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2015/10/27 マリーナ・ズーエワ「ユリア・リプニツカヤの秘密、それは彼女の正直さ」

http://www.gazeta.ru/sport/2015/10/27/a_7848239.shtml

2015/10/27 マリーナ・ズーエワ「リプニーツカヤの秘密、それは彼女の正直さ」

コーチのマリーナ・ズーエワは、ユーリヤ・リプニーツカヤのためのプログラム作成について語った。

(エカテリーナ・クリニチェワ)
—今年の夏あなたはユーリヤ・リプニーツカヤのために二つのプログラムとエキシビションナンバーを作りました。彼女との仕事はあなたにどのような印象を残しましたか?

「ユーリャの滑りをじかに初めて見たのは5年ほど前のロシア選手権の時でした。当時彼女は12歳位でした。そして彼女の滑りに私は驚いたのです。有名な柔軟性にではありません。女子フィギュアスケーターのなかには、脚をあのように持ち上げられる選手は多くいます。例えばサーシャ・コーエンとか。

そうではなくて、12歳のこの子供の滑りが何と霊感に満ちて、忘我の境地にあったかということを私は言っているのです。そして私はこの女の子を記憶にとどめたのです。

ですから彼女のコーチのエテリ・トゥトベリーゼがユーリャのためにプログラムを作れるかと私に頼んだ時には、答えに何の躊躇もありませんでした。

私たちのグループは全員ユーリャに対し、心からの敬意を持って接しました。音楽選択のプロセスも非常に迅速に進みましたし、気持ちが一致したのです。多分、双方とも話し合いに心を開いたからだったでしょう。ですから、私は、私たちの協働が少しでもユーリャの役にたつようにと、とても願っているのです。

彼女との仕事は、とてもやり易くて、楽しく、興味深いものでした。ユーリャはとても勤勉です。彼女は必要なだけ滑ると、その後自分自身の意志で稽古をしていました。

エキシビションナンバーは、全部が彼女の功績です。彼女のママが話していましたが、ユーリャはトレーニングの後ホテルのホールに通って、独自に動きを仕上げていたのです。

振付けに対する彼女の修正は全てが、理性的なものだと私には思えました。単に『やりたい — やりたくない』、『出来る — 出来ない』というものではなかったのです」。

—リプニーツカヤは、オリンピックとオリンピック後のプログラムのおかげで、多くのファンたちのなかでは、叙情性、ドラマ性などの一定のスタイルと結びついています。最も印象深い例は、彼女の有名な「シンドラーのリスト」です。今シーズンのショートプログラムでは、あなたはユーリャに全く異なるものを作ってイメージを変えました。

「今年は多くの試合が北アメリカであるということが、もちろん、影響しています。グランプリ大会や、もしかして世界選手権も・・・私はプログラムの後半に注意を向けました:『君は天使のように見える、天使のように話す。だけど・・・』。ユーリャは、一人の人物のこれらの二つの側面を見せることが出来ると私は感じたのです」。

—彼女のフリープログラムはどのように探したのかをお話しください。

「私はいくつか違った案を提案しましたが、彼女はこの音楽がとても気に入っていました。これはロマンチック、レニングラード、バルト海、汽船、真紅の帆。このプログラムの精神は:海辺に立つ夢見がちの女性です。この演出は、彼女のこれまでのスタイルにより似ていますし、これは正しいと私には思えるのです。そうでなかったとしたら、新しい動きの情報があまりにも多すぎてしまったでしょう」。

—リプニーツカヤにはこのロマンチックなものが実際にあるとお思いですか?

「もちろん、ありますとも!」。

—リプニーツカヤにはユニークな資質があります:気に入られようと特別な努力をしなくても、彼女は人々にとても気に入られています。その秘密は何だとあなたは思いますか?

「カリスマ、あるいは英語で言うところのpersonalityがあるか、ないかです。ユーリャには、この内面的な魅惑がひときわ目立っているのです。あの時のロシア選手権で私が覚えているのは彼女だけです。あの場には、私が好きな滑りをするような素晴らしいスケーターがたくさんいた筈なのに。

それにリプニーツカヤは、氷の上でいつも正直です。それ以外のことばでは言い表せません」。
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