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2015/03/03 スポーツ心理学者「ロシアではコーチにとって、アスリートが自分の持ち駒のようになっている」

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2015/03/03 スポーツ心理学者「ロシアではコーチにとって、アスリートが自分の持ち駒のようになっている」

スポーツ心理学者ガリーナ・ザヴィヤーロワは、ペアフィギュアスケーターのユーリヤ・アンチーポワ(訳注:拒食症でイスラエルに長期入院したが、3月2日に退院した。彼女は最近、コーチやパートナーへの、味方になってくれなかった等の批判的発言をした。一方コーチたちがそれに対して、コーチへの敬意が無いとか、彼女の両親が難しい人だとか、いつでも辞めさせることが出来たのにしなかっただとか反論している)の状況についてコメントした。

「最近これに関して、聞いたり読んだりしなければならなくなってから、私はひどく腹が立って来た。それはあまりにもひどい! このひどい状況を作った原因の多くが、アンチーポワにある訳ではない。整理してみよう。もし、彼女が、常時練習をしていたとしたなら、一ヶ月に6kgの体重を増やすことは出来なかった。別の問題を想定してみよう:体重というものは、ストレスに晒されている時でも増やすことが出来る。これはまず初めの身体防衛であり、圧力からの心の防衛だ。

彼らがそもそもお互いに理解し合っているのか、いないのか、私は知らない。私は、私たちのソヴィエト時代の過去に深い根を持つような、このような物の見方に幾度となく遭遇して来た。確かに、ソヴィエト時代は、数々の偉大な勝利に満ちていた。しかし、今日まで残っていたようなコーチの見方からは、とうの昔に抜け出ていなければならない筈だった。私は比較することが出来る:私はアメリカでも働いていたから。私自身が、アメリカではアスリートだった。アメリカには、このような関係は無い。

コーチは、アスリートに出来るだけ多くのものを与えようとするし、自分が与えるものに対して非常に大きな責任を感じているものだ。一方、ロシアでは、コーチにとってアスリートは、自分が動かすことが出来るある種の持ち駒だと私には感じられる。一体、誰が誰のために存在しているのか、私には全く理解出来ない! 私は、ナターリヤ・パーヴロワ(訳注:アンチーポワのコーチの一人)についてだけ言っているのではない。これは至る所で見られることだ。これら全ては、正しいことではない。これは、奇妙なシステムで、壊さなければならないものだ。

両親たちの実際の行動を理解することも役に立つだろう。彼らもまた、子供に圧力を加えることが出来る。残念ながら私の考えでは、エキシビションのパフォーマンスをともなったフィギュアスケートは、非常に金銭的実入りが良い。ロシアではスポーツがビジネスになった。パフォーマンスが悪いと、『きみは私に恥をかかせた!』となる。ことばというものは、これも既に以前に証明されているように、神経外科的スカルペル(メス)だ。ことばによって、その後回復するのに長い時間が必要となるほど、傷つけることが出来るのだ」。
ザヴィヤーロワはこのように語った。

文:アントン・ピリャソフ / 出典:ソヴェツキー・スポルト
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  1. 2015/03/04(水) 02:51:06|
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