楽天市場 あれこれ 2019年07月
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あれこれ

2019/07/29 セルゲイ・ヴォロノフ「きっかりワンチャンスで。これこそがメダルの価値だ・・・」

https://fsrussia.ru/intervyu/4439-sergej-voronov-u-kazhdogo-svoj-srok-svoe-zhelanie-terpenie-i-volya.html

2019/07/29 セルゲイ・ヴォーロノフ「各人には各様の時期、願い、我慢、意志がある」

====一部抜粋====

(タチヤーナ・フレイド)
—昨シーズンに導入された規則の変更で、フィギュアスケートの進歩にブレーキがかかったと専門家たちは言っています。例えば男子たちは、クリーンで、それ程リスクを冒さない滑りに重きを置き、四回転ジャンプを跳ぶことが少なくなったからだと。

セルゲイ・ヴォーロノフ:「男子はそうだが、女子は逆だ。今シーズンどうなるのか見てみよう。男子スケートは面白いシーズンになるだろうし、女子もそうだ。ロシアのジュニア女子たちがシニアに出て行くのだから」。

—ロシアの女子たちが男子よりも多く跳んでいるのを、悔しいとは思いませんか?

「僕は悔しいとは思わない。何故なら、自分の人生で多くの四回転を跳んだから。逆に僕は、ロシア女子 — アーニャ・シェルバコーワ、サーシャ・トルーソワ、それにトリプルアクセルを試みているアリョーナ・コストルナーヤのために、非常に喜んでいる。彼女たちのやっている全てが、どれ程価値のあるものか、エネルギーと健康をどれ程注ぎ込んだかを僕は知っている。それに僕が羨ましいと感じないのは、それがどれ程の労力かを理解しているからだ。怠け者や凡庸な者だけが、このようなアスリートたちに羨みを感じることが出来るのだ。少女たちの結果は、僕個人には尊敬の念を抱かせるだけだ」。

—あなたの見方では、このような難しいジャンプをどうして少女たちが飛べるのでしょうか? 身体的に容易なのでしょうか、体重が軽いとか、回転のせいとか、あるいは何かが?

「彼女たちが非常にたくさん練習しているからだよ。それが本当のところだと、僕の言葉を信じた方が良い。練習無しでは、何も起こらない」。

—でも、もしかしたら、心理的バリアが無くなっているのでは?

「もちろんだ。誰か一人がやりさえすれば、他の人たちはその人の後に続く。『もし彼に出来たのだったら、私も試してみよう』という気持ちで、練習に出て行くからね。そしてもし、アスリートたちが同じグループで滑っていて、他の人たちがやることを毎日見ているとすれば、全ての心理的バリアは、急速に消えて行く」。

—女子たちは新しい四回転を試していますが、男子の四回転アクセルのこれからに関しては、どう思いますか?

「もし誰かが自分の力を信じれば、あり得るだろう。僕は練習で、キーガン・メッシングがそれを試したのを見たし、羽生結弦はこのジャンプに取り組んでいたが、怪我のため止まっている。面白い。かつてトリプルアクセルはウルトラCのエレメントだと考えられていた。それは今でも難しいジャンプだ。四回転半は — それはもう別次元だし、そこでは身体中に別の負荷がかかる。そしてもし着氷があまり上手く行かなければ、ミスの代償は、全ての意味で増大する。しかし、四回転アクセルは、王のジャンプだし、それをやっているアスリートは、他のアスリートたちの遥か上に位置するだろう」。

—試してみたくありませんか? だってあなたには良いトリプルアクセルがあります。

「四回転アクセルは避けている。ここでの問題は『物理学』でさえない。もし経験豊富なアスリートが良好な身体的コンデションにあったなら、そこでの若い選手たちとの主要な違いは、恐らく、回復に長い時間がかかることだろう。他の問題は、心理、メンタリティにある。成熟した年齢では、より意識的に全てを行う。そしてこれには、プラスの面もあるし、マイナスの面もある」。

—でも四回転ループをあなたは跳びました。

「まだ試合でそれをクリーンに跳んでいない」。

—練習で、です。

「あのね、跳んだとか跳んでいないとかに関しては、ジャンプが試合の中でクリーンに成立した場合のみ話すことが出来るのだ。例えば、羽生は競技会の中で四回転ループを跳んだのだから、彼はこれに関して、跳んだと話す権利がある。僕に関しては、四回転ループを跳ぶことに挑戦したが、今のところ出来ていないとしか言えない。

成功すれば、そのジャンプはプロトコールに算入され、すなわち、それを跳んだと言うことが出来るのだ。自分のジャンプをビデオで撮って、練習で跳んでいると言ってupすること — それは真面目なことではない。練習と競技会、それは全く別の話だ。

練習の道化師と王様は、我々の世界にはたくさんいる。だって、トップクラスのスポーツの基本的違いはどこにあるか? それは、試合に出て行って、必要な時に、必要な場所でそれをやらなければならないという点だ。アドレナリンが出ている時に。きっかりワンチャンスで。これこそがメダルの価値なのだ・・・」。

—もし私の理解が正しければ、練習と競技会の違いは、試合の前の心理的バリアの克服にあるということでしょうか?

「恐怖の克服にある。正直になろう。試合の前は全ての者が苦しい。しかし、誰かは平静を取り戻すことが出来る。誰かにはそれが出来て、誰かにはそれが出来ないのだ。

これが、奇妙なことに、これこそが競技スポーツの魅力なのだ。この状態こそが、アスリートたちが現役を引退することが出来ないでいる理由なのだ。試合の前は、心理状態さえ少し変わる。あたかも別の次元にいるかのように。僕たちの生活の中で、このようなことを他のどこで経験するだろうか? パラシュートで初めて飛び降りる時? スピードバイクでの走行? 他に何かある? でも全てに慣れてしまう。『麻薬』と同じように。ところが競技スポーツでは、毎回の試合が、最初なのだ!」。

—試合に出て行く時に、どのような準備をしますか?

「ループ動画を思い出した:そこでは全てが単純だ・・・特別な秘密も、特別な魔術も無い。毎日の骨の折れる労苦 —これが答えの全てだ。試合では何よりも、頭が始動している程は、肉体的に集中してはならない。自分の波に乗り、こぼれ落ちないようにする。そうすれば、成功のチャンスが大きくなる」。

—何らかの儀式はありますか?

「香も焚かないし、ぬいぐるみも撫でない・・・僕は仕事と物質的なものを信じている。十分練習したものは、披露出来る。もし準備が出来ていないとすれば、奇跡を当てにするのは滑稽だ」。

—ありがとう、セリョージャ。成功を祈っています。

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  1. 2019/07/31(水) 23:49:00|
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2019/07/26 アナスタシーヤ・タラカーノワ「スポンサー無しでは、新シーズンに競技に出られない」

https://rsport.ria.ru/20190726/1556893901.html

2019/07/26 トゥトベリーゼの元生徒は、自分個人のスポンサーがいないことを訴えた

モスクワ、7月26日、RIAノーヴォスチ。
以前、エテリ・トゥトベリーゼのグループで練習していたロシアのフィギュアスケーター、アナスタシーヤ・タラカーノワは、苦しい財政的状況とスポンサーがいないことを語り、スポンサー無しでは新シーズンに競技に出られないと話した。

トゥトベリーゼの指導を受けながら彼女は、2017/18シーズンの名古屋でのジュニアグランプリファイナルで銅メダルを獲得したが、その後エヴゲーニー・プリューシェンコのアカデミーに移った。そこで彼女は、クセーニヤ・イワーノワの指導下で練習した。現在タラカーノワは、(2017/18シーズン前まで師事した)パノーワのグループで再びトレーニングを積んでいる。

「12年間私のスポンサーたち(両親)は、アスリートとしての私の成長にお金を投資して来ましたが、現在それらの投資額は二千万ルーブル(訳注:約3420万円)を超えました。もしかしたら、アスリートの多くの両親にとって、この額はたいしたものではないのかもしれませんが、私の両親にとっては現時点で、状況が色々と重なり合い、それは非常に深刻な額で、私の新シーズンのために必要な三百万ルーブル(訳注:約513万円)をさらに投資することは不可能です」。ソーシャルネットワーク『VKotakte』の自分のページに彼女はこのように書いている。

数ヶ月前タラカーノワはビデオメーセージを発表し、その中でスポンサーを探していることを語りました。彼女のことばによれば、答えとして彼女が受け取ったものは、『非難と批判の波』だけでした。彼女は、来シーズンに向けた準備のためにラファエル・アルチュニャーンのトレーニングキャンプに参加したいと思っていたが金銭的問題のせいでこれが叶わなかったと語った。

「ですから私は、外部のスポンサーを探したいのです。ヨーロッパ人たちにとっては、これは当たり前のことで、彼らは自分たちのアスリートも、他国や別のアスリートも同じように援助する用意があります。ところがロシアのファンたちにとっては、残念ながら、そうではありません。このような状況が変わることをとても願っています。そして人々を助けることを求められた時には、連盟だとか、政府だとか他の誰かを指さすだけで終わらせないようになることを願っています」彼女はこう説明した。

タラカーノワは、また、彼女にとってスポンサーの援助が必要なのは、モスクワでの部屋の賃貸料、スポーツ食品の購入、プログラム作成、衣装の縫製、個人的コーチたちとの補助的レッスン、学校の個人授業のための支払いだと付け加えた。

  1. 2019/07/29(月) 00:09:00|
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2019/07/24 Match TV コメンテーター「私はロシアの女子アスリートたちを分け隔てしないし、ザギートワもメドヴェージェワも好きだ」

https://www.sports.ru/figure-skating/1076548362.html

2019/07/24 ドミートリー・グベールニエフ「私はロシアの女子アスリートたちを分け隔てしないし、ザギートワもメドヴェージェワも好きだ」

Match TVのスポーツコメンテーター、ドミートリー・グベールニエフは、ロシアの女子フィギュアスケーター、アリーナ・ザギートワとエヴゲーニヤ・メドヴェージェワへの自分の態度について語り、またエテリ・トゥトベリーゼの仕事の方法についても考えを述べた。

「私は今、ネットのイリヤ・アヴェルブーフのページに目を通して来たところだが、ピョンチャンオリンピックでロシア中がエヴゲーニヤ・メドヴェージェワを応援したという彼の発言に対して、すぐさま彼は非難を浴びていた。だけれども、私もこの発言には同意する。私は今でも、彼女の大ファンだ。アリーナ・ザギートワにはっきりと魅力を感じるようになったのは、オリンピックの後からだ。

私はロシアの女子アスリートたちを分け隔てしない。彼女たち皆が好きなのだ。あなたが好きだし、アリーノチカも、ジェーネチカも好きなのだ! 

私はファンたちの凶暴さを理解出来ない。バイアスロンでさえ、フィギュアスケートのような様相は全く呈していない。またさらに、私はイリューハ(イリヤ)・アヴェルブーフに同意する。かつてフィギュアスケートが話題になるのは四年に一度だけだったが、今や、スキャンダルがほぼ毎日あるという点だ。

みなさん、スポーツは一種のショーだ。それは、エンターテイメント産業なのだ。アスリート、コーチ、マッサージ師、医師たちにとっては、それは厳しい、毎日の労働だ。それ以外の皆にとっては、それは娯楽だ。

エテリ・トゥトベリーゼが子供たちを苦しめていると言って、彼女を攻撃している。それでは、タチヤーナ・ポクローフスカヤ(Sports.ru注:シンクロナイズドスイミングロシア代表チームコーチ)は誰のことも苦しめていないのか? あるいは、それこそ13歳の中国人たちがダイビング競技で勝利しているではないか!

そのように選択したのだ。あなたは、プロフェッショナルな競技スポーツに子供たちを向かわせたのだ。

私が子供の頃ボート競技に取り組んでいた時は、苦しめられた。私は勝ちたかったが、しかし叶わなかった。今は、別の選手たちが勝利している。それが競技スポーツだ」。グベールニエフはこのように語った。

文:マリーヤ・ヴェリーチコ / 出典:Match TV

  1. 2019/07/27(土) 00:17:38|
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2019/07/17 アレクセイ・ヤグディン「死の間際になっても、私とプルシェンコに安らぎは与えられない」

https://www.sovsport.ru/figure/news/2:911223

2019/07/17 アレクセイ・ヤグージン「死の間際になっても、私とプリューシェンコに安らぎは与えられない」

オリンピックチャンピオン、アレクセイ・ヤグージンは、『ソヴェツキー スポルト』のインタビューに応じ、エヴゲーニー・プリューシェンコとの関係についてコメントした。

—あなたは四月にミンスクでフィギュアスケート学校を開校しました。エヴゲーニー・プリューシェンコも、モスクワに学校を持っています。あなた方の戦いは続いているのですか?

「このテーマはもうあまりにも陳腐だよ。分かって欲しいのだが、私たちは別々の方向性の中で生きているし、完全に違っているのだし、それにもう年配者だとも言える。ところが皆はまた、10億年も前のことを思い出す。まあ、ある面では良い事かもしれない。そのように覚えてくれているとすれば、それは鮮明だったということだから。

しかし、学校に関しては、ジェーニャもあるのだから自分たちも作ろうというような考えは、私には全く無かった。もし、プリューシェンコのところで優秀なアスリートたちが現れ、ヤグージンのところでもそうだったなら、それは素晴らしいことだろう。彼らはお互いに戦うのかどうか? どうなるかは成り行きに任せよう。

ところがひとたびインターネットを開けると、そこにはまた、『ヤグージンvs プリューシェンコ』だ。あるいは、『ヤグージンは誰と寝たか?』の類だ。うんざりだ! 死ぬ間際になっても私たちには決して安らぎが与えられないということが現実味を帯びているよ」。アレクセイ・ヤグージンはこう語った。

  1. 2019/07/18(木) 18:47:00|
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2019/07/12 エカテリーナ・ボブローワ「カミーラ・ワリーエワは、ピョンチャンでのザギートワのように、2022年オリンピック近くにピークが来る」

https://rsport.ria.ru/20190712/1556473937.html

2019/07/12 エカテリーナ・ボブローワ「カミーラ・ワリーエワは、ピョンチャンでのザギートワのように、2022年オリンピック近くにピークが来る」

モスクワ、7月12日、RIAノーヴォスチ。
ソチオリンピックフィギュアスケート団体戦金メダリスト、エカテリーナ・ボブローワは、エテリ・トゥトベリーゼの13歳の生徒カミーラ・ワリーエワを、2022年北京オリンピックの重要な金メダル候補と考えている。

「昨シーズンのRostelecom Cupのエキシビションで初めてワリーエワを見ました。彼女は2022年オリンピックの最有力金メダル候補だと、直ちに感じました。そこではさらにスターたちも勝負をしに集うことは明らかです。何故なら、私たちの女王アリーナ・ザギートワやジェーニャ・メドヴェージェワ、同様に昨シーズンのロシア選手権で上位三位までを占めた、トゥトベリーゼの素晴らしいジュニアトリオも、オリンピック金のために戦うでしょうから。

私の感じでは、2018年のアリーナ・ザギートワがそうだったように、ワリーエワはオリンピック近辺でピークが来るでしょう」。エカテリーナは、Sport-Express新聞のYouTubeチャンネルの中継で、このように語った。

昨シーズン、カミーラ・ワリーエワは、公開モスクワノービス選手権で、二つのプログラム合計205点余を獲得し優勝した。また、四月の練習では、四回転トウループ-三回転トウループのコンビネーションジャンプをクリーンに跳んだ。今シーズン、ワリーエワはジュニアグランプリシリーズに初めて参戦する。

https://www.youtube.com/watch?v=g3-pCoxaDAw

  1. 2019/07/18(木) 15:45:44|
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2019/07/10 ポリーナ・ツールスカヤ「私は、それでもやはり花を持ってエテリ・ゲオルギエヴナのところへ行った」(独占インタビュー)

https://www.sovsport.ru/figure/articles/2:910333

2019/07/10 ポリーナ・ツールスカヤ「私は、それでもやはり花を持ってエテリ・ゲオルギエヴナのところへ行った」(独占インタビュー)

====一部抜粋====

(ナターリヤ・クーズィナ)
—エテリ・ゲオルギエヴナ(・トゥトベリーゼ)を言い表すとすれば?

ポリーナ・ツールスカヤ:「厳しく(多くを求め)、意志が堅固で(明確な目的を持ち)、誠実な女性」。

—なぜ彼女から離れたのですか?

「怪我が度重なって行き、心理的に苦しくなりました。エテリ・ゲオルギエヴナは、私を正常な気分に立ち返らせようとしました。恐らく、彼女のやり方はあまり温和ではなかったし、私はそれら全てを銃剣だと受け取りました。とにかく、私は成長期でした。ですから、自分は全て知っているし、出来ると思っていました。多分、私は怠けていたのかもしれません。彼女は強要しました。私には、それがまた気に入りませんでした。私は彼女にやり返しました」。

—『やり返した』とは具体的にどういうことですか?

「ことばでです」。

—そのようなことが可能なのですか?

「はい、その当時は、どうやら私にはあまりにも多くの勇気と厚かましさがあったようです。私のことを皆が、自己をわきまえさせようとしましたが、私は己をわきまえず、去る決心をしたのです」。

—今、そのことを後悔していますか?

「いいえ」。

—あなたのご両親は、あなたの競技生活のために、特にトゥトベリーゼとの仕事のためにモスクワに転居なさったのでしたが、この決断に対してどのように反応しましたか?

「彼らは私と話をしようとしましたが、しかし、私が自ら決断出来るような時期が到来したのだと理解したのです。その上、私が非常に意気消沈し、とても理解出来ない様子をしていたので、自分たちが介入することは有益ではないと認識したのです」。

—自分が去ることを、エテリ・ゲオルギエヴナにどのように説明したのですか?

「私が後悔している主要なものは、去る時に、彼女に感謝しなかったことです。彼女のところへ花を持って行って、全てを感謝すべきでした」。

—でも、いつだって遅すぎるということはないでしょう。

「私は、やはりそうしました! 私が完全に去ることを発表した日に。確かにもっと前に彼女のところへ行きたかったのですが、彼女を捕まえることが出来ませんでした。それに、もちろん、少し怖かったし、とても気まずかったのです。

でもその日、私は家でゴロゴロして、友人たちとメールのやり取りをしていましたが、突然、ジアナ(トゥトベリーゼの娘)が、『ポリーン、エテリ・ゲオルギエヴナはリンクにいるわよ。』とメールして来たのです。私はガバッと跳び起きて、準備を始めました。『どこへ行くの?』と聞かれ、『すぐ戻るから』と答え、花を買いに走り出しました」。

—花束を持ったあなたを見て、エテリ・ゲオルギエヴナは驚きましたか?

「彼女は微笑みました。そして私たちは良い感じで言葉を交わしました。確かに私は、彼女がどんな反応を示すのか分かりませんでした:怒っているかもしれない、あるいは私を見たくないかもしれない、と。しかし、全てがすんなりと行きました」。

—トゥトベリーゼから去っても、彼女の娘さんとあなたは友好関係を維持したのですか?

「ジアナと私は、いつも良い女友達同士でしたし、彼女がアイスダンスに移る迄は、たくさんおしゃべりをしていました。ちょくちょく一緒に散歩しましたし、彼女のところに泊まることも出来ました」。

—エテリ・ゲオルギエヴナが夕食を作ってご馳走してくれたのですか?

「基本的に私たちは自分たちでやりました。彼女はずっと遅くなってから帰って来ますから。その後ジアナが別のグループに移ってからは、本当に稀にしか会えませんでしたが、もし競技会で会った時には、以前同様、暖かく話をしました。文字通り四月に、再びメールで連絡を取り合い、お互いがいなくて寂しく思っていることが分かり、会って、散歩をしました」。

—トゥトベリーゼからあなたが去った後の大きなスキャンダルを思い出しませんか? これはいつものことですが。

「何の大きなスキャンダルもありませんでした。ジェーニャ(・メドヴェージェワ)が去ったことが背景にあったからで、そのことを皆が批評していました」。

—彼女が去ったことが、あなたに影響を与えましたか?

「全くありません!」。

—あなたは、ジアナやジェーニャとの暖かな関係について語りました。すなわち、フィギュアスケーター同士の友情は可能なのですか?

「彼女たち以外にもさらに可能です。私の親友は、マーシャ(マリーヤ)・ソーツコワです。私たちは、ユースオリンピックの時から仲が良いのです。確かに、私とマーシャの強く誠実な友情は、恐らく私たちの競技スポーツの中では稀なケースかもしれません。しかし、そういうこともあるのです。私たちはジュニアシーズンの時に仲良くなりましたが、その時二人とも重要な金メダル候補で、年間を通して二人が1位か2位でした。もちろん、氷上では私たちは戦いましたが、二人の関係には、このことは決して影響しませんでした」。

—トゥトベリーゼの学校は、心の通っていないベルトコンベアだとしばしば言われます。そこでは若いチャンピオンたちが量産されますが、彼らは、身体的に、あるいは精神的に支障を来し、早期に消えて行くと。あなた自身は、このような話をどう思いますか? このベルトコンベアの犠牲者だと自分を思いませんか?

「いいえ。そこには私の最初の怪我があります。それは負荷のせいでもなく、疲労から来たものでもなく — ただそうなったのです。それは氷上で起こったのでさえありません。ホールで行なった普通のジャンプ — ジャンプの出で足を捻ったのです。靭帯切断。四回転を跳んだ訳でもなく、氷上に五時間いたからでもなく、バーに掴まっていて起こったのです。それは偶然で、誰にでも起こり得るものです。

何故皆は、フィギュアスケートに関してだけこのようなことを言うのでしょうか? スキーのジャンプ競技を見てください。あの種目では膝、背中、その他のあらゆる部位に膨大な負荷がかかるのではないですか? それにも関わらず誰もこのことをそれ程論じたり、非難したりしていません」。

—つまり、あなたは火山の内部にいた人間ですが、これらの非難を認めない?

「もちろん、どんなプロフェッショナルのスポーツも健康に影響があるのです。自分の子供を私は決して競技スポーツには行かせません。しかし、同時に訓練を積んでいる子供たちは自分でこれを望んでいます。誰も、彼らをここに連れて来るようにと両親に強制していません。皆が理解して、何かのためにこれをやっているし、リスクを認識しているのです。これは彼らの選択なのです。

そしてもし、誰もリスクを冒さなかったなら、フィギュアスケートはその進歩が止まっていたことでしょう。全てが30年前と同じ様相だったでしょう。誰にとってそれが面白いでしょうか?」

  1. 2019/07/12(金) 20:24:00|
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2019/07/02 アレクサンドル・ジューリン「もしメドヴェージェワから依頼があれば、彼女のためにロシアの魂が込められたブルースを作るだろう」

https://rsport.ria.ru/20190702/1556087490.html

2019/07/02 アレクサンドル・ジューリン「もしメドヴェージェワから依頼があれば、彼女のためにロシアの魂が込められたブルースを作るだろう」

====一部抜粋====

(アナトーリー・サモフヴァーロフ)
—アレクサンドル、あなたは「シングルスケーター」のためのプログラム演出家としては、何故かもう長いこと見られていませんが。

アレクサンドル・ジューリン:「確かにそうだが、残念だとは思わないよ。シングルスケーターのためのプログラム作りに奔走するよりも、家に帰って子供と騒いでいる方がはるかに大きな喜びを得られるような年齢、人生の段階にいるのだ。しかし、もし興味が湧く誰かが私に頼むなら、喜んでプログラムを作るだろう」。

—あなたは依然として、女子シングルスケーターを彼女たちのプログラムを通して見ているのですか?

「もちろん」。

—では、昨シーズンの非常に興味深いショートプログラムをやりこなせず、急遽作った『トスカ』によって救われたエヴゲーニヤ・メドヴェージェワは、何故消えなかったのでしょうか? 彼女はどのようにして新しいものを咀嚼し、負けないのでしょうか?

「私が彼女と一緒に仕事をしたある時、映画『魅惑的幸福の星』へのイサーク・シュワルツの音楽の中で彼女を見たことがあった。これは非常に強いテーマだ。これに対してジェーニャは私に言った:『私はこの音楽の中の自分を感じられません』。私は主張した:『ジェニ、君は全てをぶち壊すの! いいかい、私は音楽をかけるから、君は少し動いてくれないか?』。音楽をかけた。彼女は滑り始めたが、リンクの中で完全に溶け込んでしまった。メドヴェージェワは、何か小さな、行き場の無い女の子になった。スケールの大きな音楽は、彼女をただ『喰ってしまった』。私は録音を止めた。『ジェーネチカ、君の言うことは完全にその通りだね。これは全く君のものじゃないよ』と私は言った。

翌日私は彼女に、映画『白夜の調べ』の同じシュワルツの音楽を持って来た。これは胸の張り裂けるようなバイオリンで、それに合わせて彼女は最初に三つの動きをした。私はすぐに理解した:『これで決まりだ。これは君のテーマだ』。

—そしてその音楽で、彼女は出場した全ての試合で勝利するようになった。

「そうだ。しかし当時はより容易だった。私たちは彼女に『シェルブールの雨傘』も作った。『Tango Tschak(チャック)』も・・・もし彼女が私に何か作るよう再び頼んで来たなら、彼女が本当に今すぐ必要なものは何かを理解するように、様々なものを試すだろう。

昨シーズンの彼女の最初のショートプログラム、あのブルースは彼女には似合わなかったと、私にも思えた。何故なら、彼女はあのプログラムを感じ取っていなかったから。だって彼女はロシアで生まれたのだから。メドヴェージェワは、アシュリー・ワグナーとは違う。カート・ブラウニングが出て来れば、フランク・シナトラの音楽で、あたかもシナトラが特別に彼のために音楽を作曲したかのように滑っている。これは彼らの文化であり、彼らは子供の頃からこれらの曲を理解しているが、一方で我々は、ジェーニャは異なる人間なのだ。

メドヴェージェワには、彼女が自分の魂を見せることが出来るようなものを作らなければならない。しかし、もし彼女が私に頼むのなら、私はロシアの魂が込められたブルースを彼女に作るだろう。

ジェーニャは、非常にアーティスティックな気分の女の子だ。プログラムを作って、『Wow!』と叫んだとしても、実際はそのプログラムは失敗作だということもある。私も潔白な人間ではないから、私にもそのようなことはあった。一方で、そもそも、最も若い世代の中ではカミーラ・ワリーエワが私は気に入っている。もし彼女がシニアのレベルで滑り始めるとしたら、それは傑作になるだろう」。

—彼女は、二度の世界ジュニア女王アレクサンドラ・トルーソワや、ロシア女王アンナ・シェルバコーワよりも才能があるのでしょうか? 

「私はそうは言っていない。ワリーエワのジャンプを見なければならない」。

—四回転トウループは既にあります。

「オリンピック近くになってどうなるのか、見てみよう」。

—一方、振付けの面では、もっと年上のライバルたちよりも強いかもしれません。

「彼女は振付け的により強いのではない。彼女は天賦のフィギュアスケーターなのだ。ユナ・キムとどう戦うか? 実質的にこれは不可能だった。何故なら全てが生まれながらのものだったから:ライン、顔 — 全てが。ワリーエワは、巨大な新しい才能だ。しかし、出口でわれわれが何を手にするのかは、まだ分からない。

彼女が四回転を入れたプログラムを滑り、華麗な滑りを見せていることは素晴らしいが、今後トルーソワが出て来て、四つの四回転をやるだろう。そして誰が勝つか? 他の条件が同じならば、審美的な面ではワリーエワとアリョーナ・コストルナーヤが、私の観点では、ロシアの中でより秀でている。しかし、エレメンツの面では、シェルバコーワとトルーソワに比肩出来る者は、今のところいない」。

—彼女らのコーチのエテリ・トゥトベリーゼは、あなたが氷上で見たいのは少女ではなく女性だと言った、最近のあなたのフレーズに言及していましたが。

「ルールを変更することは出来ないのだということを、私は既に甘受している。エテリ・ゲオルギエヴナを私は非常に好きだし、とても尊敬している。彼女は、偉大なコーチだ。しかし、私は女性を見るのが好きだということは、悪いことではない。しかし、例えば、神がその頭にキスをしたワリーエワが、柔らかな、美しいスケーティングで氷上に現れたなら、私は喜んで彼女を見るだろう」。

  1. 2019/07/06(土) 00:35:53|
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