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2016/12/30 アレクサンドル・サマーリン「僕の中には二つの違った人格がある」

 http://www.sovsport.ru/gazeta/article-item/949794
 
2016/12/30 アレクサンドル・サマーリン「僕の中には二つの違った人格がある」
 
====一部抜粋====
 
(アンドレイ・シモネンコ)
アレクサンドル・サマーリンは、チェリャービンスクでの先のロシア選手権の掘り出し物になった。彼は大きなミスなく二つのプログラムを遂行し、2位になった。「僕がヨーロッパ選手権に選抜されたことは、何も特別なことではない」。彼は演技の後このように語り、他の18歳たちはもっと遥かな高みに到達しているのだから、と指摘した。
 
「シニアのロシア代表チームに入るという目標を僕とコーチ(スヴェトラーナ・ソコローフスカヤ)が立てたのは、今シーズンが最初ではない」。サマーリンは語る。「今シーズンはそれを達成することが出来た。結果には満足している。正直に言えば、とても高い得点で少し驚いている」。
 
—得点は、あなたが披露したものに相応していなかったのですか?
 
「いやただ僕たちがやっている主観的スポーツ種目では、同じ滑りに対して全く異なる得点もあり得る。チェリャービンスクの得点は喜ばせるものだった」。
 
—マルセイユでのジュニアグランプリファイナルの後、あなたは複雑な気持ちと話していました。それは、1位になれなかった落胆もあったのですか? だって、多分そのような目標はあったのでしょうから。
 
「実際そういう目標はあったが、何らかの具体的な落胆はなかった。2位だって有益だ。それは何らかのことを学ぶ助けになるし、進歩の助けになる。それに、グランプリファイナルでの2位こそが、ロシア選手権で僕の役に立った可能性は十分ある」。
 
—二つのシニアのプログラムのうち一つは、長さがジュニアよりも長いですが、この二つを滑り切るための余力は、どこにあったのですか?
 
「僕たちがグランプリファイナルの前に練習した全てのものは、ロシア選手権の前にどこにも消えなかった。一週間余が過ぎただけで、どんなことが起ころうが、身体が全て覚えている。もし体力がどこかで足りなくても、蓄えたものが力を発揮した。しかし、もしこの二つの大会の間がせめてもう一週間あったなら、ロシア選手権の結果は違ったものになっていたかもしれない。僕は二つのプログラムをよりクリーンに滑れたと感じている。しかし、今は到達したところを維持し、さらに前進しなければならない」。
 
—各アスリートは、これが全てだ、限界だと感じる状況を克服出来なければならない。これはまさにそういうケースではありませんか?
 
「そうだ。それに今シーズンはこれが最初ではなかった。タリンでのジュニアグランプリ大会で僕は耳炎を患いながら出場した。この時もとても大変だった。このような状況では、準備の時期に作った基盤が助けになると思う」。
 
—今シーズンのあなたの二つのプログラムは、全く違ったスタイルで、それぞれが非常に鮮明です。一日目は氷上で陽気に、熱情がほとばしって、二日目に叙情的に滑るのは難しいですか?
 
「確かに基本的に、各スケーターのプログラムはスタイルが異なっているが、変えるのを難しいとは僕は思わない。音楽が聞こえれば、2分間あるいは4分間にどう動かなければならないかを頭が分かっている」。
 
—これらのスタイルのうちのどちらが、人間としてのあなたに近いですか?
 
「二つのプログラムとも非常に近い。僕は熱情的にもなれるし、節制を保つことも出来る。それは気分にもよるし、僕の星座のふたご座も、多分影響している。僕のなかには二重の人格が存在している」。
 
—2013年の世界ジュニア選手権であなたは8位でしたが、現在大きな世界大会で金メダルを狙って戦っている日本の宇野昌磨は7位でした。なぜ、彼はあのように急速に上昇出来たのに、あなたは出来なかったのでしょうか?
 
「彼には彼の道があり、僕には僕の道がある。僕には違う身体があり、違う筋肉、違う体の構造がある。彼は身長が小さかったが、そのまま残っている。ところが僕は毎年5㎝位ずつ伸びていた。ある時は15㎝だ。これが非常に妨げになった。今は多分、伸びは止まったと思うが・・・」。
 
—ということは、フィギュアスケートで成長期が妨げになるのは、女子だけではないということになります。
 
「男子の成長期は幾分容易に過ぎるけれども、それでも影響はある。身長が伸び、手足が広がる時 — 練習して、練習しても、三日後に氷に行くと何もやることが出来ないことがある。だから、筋肉をつけることが非常に重要だ —
練習体制を守らなければならない。一週間休んだら、全てをゼロから始めなければならないだろう」。
 
—アスリートが大人になると、さらに、しばしば結果を心配し、プレッシャーを感じ始めます。小さな子供たちはそのようなことは何も考えないで滑っていますが。
 
「確かに僕は、最初の自分の試合から常に苦労していた。どこかの試合では神経が強かったり、どこかでは弱かったり、どこかの試合では神経が僕を助け、どこかでは妨げになったりした。が、しかし、常に神経の問題はあった。
 
年齢とともに、試合を重ねるごとに、シーズンを重ねるごとに、一体なぜこれら全てが必要なのか、人生でこれは何の役にたつのかと自覚することにもなる。
そしてこの自覚は、緊張の克服を助け、悪い状況でも練習に向かうのを促すことにもなる。
 
しかし、もちろん、ある面では年齢とともにより困難にもなる。たとえば、新しいエレメンツを学ぶことだ。身体は既に少し硬くなり始め、何らかの練習にあまり適さなくなって行くのだ」。
 
—なぜ人はスポーツをするのか、という疑問への答えが年齢とともにやって来るとあなたは言いましたが、あなたの場合、その答えは何ですか?
 
「多くのアスリートにとって、僕も例外ではないが、フィギュアスケートは一生の仕事だ。人生のパスポートだとさえ言えると僕は思う。しかし、僕にとってフィギュアスケートは、リラックスやくつろぎを助けるものでもある。何故なら僕にとってそれは単に一生の仕事であるだけでなく、好きなものでもあるからだ」。
 
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