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2014/12/30 アレクセイ・ミーシン「ソトニコワの滑りは、力強さ、音楽の哲学的イメージに特色がある」

      http://www.sovsport.ru/gazeta/article-item/769165

2014/12/30 アレクセイ・ミーシン「アデリーナ・ソートニコワの滑りは、力強さ、音楽の哲学的イメージに特色がある」

プリューシェンコとエリザヴェータ・トゥクタムイシェワのコーチであるミーシン教授は、ソチでのロシア選手権から得た感想を語った。(抜粋)

「私は(シーズン初めの)テストスケートで、アデリーナ・ソートニコワを観察して、彼女の滑りの流儀を注意深く分析した。彼女の滑りは、力強さ、表現力、音楽の哲学的イメージ、細かな動きが無いことなどに特色がある。ミューズの奉仕は空虚な馬鹿騒ぎを容認しない、とは良く言ったものだ。アデリーナは、自分の作品において、全く異なるコンセプトを堅持している。それは正しい道だ。そこでは、女らしさと深さが統一されている。だから、私は、ソートニコワと、もちろんリーザ・トゥクタムイシェワにとても望みをかけている」。

—ところで、バルセロナのグランプリファイナルで勝利したあなたの教え子のエリザヴェータ・トゥクタムイシェワは、ジャンプの入りがあまりにも簡単だ、と少し非難されていますが、何故なのでしょう? 他の選手たちと比較して。

「他の選手たちの入りが簡単ではないって! より難しいものだって! ジャンプ前の彼らの全ての入りのステップは、時にほとんどゼロ迄速度を落としている。飛んで行かない。また、それらの踏み込みのステップは欠陥を隠している。リーザは、欠陥を隠して、ジャンプを覆う必要性が無い。

速度が上がれば上がる程、より明確にミスが現れる。力が少なければ、ミスも少ない。もし、技術が完成されていなければ、ジャンプの際に外に放り出される。たとえば、もし小さな速度からそれをやれば、本当に少しだけ放り出されるが、もし大きな速度でやれば、著しく放り出される。

ところが羽生結弦は、狂ったようにジャンプに向かって(速度を落とさずに)飛んで行く。リンク全部を横切って・・・もっとも、時々、これによってひどく転倒するのだが。しかし、もしジャンプから出れば、その時の印象は、すごい、最高!となる。

今、逆説的状況が作り出されている。ロシアの女子選手たちの強力な波が、ジャッジたちの前に課題を突き付けているのだ:『どうすべきか?』と。女性の滑りにおいて備えてなくてはならない全てを観客が堪能出来るような芸術面と、ジャンプ、スピン、ステップの重要性を、得点においてどう正しく配分すべきなのか、という課題だ。

でも今日のところは、現在世界中の人たちが見ているロシアの女子選手たちに幸せな新年を願おう。また、『疾駆する馬を止め、燃える家に飛び込む』と詠んだ詩人(訳注 — ネクラーソフ)のことばのように、彼女たちが、氷の上で、強く、献身的なロシア女性を世界中の人々にいつも思い出させるようにと願うことにしよう。
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