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2015/01/07 アレクサンドル・スミルノフ「僕とユーコは演技出来ることを幸せだと感じている」

       http://www.gazeta.ru/sport/2015/01/07/a_6369929.shtml

2015/01/07 アレクサンドル・スミルノフ「僕とユーコは演技出来ることを幸せだと感じている」

ユーコ・カワグチとペアで滑っているフィギュアスケーター、アレクサンドル・スミルノフは、怪我の後の復帰が簡単ではなかったこと、彼らの国際的チームの中での協働のデリケートな点、人生やスポーツへの姿勢について、Gazeta.ru(ロシア新聞)に語った。(エカテリーナ・クリーニチェワ) =抄訳=

今シーズン前半、ユーコとアレクサンドルには様々な問題があったにせよ、タマーラ・モスクヴィナの教え子である彼らは、最低限の課題は遂行した — ロシア選手権の結果によりナショナル代表チームのメンバーに入り、ヨーロッパ選手権へ選抜された。

—これ程長い休みの後競技に復帰することは、いつだって簡単ではありませんね。でも、あなたとユーコはそれに成功しました。今シーズン前半には、あなたは満足していますか?

「先ずは、僕たちが復帰出来たことに満足している。このような喜びを持ってトレーニング出来ることにも満足している。大体いつも喜びを感じながら演技をしている。競技の後は、がっかりすることもあるが、今僕たちにとってはどんなパフォーマンスも — 競技であろうとエキシビジョンであろうと ー それは大きな幸せだ。正直に言えば、1年前には全く何も分からなかった。ユーコは、何をしたら良いのか — 続けるのか、それとも終わりにして日本に帰るのか — 分からなかった。僕も、その先滑れるのかどうか分からなかった。だから、今演技出来ることを本当に幸せだと思っている」。

—あなたのコーチのタマーラ・モスクヴィナは、現役を続けることに関する決定を、あなたとユーコに完全に委託したと語っていました。あなた方自身の選択になるようにと。

「そうだった。タマーラ・ニコラエヴナは決して降参しなかった。彼女はすぐにこう言った。『ねえ、私はあなた方を信じているわ。戻ろうと試みても、試みなくても、いずれにせよあなた方は私の生徒だし、多分最後の生徒だわ。私はいつだってあなた方と一緒よ』と。このことは、とても僕たちを励ました。同様に、応援のことばとともに手紙を書いてくれたファンたちの態度も。

ユーコは長い間僕を待たなければならなかったのに、最後まで待っていてくれた。今は、他の何かをやらずに競技に残ることを決めたことを、彼女は喜んでいると思う。待ちながら一人で練習することがどんなに困難なことか、僕は自分で知っている。かつて、ユーコに幾つかの怪我があった時、僕はちょうど同じ状況だった。それはつらいものだ:色々な考えが頭に浮かび始める・・・
だから、彼女がこれに堪えて克服してくれて、彼女に感謝しているのだ」。

—このことがあって、パートナーとしての彼女をより一層評価するようになったと言えますか?

「僕はずっと以前から彼女を評価していたし、彼女がどんなに頼もしい戦友であるかを知っている」。

—グランプリファイナルの時に、ユーコが二回倒れて失敗したショートプログラムの後で、いかに彼女の気持ちを転じさせようとしたかを、あなた方はとても感動的に話していました。彼女は、しばしば男性の肩(支え)を必要としますか?

「いいえ。第一、ユーコは、滅多にそれの理由を与えない。第二に、彼女は自分の中で多くのものをしまっておこうとする人間だ。そして時々彼女は、自分には余計な注目は必要無いということを分からせようとする。それで僕は、それを尊重しようとしている。それに僕は決して非難の暴言を吐いたりしない。

誰だって失敗をする。僕たちはロボットじゃないのだから。それに僕だって多くの失敗をした。それが人生だ。問題はただ、僕たちがそれをどうやって過ごして行くかだ — 仲良く、朗らかにか、それともいがみ合ってか。悪い関係は、遅かれ早かれ、やはり滑りに反映するし、人々はそれに気づくだろう。

—ロシアやロシアフィギュアスケートに馴化することが、ユーコにとって容易ではなかったことは分かります。一方で違うメンタリティーを持つパートナーに適応する過程は、あなたにとってどれ程難しいことだったのでしょうか?

「あのね、最も初期の頃は、僕たちの協働はとても簡単だったのだ。ユーコはその頃、まだロシア語が下手だったし、僕はと言えば、英語が実質、全くダメだった。タマーラ・ニコラエヴナも幸せだった。『あなた方は、なんて素晴らしいのでしょう。おしゃべりもしないで、ずっと働き通しで』と言ったものだ。(笑)僕たちは今、はるかに多く接触している。今度はコーチが時々頭を抱えている。『成長して、会話を覚えたら、今度は仕事をせずに、おしゃべりばかり・・・』と。もちろん、彼女の冗談だけれど。

メンタリティーの違いのお陰で、何らかのバリアがあることは明らかだ。ロシアではよりオープンだ。日本では、全てを自分のなかにしまって置くことが多い。女性ではなおさらだ」。

—あなた方はお互いを友人だと言えますか?

「はい。僕たちは友人であり、同志であり、戦友だ! 自由な時間にそれ程頻繁に一緒に過ごしてはいないかもしれない。でも、例えば、どっちかが劇場なり、どこかに行く時には、必ずお互いに電話をする。要するに、全く普通に付き合っている」。
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