http://www.sports.ru/others/figure-skating/1042911259.html
2016/08/12 マクシム・トランコフ「ロシア選手権まで休みを取ることに決めた」
ペアスケートでタチヤーナ・ヴォローソジャルと一緒に滑っているロシアのフィギュアスケーター、マクシム・トランコフは、競技を休む決断と今後の計画について語った。
「これからさらに何らかの結果を得ようと決意するのであれば、今までの競技人生のなかでこしらえた全ての疾患、怪我を完治させる必要があり、そのために僕たちは休みを取った。ターニャには、足に二、三の問題があり、それらの回復には時間が必要だ。
それに加えて、競技スポーツの状況を全体的に見て、考えなければならない。最近の出来事を見るにつけ、現在、スポーツ競技の状況は順風満帆とはとても言えない。レーナ・イシンバエバのように、オリンピックに向けて準備をしてもそこに出場する機会を失うことは、実に嫌なことだ。
今後何が起こるのか、世界のフィギュアスケートはどのように発展して行くのか、僕たちは何を感じるのかを、理解する必要がある。もしかしたら子供を産んでも、次のオリンピックまでに戻れるかもしれない。それは分からない。でも、なるようになるだろう。今、僕たちは少し状況から離れて、普通の人たちのように生きようとしている。
基本的に、僕たちは自分たちの夢を既に実現したし、目標に到達した。だから闘志を燃やし、再びこの道を行く・・・ためには、何のために? 僕たちにはこれが必要なのか、必要ないのか? が分からななければならない。僕たちは、競技、戦い、興奮に飢えていなければならない。何故なら、去年僕たちにはこれが無かった、正にこれが不足していた。結果を出すために、最良のスケートをするためにこれが不足していた。
競技において僕たちはいつものような感じが無かった。気持ちの面で何かの準備が出来ていなかった。だから、相談し、新年まで、ロシア選手権まで休みを取ることに決めたのだ」。トランコフは、このように語った。
文:マリーヤ・アレクサンドロワ / 出典:ロシアフィギュアスケート連盟
- 関連記事
-
スポンサーサイト
- 2016/08/13(土) 23:58:02|
- フィギュアスケート
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0