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2014/12/09 カレル・ファイフル「フィギュアスケートはさらに難しくなるだろう」

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2014/12/09 カレル・ファイフル「フィギュアスケートはさらに難しくなるだろう」

フィギュアスケートにカレル・ファイフルがやって来たのは、1945年。1973年からコーチとして働いている。かなり長い。この期間に、このチェコ出身であるドイツのコーチは、多くの経験をした。多くのペアやシングルスケーターのコーチをした。しかし、ロシアでは彼の名前を皆が知っている訳ではない — 「ブジェズィナ(ブレジナ)のコーチだよね?」、「頭が禿げていて、眼鏡を掛けている男の人?」、「えーと、その人は・・・」 — 彼について話題にすると、こんな具合に彼のことを描写する。ファイフルは、コーチをするなかで、山も谷も経験した。既にもう何年間か、オーベルストドルフのトレーニングセンターで働いている。まず挙げられるのは、アメリカで二年間働いた後、彼の元に戻ったミハル・ブジェズィナを成功裏に指導している。ブジェズィナは、グランプリモスクワ大会での銅メダルを獲得した。(文:アレクサンドラ・イリイーナ)===抄訳===

— ファイフルさん、あなたにとってコーチをすることはどのような意味が?
「若者と働いて、彼らの手伝いをするのが好きなのだ。元アスリートだった者は、その後しばしばコーチになるよ」。

—ざっと何人位のフィギュアスケーターと働きましたか?
「おや、おや、とても多くて、数えきれない。多分150人か200人かな?」。

—あなたは厳しいコーチですか?
「ああ、そう言われている。実際そうなのかどうかは知らないが、そう言われている」。

—ミハルがアメリカから戻った後、あなたはご自分のグループにまた入れることを直に同意したのですか?
「もちろんだよ。彼はとても気持ちのよいアスリートだし、良く働く。彼とのトレーニングは楽しい雰囲気になる。僕たちはお互いを良く理解している。僕たちは同じ町の出身なのだよ」。

—あなたはオーベルストドルフで働いておられますが、とても小さな町です。気に入っているのですか?
「私はシュトゥットガルトに住んでいる。一週間のうちトレーニングの時は、オーベルストドルフにいるが、その後は家に帰るのだ。オーベルストドルフの環境は素晴らしいよ。それは、世界で最良の練習センターの一つだ。われわれの所には三つのリンクがあって、氷の質は素晴らしいよ」。

—フィギュアスケートにはリスクが付いて回ります。少し前に中国で羽生結弦とハン・ヤンが衝突しました。そしてその後、氷に出ましたが・・・

「全てが起こった時、私はそこにいなかった。テレビで見た。しかし、テレビでは、何らかの判断を下すのは難しい。ああいうことは、稀だけれども、しかし起こることだ。しばしば、リフトの時に女性が落下する。私はペアのコーチもするが、ペアスケートではしばしばミスがあって、女性が落下するのだ。

私だったら、あのような状況では、衝突の後彼らに氷に出ることを勧めないだろう。しかし、この決断は難しい。選手たち自身が、自分たちの気分がどうなのかを理解しなければならない。遠くから、外部から判断を下すのは困難だ。脳震盪が無いということを識別するのは、多分可能だ。一方で選手自身は、氷に出ることを熱望している・・・しかし、この場合私だったら、やはりこう言っただろう — 『その考えをやめなさい・・・滑ってはいけない』と。しかし、これはスポーツだ。多分、皆が彼らを思い止まらせようとした。しかし、これが彼らの決断だった。それにあそこには、彼らが滑れる状態なのか、そうではないのかの最終的な診断を下した医師たちが明らかにいた。もちろん、彼らは医師たちと相談した筈だ」。

—多くの人たちが、今、フィギュアスケートが難しくなっていると言っています。例えば、男子シングルでは、四回転無しの滑りでは、もはや済まされません・・・フィギュアスケートをもっと難しくすることは出来るのでしょうか?

「私がフィギュアスケートにいる期間に、私は1950年か1949年に始めたのだが、フィギュアスケートは、より難しくなっているし、常にこの問題は起こっている。
もっと難しくするものはもう無い、ということをわれわれは想像することが出来ない。これからもフィギュアスケートは、さらに難しくなるだろう。これはスポーツなのだ。これを枠の中に押し込んでおくことはほとんど出来ないと思う。もしあなたが、陸上選手たちに、あなた方は今日から3.30m以上跳ぶ権利がありません、と言ったとしたらどうなるか? — これはスポーツなのだ! それが全てだ! 

一方でフィギュアスケートは、スポーツと芸術のミックスであるから、バーに到達することも難しいだろう。
もし、難易度レベルが無かったとしたなら、何を計算したら良いのか? その場合は芸術性で決めることになるが、そうしたらどうなるのか? 例えば、ある人は、ピカソが好きで、別の人はルーベンスが好き。そうしたらどうなる? 故に難易度レベルはなければならない。美的エレメンツと難しい技術的エレメンツの間の黄金律が必要なのだ。それこそが面白いところだ!」
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  1. 2014/12/10(水) 01:46:05|
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