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あれこれ

2017/05/24 イーゴリ・チニャーエフ「あなたは自分の気持ちを、ブランコに乗っている時のように揺り動かさなければならない」

http://www.fsrussia.ru/intervyu/2996-igor-chinyaev-delitsya-opytom-s-drugimi-eto-bolshoe-delo.html

2017/05/24 イーゴリ・チニャーエフ「経験を他人と分かち合うこと — それは大きな仕事」

====一部抜粋====

(オリガ・エルモーリナ、タチヤーナ・フレイド)
ノヴォゴルスクで行われたペアスケート国際キャンプで、コーチのイーゴリ・チニャーエフはモデレーターとして招待された。ロシアのファンたちには、ここ18年間カナダに住んでいるこの専門家は、ナターリヤ・ザビヤーコ/アレクサンドル・エンベルト組を含むスケーターたちへの振付師としての方がより有名だ。イーゴリ・チニャーエフの競技歴、さまざまな国での彼の仕事の経験は、詳細を語る価値がある。・・・

「フィギュアスケートでは全てが大事だ、技術も、芸術性も、振付けも、その他の多くのものも。技術で他人に勝っているリーダーたちがいる。その一方でキャンデロロや彼と類似の人たちが氷に出て行く時、彼らは超難度のエレメンツをやらないのに、彼らの滑り自体が鮮やかで、個性的で、リズミカルで、それらに圧倒され、それらを忘れられないのだ。一人一人の選手には、目標、結果に到達するための独自の手段がある。

覚えているだろうか、俳優のアンドレイ・ミローノフが、演劇『フィガロの結婚』でステージの上に黙って立っていたのを? 彼の背後で何かが起こっていたのに、皆ミローノフだけを見ていた。彼の目、ポーズ・・・俳優から、観客を引き寄せるパワーが出ていた。それは、興味深いことだ。それこそが、重要で、必要なのだ。個性(人格)を培い、相互関係を培うことだ。そうすればフィギュアスケーターと彼の滑りは別のものになる。

もう一つの重要なポイントがある。フィギュアスケーターは音楽の音を聞きながら滑る。音楽には独自のストーリー、トーン(音調)、プロット(テーマ)、ムード(気分)がある。そしてこの全てに溶け込まなければならない。私はいつも例に挙げるのだが、バイオリンがオーケストラを導くように、身体を導くのだ。アスリートは、自分の音楽のなかのソロ楽器でなければならない。

音楽はしっかりした一定のテンポを持っている — 速い、遅い、そして滑りの時のエレメンツ実行の安定性も、正しいリズムとテンポから来る。音楽と一致し、ユニゾンして滑る時、それが助けてくれる。悪いのは、ジャンプの前に息を殺さなければならないと思い、ポーズ(休止)を取ることだ。リズムが乱れ、しばしば失敗に変ずる。

音楽の感受性、鮮やかな滑り、人を惹きつける力、情感 — これらの素質は先天的なものではなく、それらは獲得し、伸ばすことが出来る。私を見たらよい。『さあ、踊ろう』と言われた時には、私は強情に拒否していた。しかし、ステップバイステップで全てが変わっていったのだ。

実際私の人生には、重要なエピソードがある。それはコーチのチャイコフスカヤが私たちと一緒に働くために一人のダンサーを招待した時のことだ。彼はボリショイ劇場でもキーロフ劇場でも踊ったことがなかった。彼はタリンのバラエティーショーで働いていた。パソドブレの手伝いのためにやって来たのだ。

私は感動した。彼がどのように踊ったか、どのようにイメージに入って行ったか! なんという腕、ポジション! 彼のなかの全てに私は驚いた。彼がどのように振る舞ったか、彼がどんな風にしてただ雑誌を読んで、珍しいアングルショットを指摘したか。彼は普通のことのなかに普通でないものを見ることが出来た。

重要なことは、このアーティストから非常にパワフルでポジティブなエネルギーが発せられていたことだ! 彼は仕事への自分の態度によって、文字通り僕を感染させた。まさにこの時に、私はコーチになったと思う。以前も僕の女性パートナーに、これはそうではない、こうでもないと言っていた時に、コーチになろうと試みてはいたけれども(笑)。しかし、タリンから来たダンサーとの出会いは、私を自分自身へと振り向かせた。

私は自分に以前より多くを要求するようになり、この時から、言って見れば、より有益なプロセスが始まった。これは、両親、コーチたち、状況・・・等の内容物で、逐次満たされている管のようなものだ。そこで彼が最後の一滴となり、その後はアウトプットのプロセスが始まったのだ。その時私は理解したのだ — 自分の知識や経験を他人に与えるということは、それは大きな仕事なのだと。

代表チームで私がアスリートたちと働き始める時、多くのことが私たちの意識から出ていることが分かる。私たち自身が自分をブロックして、窮屈になっている。これら全ての内なる禁制を取り除くためには、自分の内部に一定の状態を創らなければならない。

私はしばしばアスリートたちにこのように言う:あなたは自分の感情や自分の気持ちを、ブランコに乗っている時のように揺り動かさなければならない。一押し、もう一押し、漕ぐ度に振幅は大きくなっていく。その次は少し跳ね上がりたくなり、そして飛び立ちたくなる。内面はこうでなくてはならない。コーチとアスリートがもっと先へ、もっと広く、もっと多く・・・行くことが出来るように」。

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