ではただ挑戦するだけのための挑戦は必要ないというものだ」。

—それでは、これら全ては女子シングルにはどのように関係してくるのでしょう? 例えば、アレクサンドラ・トルーソワはジュニア世界選手権で四回転を2本跳んでいます。

「数日前にアリョーナ・コストルナヤが練習時にトリプルアクセルを跳び、私も自分の目でビデオを見た。このジャンプの評価は、+4~+5になるだろう。今優秀な女子選手たちが練習しているエテリ・トゥトベリーゼのグループのアイディアの一つは、プログラム後半へのジャンプの移動だ。総会は、それらの評価を低くするかもしれない。それでもそれらのジャンプは(前半に行うものより)若干は高く評価されるだろうが、しかし、今程ではないだろう」。

—それではライバルはどのようにして勝つのですか?

「クリーンなプログラムによってだ」。

—もし皆がクリーンに滑ったら?

「次に進むのだ。男子たちが四回転ジャンプを跳べるのなら、どうして女子たちが出来ないことがあるだろう? トリプルアクセルは珍しいが、しかし実行されて来た。最初の女子選手は、日本の伊藤みどりだった。しかも彼女は素晴らしく跳んだ。その次にリュドミーラ・ネリジナ、浅田真央、エリザヴェータ・トゥクタムィシェワがいた。論理はこの方向での発展を促すだろう。

これを学ぶことは、まだ身体が小さくすばしこい、若い年齢での方がより容易だ。しかし、もしそれを正しく習得すれば、身体寸法が大きくなっても能力を維持するチャンスが存在する。トリプルアクセルを跳んでいる日本人、ミライ・ナガス(長洲未来)を見たまえ。彼女は全く小さくない。だから問題は技術にあるのだ」。・・・

—つまり、女子シングルでの四回転ジャンプは、稀な事象ではなくなるのですか?

「そう、非常に急速に。現在それはトゥトベリーゼのグループでのものだが、もうすぐ他の例も見るだろう — それは現実的だ。もし女子アスリートのジャンプが高く、速い回転だったら、全てが現実的だ。それに私は、女子が男子よりも何が劣っているのかが分からない」。

  1. 2018/04/03(火) 21:20:00|
  2. フィギュアスケート
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1