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2017/01/18 「日本人はメドヴェージェワをアイドルのように見ている」。なぜ日本はフィギュアスケートを愛するのか。

 https://www.sports.ru/tribuna/blogs/innuendo/1157667.html
 
2017/01/18 ≪彼らはメドヴェージェワをアイドルのように見ている≫。なぜ日本はフィギュアスケートを愛するのか。
 
====Sports.ru掲載のブログの一つ、「重要なエネルギーの伝導体」から一部抜粋====
 
(ローマン・ムーン)
 
[彼らはこのスポーツを理解している]
日本のフィギュアスケートブームは、80年代に始まった。その当時、伊藤みどりが世界選手権で優勝し、その後1992年のアルベールビルオリンピックで銀メダリストになった。また彼女は、トリプルアクセルジャンプと連続三回転のコンビネーションジャンプを跳んだ史上最初のスケーターになった。
 
今日、日本でのフィギュアスケート人気は、未曾有のレベルにある。大会チケットを手に入れるのは、ほとんど不可能に近い — 多くの日本のファンたちには、最良のフィギュアスケーターを外国に行って見る方が、より簡単で、より安い。ロシアへも含めて。
 
[オレク・ヴァシーリエフ(オリンピックチャンピオン、コーチ)談]
「日本人たちは、芸術やスポーツに関するもの全てを愛し、価値あるものと見なしている。だから芸術とスポーツが一つに結合しているフィギュアスケートが、彼らを惹きつけている。日本人たちは、難しさや複雑さを理解しており、おそらく、観客席に座っているアメリカ人たちやヨーロッパ人たちよりも遥かに良くそれを理解している。
 
フィギュアスケートにやって来た日本人は、インターネットやらその他のあらゆるソースから引っ張り出すことが出来る、アスリートたちに関する最大限の情報を知っている。だから日本の観客たちが、競技会やエキシビジョン公演にやって来るとすれば、彼らは百パーセントの準備が出来ているのだ。あそこには、偶然紛れ込んだような人たちはいない。そして、彼らはその道の達人たちを見れば、彼らに敬服するのだ。エヴゲーニヤ・メドヴェージェワは、女子シングルスケートで到達出来る技術的スキルの体現者だ。ゆえに、日本人たちは彼女を愛し、讃え、アイドルのように彼女に見ているのだ」。
 
[イリヤ・アヴェルブーフ(オリンピック銀メダリスト、アイスショー組織者)談]
「中国にはフィギュアスケートブームは無いが、日本では — ある、無条件で。あそこでは、特に日本の女性たちは、男子シングルスケートを本当に好いている。日本のファンたちは、世界選手権が行われる所ならどんな場所へも出かけて行く。あそこには、ヤグージンのファンクラブが今でもあり、例えば、彼と一日を過ごすためにロシアにやって来る。人々はそのために大金を使う。
 
日本人たちは、他のショーから自分たちの市場を固く守っている。それは全くあたりまえの行動だと僕は思う。ただ、彼らのショーは、仰天させるような質のものは何も見せていない。『さあ、出かけて行って、日本に披露しよう』と常に思っているけれども、日本は基本的に中国のように閉ざされた国で、あそこでは、誰も僕たちを待っていない」。
 
[自分たちのスーパースターがいる]
男子シングルスケートのナンバーワンは、22歳の日本人、羽生結弦で、オリンピックチャンピオンだ。羽生があのオリンピックから、故郷の町仙台に戻った時には、約10万人のファンたちが彼を出迎えに集まった。羽生の好きなぬいぐるみは、ウィニー・ザ・プーで、それゆえに、ファンたちは、結弦が滑った氷にいつもそれを投げ込んで埋める。
 
コーチたち、アスリートたち、ジャーナリストたちは言う — アジアのフィギュアスケーターたちは驚くほど訓練されていて、勤勉だと — それは明らかだ。潜在的問題としてあるのは — 情緒性の不足だ。
 
[オレク・ヴァシーリエフ談]
「日本の女子アスリート、特に村主章枝(Sports.ru注:ヴァシーリエフは彼女と一緒に仕事をした)に与えた課題は、どのようなものであれ100%遂行された。仕事への姿勢は、もちろん、見上げる程のものだ — 彼らは常にいつの時点でも仕事態勢にあり、いつの時点でも常に仕事に向かう用意が100%出来ていた。
 
目的の明確さには驚かされる:もし彼らが何かをやるとしたら、その目的に向かって、何があろうとも進んで行き、どれだけかかろうとも、1年であろうが、2年であろうが、一生であろうが重要ではないのだ。
 
情緒性に関して言えば、彼らは感情を表現する能力があるし、出来るのだ。ただ、彼らは歴史的に顔の筋肉が少なく、言ってみれば、効果が薄いのだ。彼らには、感情を表現することを許さない遥か古代からの文化と関係して、顔の表情を作る一定の筋肉が何か萎縮してさえいる。章枝は、ショートプログラム、フリープログラムを実行する際に要求される感情を表現出来るよう、専門家たちと一緒に特別な取り組みをしていた」。
 
[ロシアのスターたちをも同様に愛している]
さらには80年代半ば、東京で開催された1985年世界選手権で優勝したアレクサンドル・ファデーエフに、何千人もの日本のファンが現れた。その後日本で非常に人気が出たのがアレクセイ・ヤグージンで、彼の自叙伝は、ロシアよりも早く日本で出版された。
 
エヴゲーニー・プリューシェンコを巡っては、本物の崇拝が形成された程だ。日本のコミックはプリューシェンコについて漫画を描き、彼を日本のショーへ呼び、日本のツイッターでは今に至るまで彼に関して様々な噂が流れている — 例えば、彼は羽生結弦のコーチになる、というような。
 
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