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2021/03/29 ラファエル・アルチュニャーン「われわれは点数を数える必要はない」 ― チェンの優越性とショートプログラムでのミスについて ―

https://russian.rt.com/sport/article/847054-arutyunyan-chen-moskvina-mishin

2021/03/29 ラファエル・アルチュニャーン「われわれは点数を数える必要はない」 ― チェンの優越性とショートプログラムでのミスについて ―

(エレーナ・ヴァイツェホフスカヤ)
ショートプログラムの敗北は、ネイサン・チェンにとって惨事ではなかった。Russia Todayのインタビューで、世界チャンピオンの師であるラファエル・アルチュニャーンは、これについて語った。彼のことばによれば、ミスの原因は、このジャンプ(四回転ルッツ)を制限して練習していたからだろうという。アルチュニャーンは、また、自分の生徒をなぜ信頼していたかを説明した。それから、タマーラ・モスクヴィナやアレクセイ・ミーシンのように老後迄働くことはないだろうと打ち明けた。

―世界選手権が始まる前、あなたは私にこう話しました。最初の練習の滑りによって何らかの判断を下すことは、あまり好きではない。なぜなら、それらが模範的であることは滅多にないのだからと。私は、ショートプログラム前夜のあなたの生徒の練習を見ましたが、彼の滑りをあなたは少し心配しているように感じましたが。

「最初の二日間、ネイサンの練習は非常に良かった。しかし、その後緊張が高まった。しかし、私は何が起こったのかをほぼ理解している。というのも、もう10年以上もチェンと仕事をしているから彼を良く研究しているし、私は自分が競技スポーツのことも良く知っていると思っているのでね。これは、一つの単純な理由によって起こった:ネイサンは、久しくライバルたちを見ていなかったからなのだ。これは大して重要なファクターではない。だってほとんど全てのフィギュアスケーターたちがお互いを見ていなかったのだからね。ただチェンはあまりにも長い間無敵だった。ピョンチャンオリンピックの後、彼は一度も負けていないし、このことは、われわれが好むと好まざるとにかかわらず、人に一定の負荷を負わせる ― 全く別の責任が生じるのだ。

しかし、全体として言いたいことはこういうことだ。今皆が、チェンがどのようにフリープログラムを滑ったかを称賛しているけれども、私は練習の中で、同様の滑りを彼が実行するのを何度も見ていたということだ。何故だか皆は、アスリートが試合に出て行く時には最良のものを披露すべきだと思い込んでいる。でもそれは間違っている。それを見せるのは、第一に普段の滑りの中で見せなければならない。私とネイサンは次のようにしている:何らかの理由によって練習で最大の滑りが出来ない場合は、もう一度通しで滑るのだ。われわれは世界選手権に向けて、非常に良い準備が出来ていたのだ。

だから、ストックホルムで私の生徒が少し震え出したのを見た時、あわてなかった。むしろ、彼は本当に苦しいのだなと理解した」。

―チェンがショートプログラムで四回転ルッツ無しで終わったことで、あなたはひどく気落ちしましたか?

「驚くかもしれないが、そういうことは無かった。不快だったのは、第一にネイサン自身だ ― 彼は明らかに、そのような事態のシナリオを想定に入れていなかった。しかし、何故だか、あの滑りの後、私の近しい人たちが私を心配した。娘さえ電話を寄越して、慎重な口調で尋ねた:《パパ、元気?》。全て問題ないよ、と私の答えを聞いた後でさえ、信じていないようだった」。

―今、ご自分の気持ちを隠していませんか?

「少しも隠してなどいない。人がかくも長く一連の勝利を収めていて、皆が絶えずこの話題をあれこれと宣伝し、熱くなっている時に、何らかの中間的滑りで負けることがあったとしても、それは何の惨事にもならない」。

―不必要な緊張を取り去り、ある意味で地に足が着くのを助けますか?

「このテーマをさらに掘り下げる必要がある? あなただって私と同じように競技スポーツを理解しているのだから、ご自身で正しい推論をすればよかろう」。

―競技スポーツの理解の程度に関して言えば、今年80歳を祝っているタマーラ・モスクヴィナやアレクセイ・ミーシンと、あなたは恐らく肩を並べることが出来るでしょう。このような模範を眼前にして、私が言えることは、あなたは前途洋々だということです。

「私はそんなに長く、コーチとして働くつもりはないよ。出来ないよ」。

―一体何故?

「私には今年で45年のコーチ歴がある。正直言って、モスクヴィナやミーシンがこれよりもはるかに多いとは思わない。というのも彼らは非常に遅く、滑るのを終えたのだし、私はと言えばもう18歳の時にリンクサイドに立って、始めたのだから」。

―チェンのあの失敗の後、Kiss and Cryで得点を一緒に待っていた時、あなたは彼に何を言ったのですか?

「何も言わなかった。あのような時、アスリートには何も触らない方が良いのだ。まして、ネイサンの内部が非常に激高しているのが見て取れたのだから。一方、朝の練習の後、フリープログラムの前には、私は彼にただ一つのフレーズだけを言った:《君が全てをやり切れることを、完全に信じている。そのことでは何の疑いも無い》。チェンが私のことばを、どれくらい受け入れたかは分からない。しかし、繰り返して言うことが出来る:彼は練習で全てのことを何度もやっていたし、そして最も重要なことは ― ストックホルムでフリープログラムを滑り切ったのと、ちょうど同じ質でやっていたことだ。ここで決定的なのは、質の問題なのだ」。

―生徒が、目前の課題にどれだけ上手く対処出来るかを、滑りの過程であなたが判断出来る、何らかの兆候はありますか?

「兆候は一つだ ― アスリートが試合に向けて準備が出来ているか、出来ていないかだ。もし準備が出来ているのなら、周囲で何が起ころうが、羽生の氷にどれだけのクマが投げ込まれようが、誰がどんな得点を獲得しようが、誰が何を言おうが、どのように見えたかを言おうが・・・一切関係が無い。確かに、われわれのショートプログラムの四回転ルッツで起こったように、転倒は起こる。これに対して、私が何を言える? もちろん、ナンセンスなことだが、しかし、そういうことは起こるのだ・・・」。

―ところで、チェンは何故、ジャンプで失敗したのですか?

「若干の事情のせいで、われわれはルッツを非常に制限して練習していた ― 練習では数を制限して跳んでいたのだ。原因はそこにあったかもしれないと思う」。

―ショートプログラムで羽生結弦が主要なライバルに対して稼いだアドバンテージは、ささいなものですか?

「私はもうだいぶ前からポイントの計算はしていないし、何故なのかを説明することも出来る。それを数えるのは、ライバルたちと1ポイント、2ポイント離れている人たちに任せれば良い。前の世界選手権でチェンが羽生に対してどれだけ勝ったのかをあなたは覚えているかね?」。

―もし私が間違っていなければ、20ポイント以上で、同時に世界記録を更新しています。

「それこそが答えだ。もしわれわれのパフォーマンスの歴史を辿って、どれだけの、そしてどんな試合でネイサンが残りの全ての人たちに勝利したかを見てみれば、それはやはり対比できるレベルではないことを理解するだろう。私はネイサンが、まさに今やっているような滑りをするために、多大な努力を払ったのだから、多分、このように言う権利を持っている。そもそも、もしあなたのポケットにあるのが100ドルなのだったら、高価なレストランに行く必要は無いと思う。何故なら、それは喜びにはならずに、緊張の勘定になるからだ。ウェイターに渡すチップを残すために、自分のお金が足りるだろうか、足りないだろうかと」。

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  1. 2021/03/31(水) 01:27:14|
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2021/03/25 タチヤーナ・タラーソワ「羽生のショートをとても気に入りました。精巧で、クリーンで、ロックンローラーになり切って。しかも軽々と2本の四回転を入れて。すばらしいわ」

https://www.sports.ru/figure-skating/1095374360-tatyana-tarasova-ochen-ponravilas-korotkaya-xanyu-tak-tonko-chisto-i-p.html

2021/03/25 タチヤーナ・タラーソワ「羽生のショートをとても気に入りました。精巧で、クリーンで、ロックンローラーになり切って。しかも軽々と2本の四回転を入れて。すばらしいわ」

ソ連邦功労コーチのタチヤーナ・タラーソワは、ストックホルムで行われているフィギュアスケート世界選手権男子ショートプログラムの印象を語った。

「今日ロシア男子たちは、良い演技をしました。コリャダーがあのミスをしたのは残念でしたが、見事なスケーティングでした。素晴らしい!

これは世界選手権なのです。アレクセイ・ニコラエヴィチ・ミーシンのもう一人の男子選手であるエヴゲーニー・セメネンコは、このようなレベルの大会は初めてでした。でも彼は何も恐れず、2本の四回転を実行しました」。タラーソワはこのように語った。

「私は男子の試合を見ましたが、自分の目が信じられませんでした。プログラムの中でこのようなことが出来るなんて ― あのようなステップ、あのようなアイディア、トランジション・・・宇野昌磨の非常に良いプログラム、もちろん、羽生結弦のも。

羽生のショートプログラムが、私は非常に気に入りました。あのように精巧で、クリーンで、ロックンローラーになり切るようにプログラムを創るなんて、しかも2本の四回転を軽々と跳んで ― これは素晴らしいことです。それからもちろん、シェイ・リーン・ボーンがプログラムを作って上げたネイサン・チェンも私のお気に入りです」。タラーソワはこのように付け加えた。

文:リナ・ロツィク  / 出典:R-Sport

  1. 2021/03/26(金) 11:32:07|
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2021/03/25 エレーナ・ブヤーノワ「シェルバコーワは、世界選手権ショートプログラムで見事な滑りを披露した」

https://tass.ru/sport/10987077

2021/03/25 エレーナ・ブヤーノワ「シェルバコーワは、世界選手権ショートプログラムで見事な滑りを披露した」

モスクワ、3月24日、TASS。
ロシアのフィギュアスケーター、アンナ・シェルバコーワは、世界選手権ショートプログラムで見事な滑りを披露した。ロシアのコーチ、エレーナ・ブヤーノワはTASSにこのような考えを述べた。

シェルバコーワは、世界選手権ショートプログラムで首位に立った。16歳の彼女の得点は81.00ポイント。2位は日本の紀平梨花(79.08)。3位はロシアのエリザヴェータ・トゥクタムィシェワ(78.86)。もう一人のロシアの女子スケーター、アレクサンドラ・トルーソワは、64.82ポイントを獲得し、ショート終了時点で12位となっている。

「ロシアの女子選手たちをとても応援していました。もちろん、結果が自ずと語っています。アーニャは非の打ちどころの無い、見事な滑りを披露しました ― 言いがかりをつけるところは何一つなく、一つのミスも無く、本当に偉大なアスリートたちが見せる滑りでした」。ブヤーノワはこう語った。

「リーザには本当に敬服して頭が下がります。彼女は、アデリーナ・ソートニコワと競っていたのです。私は心の底から彼女を応援しています ― 彼女がどれだけのことを経験し、それら全てがどれ程困難だったかを私は知っています。彼女は進歩し続けて、高いレベルで堂々と戦っているのです」。

「サーシャ・トルーソワを、どんなことがあっても見限るべきでは無いと私は思います ― 彼女も、私の視点では、素晴らしいアスリートで、独自の唯一無二のものを持っているのです。フリープログラムでは、前だけを見据えて進み、四回転ジャンプのスキルを余すところなく見せてくれるでしょう。

ロシアの女子スケーターたちのフリープログラムでの成功を願っています」。ブヤーノワはこう付け加えた。

彼女はまた、ストックホルムでの大会はロシアの女子選手だけを見るのではなく、他の選手たちを見るのも興味深いと指摘した。

「日本の選手たちが非常に気に入りました。彼女たちは、自分のパワー、運動能力、プログラムで魅せています。見るのは、驚くほどに非常に興味深いものでした。まさにフィギュアスケートは生きているのです。ヨーロッパの女子選手たちは、非常に美しい、女性的な滑りを見せています。これに私は敬意を表します」。ブヤーノワはこのように述べた。

  1. 2021/03/25(木) 23:28:49|
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2021/03/21エレーナ・ ラジオノワは、世界選手権女子シングルの優勝候補者たちの名前を挙げた

https://rsport.ria.ru/20210321/figurka-1602215046.html

2021/03/21 ラジオ―ノワは、世界選手権女子シングルの優勝候補者たちの名前を挙げた

モスクワ、3月21日、RIAノーヴォスチ、アナトーリー・サモフヴァーロフ。
ロシア女子スケーターのアンナ・シェルバコーワ、アレクサンドラ・トルーソワ、それに日本の紀平梨花が、スウェーデンでの世界選手権の主要なメダル候補だと、2015年世界選手権銅メダリストのエレーナ・ラジオノワがRIAノーヴォスチに語った。

世界選手権は、3月24~27日にストックホルムで開催される。

「メダル争いを演じるのは、紀平、シェルバコーワ、トルーソワだと、私は思います。この三人が主要な優勝候補です。世界選手権でのプレッシャーは、非常に大きなものになるでしょう。シーズンのメインの大会ですし、そこでは全員が立派なパフォーマンスをしたいと望んでいるのですから」。ラジオ―ノワはこう語る。

スウェーデンでは、さらにロシアのエリザヴェータ・トゥクタムィシェワと日本の宮原知子も出場する。彼女たちは、2015年の世界選手権でそれぞれ金メダルと銀メダルを獲得した。

「トゥクタムィシェワと宮原を、私は非常に尊敬しています」 ― 2015年に銅メダルを獲得し、昨年公式に選手生活から引退することを表明したラジオ―ノワは、胸中を述べた。「私は彼女たちと一緒に戦いましたが、彼女たちは今でもトップスケーターの中にとどまっているのですから」。

「私は、彼女たちにも良いパフォーマンスをして欲しいし、彼女たちの成功を願っています。彼女たちもメダルを狙って戦えると思います。ただ優勝は、ウルトラCのジャンプが無ければもう不可能です。しかし、リーザには非常に良いトリプルアクセルがあることを皆が知っています」。ラジオ―ノワはこう付け加えた。

  1. 2021/03/22(月) 16:23:29|
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2021/03/18 ミハイル・コリャダーは、フィギュアスケート世界選手権を前にプログラムの難度を上げた

https://rsport.ria.ru/20210318/kolyada-1601833057.html

2021/03/18 ミハイル・コリャダーは、フィギュアスケート世界選手権を前にプログラムの難度を上げた

モスクワ、3月18日、RIAノーヴォスチ、アナトーリー・サモフヴァーロフ。
三度のフィギュアスケートロシアチャンピオン、ミハイル・コリャダーは、スウェーデンで開催される世界選手権を前に、二つのプログラムの難易度を上げ、ショートとフリープログラムで四回転トウループと四回転サルコウを跳ぶ予定だと、彼のコーチであるタチヤーナ・ミーシナがRIAノーヴォスチに語った。

世界選手権の競技の部は、ストックホルムで3月24~27日に行われる。コリャダーは今シーズンの競技会で、四回転トウループのみを跳んでいた。

「コリャダーは戦う決意をしていますし、真面目な青年ですから、自分にかかっている全ての責任を理解しています。彼は良い精神状態でペテルブルクを出発しました。彼の武器は四回転サルコウとトウループですが、問題は、ショートでもフリーでも彼がどれだけ安定してコンテンツを遂行するかです。彼には難易度をこのように上げるl必要があるのです ― サルコウも、トウループも」。ミーシナはこのように語った。

「ロシアのフィギュアスケーターたちには成功、精神の集中と意志力を願っています。意志力は勝利への意志というよりも、最高の滑りを披露することへの意志です。もし自分の最大限を披露することが出来れば、あなたは喜びを感じることが出来るでしょう」。専門家である彼女は、こう付け加えた。

世界選手権男子シングルスケートでロシアを代表するのは、ミハイル・コリャダーと、アレクセイ・ミーシン、タチヤーナ・ミーシナ夫妻のもう一人の生徒であるエヴゲーニー・セメネンコだ。セメネンコは、今シーズン、ロシアジュニア選手権とロシアカップファイナルで勝利した。

[参考]
ミハイル・コリャダーのSP
https://www.youtube.com/watch?v=UXe8ZuN0SvM

ミハイル・コリャダーのFP
https://www.youtube.com/watch?v=VYUrbwJA8sM

エヴゲーニー・セメネンコのSP
https://www.youtube.com/watch?v=j5T9zKJxkaI

エヴゲーニー・セメネンコのFP
https://www.youtube.com/watch?v=6-t6pvIFhfs

  1. 2021/03/21(日) 01:18:33|
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2021/03/12 ヤーナ・ルトコフスカヤ「コストルナヤはプルシェンコの下にやって来たのではなく、ローザノフの下にやって来た」

https://www.sport-express.ru/figure-skating/reviews/figurnoe-katanie-chto-dumaet-yana-rudkovskaya-ob-uhode-kostornoy-i-perspektivah-zagitovoy-intervyu-1766755/

2021/03/12 ヤーナ・ルトコーフスカヤ「もしザギートワが戻ったら、オリンピックの最も話題になるスターになるでしょう」

有名なプロデューサーであり、エヴゲーニー・プリューシェンコの妻であり、アカデミー《プリューシェンコの天使たち》の共同所有者であるヤーナ・ルトコーフスカヤが、ザギートワの復帰、コストルナーヤの離別、ミーシンの天才的独創性について語る。

====一部抜粋====

(コンスタンチン・コルマコフ)
―つい最近、アリーナ・ザギートワはスケーターとしての競技生活を続ける可能性があると言いました。これを信じますか?

「私の夫は同様のことを三度私に言いました。そして彼は自分の約束を守りました。ソルトレイクシティーの後、トリノに戻ると言いました。トリノの後、バンクーバーに戻ると言いました。バンクーバーの後、ソチに戻ると言いました。男が口にしたことを、男がやり抜きました。

アリーナ・ザギートワは、非常に強い女性です。しかし、私の記憶では近年で、エヴゲーニー・プリューシェンコを除いて、誰かが復帰してメダルを獲得した例はありません。復帰することは出来ます。問題は、どのような目標を自分に掲げるかです。もし、目標がフィギュアスケートのエリートでいられることを、皆に証明することだとしたら、それは一つです。復帰して、オリンピックや世界レベルの競技会で表彰台に立つこと。それは非常に難しいことだと私は感じます。

エヴゲーニーはターミネーターです。彼には巨大な意志力があります。オリンピックの前、一年間は、全てのイベントを断り、アルコールを断ち、新年にシャンパン一杯さえありませんでした」。

―それ程ですか!

「彼には、食糧が入った専用の冷蔵庫がありました。ダイエットに取り組み、ミーシンの特別メソッドでトレーニングしました。持久力をつけるためにボクシングに取り組み、サッカーをやりました。男として戻るのだと、私は想像しました。

私は彼と二回のオリンピックサイクルを経験しましたが、それは非常に困難なものでした。脊椎の手術の後、彼はダブルジャンプも跳べませんでした。身体に埋め込んだ構造物が脱落してしまうのではないかという、心理的問題もありました。それは非常な困難です! 彼には手術、重い怪我がありましたが、しかし復帰しました! 

アリーナには、私が知っている限りでは、怪我も最高難度の手術もありません。恐らく、もしモチベーションがあれば、彼女は挑戦するでしょう。エリートに戻るために彼女は復帰するでしょうが、オリンピックで表彰台に立つことは、非常に難しいでしょう。もし彼女がそれを成し遂げたなら、オリンピックの最も大きなセンセーションになるでしょう」。
・・・
―ザギートワがトゥトベリーゼのところに復帰するではなく、プリューシェンコのところへ来る可能性はありますか?

「非常に挑発的な質問です。最近話題の件のポイントは何か? アリョーナ・コストルナーヤはエヴゲーニー(・プリューシェンコ)のところにやって来たのではないのです。彼女はアカデミー《プリューシェンコの天使たち》のセルゲイ・アレクサンドロヴィチ・ローザノフのところにやって来たのです。エヴゲーニーは、最初の時期は助けましたが、その後、コストルナーヤは自分の病気と回復期の間セルゲイ・アレクサンドロヴィチとだけ取り組み始めました。

アレクサンドラ・トルーソワは、エヴゲーニー・プリューシェンコの下にやって来ました。エヴゲーニーは今、新しい候補者たちの検討には非常に気を配っています ― 彼はトルーソワ、(ヴェロニカ・)ジリナ、(ソフィヤ・)ムラヴィヨーワ、(ソフィヤ・)チトーワ、(ソフィーヤ・)サルノーフスカヤ、それに私たちの息子のサーシャと働いています。彼は二つのミニグループを受け持っています。

(スタニスラーワ・)コンスタンチーノワ、(アンフィサ・)リャーボワ、(アリョーナ・)コストルナーヤがプリューシェンコから離れたようなことが無いように ― 彼女たちはプリューシェンコから離れたのではなく、アカデミーの自分たちのコーチから離れたのです。コストルナーヤがローザノフから離れたと書いても誰も興味を持ちません。プリューシェンコから離れたと書けば、《Yandex》や全ての検索エンジンのトップ5に入ります。

《フルスターリヌィー》でもトゥトベリーゼだけが働いているのではありません。多くのコーチたちがいるのです。それなのに一つの苗字が大きく響いているのです。プリューシェンコは自分の生徒たちと働いていて、彼は彼らに対しては責任があります ― それは最大で15人です。アカデミーには約100人の選手たちがトレーニングを積んでいて、12人のコーチたちが働いているのです」。

―ザギートワはビッグネームです。

「問題は、プリューシェンコが採用するかどうかです。彼は少しずつ段階的に皆を受け入れています。なぜなら、多人数に対しては一人では無理だからです。志願者は非常に多いのです ― 環境は整っていますし、氷もありますが、アリョーナ・コストルナーヤの件の後では、私たちは《はい》と答えることには、非常に慎重なアプローチになるでしょう。アリョーナにとっては自分の本拠地でトレーニングするのが良いのです。あそこでは彼女のことを良く知っていますし、あそこには女子たちの激しい競争があります。結局アリョーナ・コストルナーヤには、まさにこの競争が足りなかったのです。

エヴゲーニーには、ミーシンのところのように、もっと個人個人のアプローチ、独自のシステムがあります。このシステムに則って進むことに同意する者たちには、悪くない結果が出ています ― チトーワはトリプルアクセルを跳び始めましたし、これまでの全ての試合で勝ちました。トルーソワとムラヴィヨーワは、シニアとジュニアのロシア選手権でそれぞれ3位になりました。ジリナは、怪我と病気の後で、ピッチを上げています。

ですから《私たちはプリューシェンコのところへ行く》と言われることは望んでいないのです ― 全く別のコーチたちが彼らと働いているのです。この間の出来事の後では、後になって誰かと関連付けられないように、明確な約定無しに採用することを、私は絶対に止めさせるつもりです。私たちのアカデミーには、エヴゲーニーが直接取り組んでいる優秀なアスリートたちがいます。五月の狭き門への志願者は沢山います ― 女子たちも、男子たちも、ウルトラCを持っている人も、持っていない人も。アスリートには権利だけがあり、コーチには責任だけがあるというようになることは、望んでいません。ですから、もし、誰かを採用するにしても、非常に選択的になるでしょう」。

―コストルナーヤについて、また彼女の補償の件はどうなっていますか?

「私たちには、お金を払って雇っている弁護士たちがいます。私は法的な問題を話題にしたくありません。私たちとアリョーナの母親との間には契約があります。私たちはアリョーナと良い関係にあります ― 私は彼女から非常に強い感銘を受けました。しかし、彼女が離れる決断をするということになりました。そこに悪いことを私は何も見ていません。ただ、もう少し別のやり方があったのかもしれませんが、しかし、それはもう感傷でしかありません。

私にはアリョーナとの素晴らしい関係が残っていますし、契約はまだ破棄されません。私たちは急ぎません。法的に彼女はまだ私たちのところにいるのに、実際は既にあちらにいるということで、私たちが困ることはありません。連盟にもまだ誰も届けていません。彼女が練習することが大事です。私たちは彼女に良い事だけを願っています。

彼女が(コロナ感染から)快復して行き、練習を積み、試合で滑っていれば良いのです。私も、夫同様に、アリョーナ・コストルナーヤの実力に対する疑問はありません。私たちは良い友人のままです。

契約に関しては、十分に検討してもらいましょう ― 双方の側に理解があります。もし、ダニイル・マルコヴィチ(トゥトベリーゼグループのコーチ、グレイヘンガウス)がこれについてメディアに話さなかったなら、母親との契約に関しては誰も知らなかったでしょう」。

  1. 2021/03/14(日) 17:13:18|
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2021/03/08 インナ・ゴンチャレンコ 「トゥトベリーゼは、コストルナヤにゆるやかな条件を設定した」

https://rsport.ria.ru/20210308/kostornaya-1600362131.html

2021/03/08 インナ・ゴンチャレンコ 「トゥトベリーゼは、コストルナーヤにゆるやかな条件を設定した」

モスクワ、3月8日、RIAノーヴォスチ、アナトーリー・サモフヴァーロフ。
コーチのエテリ・トゥトベリーゼは、2020年ヨーロッパ女王アリョーナ・コストルナーヤが彼女のグループに完全復帰するための条件を、二ヶ月の仮採用期間を定めるなど、緩(ゆる)やかなものに設定したと、ロシア功労コーチのインナ・ゴンチャレンコは考えている。

コストルナーヤは、7月に、二度のオリンピックチャンピオン、エヴゲーニー・プリューシェンコのアカデミーに移ったが、3月にそこを離れてトゥトベリーゼのグループに戻った。伝えられるところでは、トゥトベリーゼはコストルナーヤに、二ヶ月は仮採用期間だと定めて、トリプルアクセルを復活させるという条件を設定した。


「二ヶ月、それはまだ緩い条件です。選手が本当に心身を傾注し、結果を出すために、あるいは行ったり戻ったりしてコーチたちを馬鹿にしないために、期間を一ヶ月と呈示すべきでした。彼女がトゥトベリーゼから離れたのは、ただの気まぐれだったと私は思います。“子供たちと一緒に練習するのは嫌だ”というようなこと全ては、仕事とは全く関係のない、完全なわがままです。明確な目的を持っている人は、誰も何も妨げにはなりません」。ゴンチャレンコは電話で、RIAノーヴォスチにこのように語った。

ゴンチャレンコは、コストルナーヤが戻るというニュースには「驚かなかった」と述べた。「本当です。なぜなら、アリョーナはオリンピック後も滑り続けたいと表明しました。すなわち、長く、です。その時すぐに私の頭に浮かんだ思いは、それならご自分の何がよろしくないのかを考えなければならない、ということでした。動揺して、コーチからコーチへと移ったアスリートは過去に非常に多くいました。その移行が功を奏した例は非常に少ないのです。元に戻る勇気も、また全員が持っていた訳ではありません。恐らくアリョーナは、地道な努力無しには、大きな結果は出せないということを理解したのでしょう」。このようにコーチは付け加えた。

「あなたの練習が軽いもので、笑顔があり、陽気で、素晴らしいトレーニングが行われている時、どんな収穫がありますか? その一方であなたが緊張して仕事をすれば、結果を見る時に微笑むことが出来るでしょう。各人は選択の自由があります。(バレエダンサーのニコライ・)ツィスカリーゼが言ったように、人は毎日の自発的苦役への用意が無ければならない、のです。全くその通りです。バレエでもスポーツでも、陽気で簡単なトレーニングをして表舞台に出て行き、全員に勝利するなどあり得ないのです」。ゴンチャレンコはこう強調した。

彼女によれば、「アリョーナがこれを理解したのは良い事です」。「しかし、それが長続きするでしょうか?」 ― 専門家である彼女は疑問を投げかけた。「これが第一です。第二は、非常に簡単に気が緩むものですし、作られた基礎の上でパフォーマンスするのも簡単ですが、その先に進もうとすることは、それ程簡単ではありません。

しかしトゥトベリーゼのグループには、良いチームワークがありますし、コストルナーヤを知っていて、彼女と共に結果を出す方法も知っている人たちがいます。ですから以前のコストルナーヤを見るチャンスは、あると私は思います」。

  1. 2021/03/11(木) 14:32:53|
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2021/03/06 アリョーナ・コストルナヤ「ロシアカップファイナルでの6位が、トゥトベリーゼの前に行ってお詫びをし、高慢を改め、許しを請わなければならないことを理解させてくれた」

https://www.sports.ru/figure-skating/1094675802-alena-kostornaya-shestoe-mesto-v-finale-kubka-rossii-dalo-ponyat-chto-.html

2021/03/06 アリョーナ・コストルナーヤ「ロシアカップファイナルでの6位が、トゥトベリーゼの前に行ってお詫びをし、高慢を改め、許しを請わなければならないことを理解させてくれた」


ヨーロッパ女王アリョーナ・コストルナーヤは、エテリ・トゥトベリーゼコーチのグループに戻ることを決断した理由を説明した。

「ロシアカップファイナルでの6位は、残念ではありません。自分が何か間違ったことをやった、正しくなかった・・・ことをはっきりと理解させてくれます。自分の生活の全てが間違っていることを。そして、それを改めなければならないことを。謝罪に行かなければならない、自分の高慢さを改め、許しを請わなければならないことを。

確かに、(Sports.ru注:夏にプリューシェンコのところに移ってから)笑顔は増えたかもしれません。でも、それは笑顔になるべき場所ではありません。表彰台の上でこそ笑えるのであって、トレーニングの後では、どこかの隅で泣くべきなのです。

表彰台ではなく、練習でもどこでも笑っていることは出来ますが、それは表彰台に立ったことがない人です。

私は、このグループで滑る価値があることを、彼らの注目に値することを証明しなければなりません」。第一チャンネルの放送の中で、コストルナーヤはこのように語った。

文:マリーヤ・ヴェリーチコ  / 出典:Sports.ru

  1. 2021/03/07(日) 19:34:16|
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2021/03/06 エテリ・トゥトベリーゼ ― コストルナヤが戻ることについて ― 「神がそれでもチャンスを与えるよう命じた」

https://www.sports.ru/figure-skating/1094676277-tutberidze-o-vozvrashhenii-kostornoj-bog-velel-vse-taki-davat-shans.html

2021/03/06 エテリ・トゥトベリーゼ ― コストルナーヤが戻ることについて ― 「神がそれでもチャンスを与えるよう命じた」

ロシア功労コーチのエテリ・トゥトベリーゼは、ヨーロッパ女王アリョーナ・コストルナーヤが彼女のグループに戻るのを許可した理由を説明した。

「ジアナ(訳注:トゥトベリーゼの娘で、アイスダンスの選手)が彼女を弁護しました。娘がこう言ったのです:『ママ、チャンスを上げなければならないわ』。と。神がそれでもチャンスを与えるよう命じたのだと、私には感じられたのです。

私はチャンスを与えることが出来たのに、という思いを心の中に持っていたくはありません。そうなったら、残った人生の間ずっと、実現しなかった望みを抱いて過ごすことになります。

自分はあの時何か出来たのに、自分はチャンスを与えなかった、と思い続けることになりますから」。第一チャンネルの放送の中で、トゥトベリーゼはこのように語った。

文:マリーヤ・ヴェリーチコ  / 出典:Sports.ru

  1. 2021/03/07(日) 16:33:10|
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2021/03/03 タラソワは、マリーヤ・ソツコワの資格剥奪についてコメントした

https://rsport.ria.ru/20210303/sotskova-1599776171.html

2021/03/03 タラーソワは、マリーヤ・ソーツコワの資格剥奪についてコメントした

モスクワ、3月3日、RIAノーヴォスチ、アナトーリー・サモフヴァーロフ。
資格剝奪処分を受けたフィギュアスケーター、マリーヤ・ソーツコワは、自らの行動によって、自らを、そして自分のコーチをさらし者にするだけでなく、ロシアフィギュアスケート連盟をもさらし者にするのだということを理解すべきだった。ロシア功労コーチのタチヤーナ・タラーソワは、RIAノーヴォスチにこのように語った。

水曜日(3月3日)、ロシアフィギュアスケート連盟執行委員会は、ロシアアンチドーピング機関規律アンチドーピング委員会の決定に基づき、ソーツコワを、2030年4月5日迄10年間の資格剥奪処分にするとの評決を下した。ロシアフィギュアスケート連盟会長アレクサンドル・ゴルシコーフは、ソーツコワの身体からフロセミド(訳注:Furosemidum。利尿剤ジウレチン)が見つかったと述べた。

「ここでどのようなコメントをしたら良いのでしょうか? 彼らにどれだけのことを言うことが出来ますか? 皆大人なのだし、給料を貰っているのです。せめて幾ばくかの責任感はあるのでしょうか? 彼らはどこでそれを手に入れたのでしょう? なぜ彼女はそれを飲んだのでしょうか? あなたは自分だけでなく、コーチも、そして重要なことは、連盟をもさらし者にしているということを理解しなければなりません。もしあなたが、読み書きが出来なくても、何度も何度もこのことは言われていたでしょうし、耳にしていた筈です。何年間資格が剥奪されようが、彼女には同じことです。なぜなら、彼女はもう試合には出場しないでしょうから」。タラーソワは電話でこのように語った。

「もし私の教え子にこのようなことが起こったとしたら、ヴァレンチン・ピセーエフ(訳注:ロシアフィギュアスケート連盟元会長、ロシアフィギュアスケート連盟ゼネラルディレクター、ロシアオリンピック委員会執行委員会委員)は、私をこの世界から追放したでしょう。なぜなら、そのような時直接的罪は、私にあるからです。なぜなら私たちコーチは、生徒たちに手や足の動きを教えるだけでなく、このスポーツ界での生き方も教えるのですから。彼らに戦うとはどういうことなのかを教えるのですから。コーチは、自分がどのような選手と一緒に働いているのか、彼にどうなって欲しいのかを理解することが重要なのです」。専門家である彼女は、このように付け加えた。

  1. 2021/03/06(土) 00:09:21|
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