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2017/07/25 エレーナ・チャイコフスカヤ「今回の世界選手権からは、多くのことを理解する必要がある」〜その①〜

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2017/07/25 エレーナ・チャイコフスカヤ「今回の世界選手権からは、多くのことを理解する必要がある」〜その①〜

====ロシアフィギュアスケート連盟機関誌より一部抜粋====

(オクサーナ・トンカチェエワ)
女子シングルスケートでソ連邦・ロシア初の世界女王になったマリーヤ・ブティルスカヤ等を育てたソ連邦およびロシア功労コーチ、エレーナ・チャイコフスカヤがヘルシンキで行われた世界選手権の総括をし、また男子のジャンプを別個の試合にするよう提案した。

—エレーナ・アナトーリエヴナ、あなたはコーチとしてのキャリアの間に多くの世界選手権を見て来られましたが、今回の世界選手権では何が記憶に残りましたか?

「大変に面白かったのは男子の試合です。男子競技は、常に緊張の特別なエネルギーを帯びています。何故なら、フィギュアスケートの全競技種目の真髄 — それは男子シングルスケートだからです。全ての最も先駆的なもの、全ての最新の傾向や技術は、ここから始まるのです。しかし、今回のそれは何か非現実的なものでした! 

私たちはもう一度いつか、最難度のジャンプのこのようなクリーンな実行を見るのかどうか、私には分かりません。フリープログラムでは、既に6本の四回転ジャンプの実行(編集者注:アメリカのネイサン・チェン)が試みられ、4~5本は標準だと考えられ、3本では1位が保証されず、2本については話にならないのです。ヘルシンキの最終グループで滑った6人のフィギュアスケーターとは、戦うという考えさえ起きません。

この世界選手権からは、多くのことを理解する必要があります。新しい規則について考える時期が来たのは明らかです。男子シングルスケートについて言うとすれば、もしかしたら世界選手権やオリンピックで独自のメダルを伴うような、何らかの新しい競技種目が必要なのかもしれません。あるいは、別個のジャンプの試合です。何故なら、この『上位6人』と、もしかしたら、最終グループの一つ前のグループの一人か二人は、私たちがこれまで見てきたスポーツとは全く別の競技種目を創出したからです」。

—どういうことですか?

「一つ余計に加わる四回転ジャンプは、フィギュアスケートの全ての美しさを覆い、プログラムの演出的、音楽的部分や芸術的アイディアを『無きもの』にするのです。そこで要求されるのは、ただ助走であり、難度の高いジャンプの出来るだけクリーンな技術の実行なのです。しかしそれは、フィギュアスケートではありません。

ですから私は、オリンピックの後、私たちは一体どこに行こうとしているのかを真剣に熟慮しなければならないと言っているのです。

第一に、これから全く別の養成法が出てくるでしょう。平均よりも高いなどの身長のフィギュアスケーターにとっては、多回転ジャンプに対処するのは簡単ではありませんが、今度は、彼らは全くゲームの外に置かれるでしょう。優勢になるのは、短い足を持ち、最大で1.55mの低い身長のアスリートたちです。すなわち、どのようなスタートからでも4回廻ることが可能となるような、より低い重心を持つアスリートたちです。失礼はお許しください。しかし、専門家としてこれを言っているのです。

そして、音楽はあまり必要とせず、優美な動作法もあまり必要ではなくなるのです・・・だって全てが、プログラムのなかで6本の四回転を実行することに向けられているのですから! それゆえISUの技術委員会には、熟考すべきことがあるのです。もしかしたら、全てをありのままに残しても良いのかもしれません。そして、宇宙的プロジェクトに取り組んでいる重要な研究所のように、独立した高度の『実験室』になるのに任せるのです・・・

—しかし、チャンピオンのタイトルを獲得した羽生結弦は、美と難度を両立させることが出来ましたが。

「その通りです。羽生は非常に音楽的で、彼はプログラムを非常に良く感じています。彼には素晴らしく優美な動作法と、その下での最高にクリーンなジャンプ、両立し難いと思われるようなものがあるのです。

私はフェルナンデスには少しがっかりしました。私がこのスケーターを好きなのは、彼が芸術的滑りを実践しているからなのです。しかし、私はぐうの音も出ないのです — 彼にはプログラムの中でたった二本のクリーンな四回転があっただけで、三本目は転倒しました。しかし、もし転倒しなかったとしても、彼には何の解決にもならなかったでしょう」。

—ロシアの最高成績は、ミハイル・コリャダーの8位でした。この宿願の『上位6人』に入るためには、将来性のあるこのスケーターにとって何が足りないと思われますか?

「経験、生き生きとした形象化、プログラムのなかの、リーダーたちにあるような絵になるところが足りません。それに確実な四回転も。コリャダーは才能のあるフィギュアスケーターで、彼には、私たちが言うところの、良い十八番があります。もし彼が、最も難しい四回転ジャンプである四回転ルッツの安定した実行を達成すれば(練習ではそれが出来ている) — 競争力を持つでしょう」。

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