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2015/11/10 アレクセイ・ミーシン「ジン・ボーヤンは、ジャッジシステム全体への脅威」

http://www.sovsport.ru/gazeta/article-item/857188

2015/11/10 アレクセイ・ミーシン「ジン・ボーヤンは、ジャッジシステム全体への脅威」

====ソヴェツキー・スポルトの記事。アンドレイ・シモネンコ====

先週、北京でのグランプリ大会で中国のジン・ボーヤンは、ショートプログラムで四回転ルッツ-三回転トウループというユニークなコンビネーションをやり、フリープログラムでは四度の四回転ジャンプを行って、フィギュアスケート界に革命を起こした。ロシア功労コーチであるアレクセイ・ミーシンは、Sovsport.ruのために特別にこの出来事のコメントをした。

「私は、『難しい多回転ジャンプ遂行の技術とその教授法』というテーマの学位論文を持って競技スポーツに身を投じたコーチだ。この学位論文作成に当たっては、私は誠実にかつ創造的に仕事をした。私が到達した理論と実践の結合は、優秀なアスリートを有するコーチの一人へと、あっという間に私を押し上げた。私のメソッドは、オレーク・タタウーロフ、ルスラン・ノヴォセーリツェフ、アレクセイ・ウルマーノフ、アレクセイ・ヤグージン、エヴゲーニー・プリューシェンコ、アルトゥール・ガチンスキー、エリザヴェータ・トゥクタムィシェワに大きな成功をもたらした。私のコーチとしての信念は、フィギュアスケーターの技術的スキルの頂点には、常に多回転ジャンプがあるというものだ。

もし現在、3-3のコンビネーションが出来ない女子選手がいたとしたら、彼女はいかに美的スキルを磨き上げようとも、決してリーダーの地位を得ることは出来ない。今トゥクタムィシェワがやっているようなトリプルアクセルを持っていない女子選手が、それ無しで他の質で戦うことは非常に困難になる時代がやってくると確信している。確かに、男子シングルにおいて、カナダのジェフリー・バトルがトリプルアクセルをやらずに世界選手権で勝利した例はある。しかしこれは例外だ。

ジン・ボーヤンに関して言えば、考えてみたまえ、彼はフリープログラムで5度の四回転ジャンプをしているのだ。しかも彼はこれが出来る能力がある。それぞれのジャンプは平均して12点ずつ彼にもたらすのだ。全部で60ポイントになる。このような点数にどんな優美さが太刀打ち出来よう? とても太刀打ち出来ない。よって、私は次のような事態を危惧している:中国でのグランプリ大会でジン・ボーヤンは、全てのジャンプをクリーンに跳んだ訳ではなかった。しかし、もし彼がそれらをクリーンに跳び始めたら、ジャッジたちに問題が生じる — 彼のコンポーネンツの得点をいかに低く評価するか! 他の選手たちを9.5以上に、たとえば10ポインには出来ないから、ジン・ボーヤンのコンポーネンツを低くせざるを得なくなる。

彼のプログラムを『助走 — ジャンプ』だと考えている人には、この少年は十分に優雅だと答えることが出来る。彼に無いのは、名前による幻惑だけだ。それに彼は、異常な人間でも変った人間でもない。正常な若者だ。コンポーネンツの面では彼は既に良い。彼がそれをさらに高めた時には、観客が彼に慣れ、彼にそのような低い演技構成点をつけることは出来なくなるだろう。そうなれば、問題がISU全体に降りかかる。この問題とはこうだ、『どうすべきか?』。

現行システムの枠内で、ジン・ボーヤンと彼のコーチ集団は全てを正しく行っている。四回転ジャンプを多くやればやる程、メダル獲得が早まるのだ。

確かに全ての私の選手たちは、基本的にジャンプのおかげで勝利して来た。しかし、その際でも、私はジャンプのみを見ているコーチだと言うことは出来ない。私にとってパトリック・チャンは、スケートの天才だ。しかし、彼は中国の彼と戦うのは非常に難しいだろう。なぜなら、コンポーネンツで10ポイント以上は獲得出来ないのだから。フリープログラムのチャンの四回転は何度だろう? 最近の試合では1度だった。2度やる可能性はある。でも良くて3度だ。それで5度とどうして戦えるだろう? 戦うのは不可能だということになる。フィギュア界におけるジン・ボーヤンの出現は、現行ジャッジシステム全体の脅威だと私は見ている」。
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