あれこれ 2016/10/03 世界を揺るがせた四回転 ー男子シングルスケートの質的新段階への移行

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2016/10/03 世界を揺るがせた四回転 ー男子シングルスケートの質的新段階への移行

 http://www.sport-express.ru/figure-skating/reviews/chetyre-oborota-kotorye-potryasli-mir-1050964/?ua=dt
 
2016/10/03 世界を揺るがせた四回転
 
====一部抜粋====
 
(エレーナ・ヴァイツェホフスカヤ)
ソチオリンピック勝利者、日本の羽生結弦は歴史上初めて、競技会で四回転ループジャンプを遂行した。
 
フィギュアスケートにおいて10月の始まりは、本格的競技シーズンの始まりを意味する。昨年のリーダーたちや、彼らの後を追っている選手たちがどのような状態で競技シーズンを開始しているか、それらを伺うことが出来る「B級」大会は、既に一連のものが終了している。グランプリのスタートまでには、既に数える程の日数を残すのみとなり、いつものごとく興味が高まっている:何がファンたちを待ち受けているのか?
 
            新しいレベル
二つの海外の「B級」シリーズ大会と二つの同様のヨーロッパの大会が、そこでのパフォーマンスによって記憶に残ったが、そのなかでも私が特記したいのは、オーベルストドルフでのペアスケートにおけるアリョーナ・サフチェンコ/ブリュノ・マッソ組の勝利、カナダでのアイスダンスにおける、バンクーバーオリンピックチャンピオン、テッサ・ヴァーチュ/スコット・モイア組の勝利、そして同じ場所で、歴史上初めて競技会で四回転ループジャンプを遂行したソチオリンピック勝利者、羽生結弦のパフォーマンスだ。
 
比類のないジャンプをこの日本人は、カナダで二度披露した — ショートとフリープログラムで。現有している、しかも既に悪くなくマスターしているトウループとサルコウがあるなかでの三つ目のジャンプは、羽生をより一層高いレベルの結果へと導くことを可能にするだろう。現在でも彼は、ショートで110.95、フリーで219.48という、二つのプログラムの非公式世界記録を持っているのだ。(訳注:ここで非公式世界記録と言っているのは、フィギュアスケートでは現在の採点方式の下での記録ということで、陸上競技などの公式記録とは性格が違うということでしょう。人々が知恵を出し合ってルールを作り、そのなかで採点を競い合って楽しむ競技は、他の種目でもそうだと思います。)
 
重要なことは、稀有なエレメントが実行されたという事実のみならず、男子シングルスケートの質的新段階への移行がこれを持って完了したと見ることが出来ることだ。アクセルを除く四回転の全ての種類が習得され、披露されたことにより、当然の結果としてシングルスケーターたちは、自分たちのフリープログラムのなかの完全に全てのジャンプエレメンツを四回転にすることを志向し始めるだろう — かつて三回転ジャンプで起きたこととちょうど同じように。
 
この技術競争のなかにロシアのスケーターたちが、理論上でさえも登場しないという事実こそが悲しませる:セルゲイ・ヴォーロノフは、プログラムの難易度を大きく上げることが出来る年齢には既にない、マクシム・コフトゥンは、時期を逃した、アジヤン・ピトケーエフには、快復時期がはっきりしない腰の痛みがある、ミハイル・コリャダーの当面の計画は、トウループ以外の二つ目の四回転ジャンプの習得だ。2つのジャンブ対5つのジャンプ、いや6つかもしれない。既に今シーズンすぐにでも何人かのスケーターは6つを見せようとし始めるだろう。2つではもはや、とても大きな技術的助太刀とは言えなくなっている。
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