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2017/09/25 エヴゲーニヤ・メドヴェージェワ「それぞれのプログラム、それは小さな人生」

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2017/09/25 エヴゲーニヤ・メドヴェージェワ「それぞれのプログラム、それは小さな人生」

(タチヤーナ・フレイド)
女子シングルスケート二度の世界女王、ヨーロッパ女王、エヴゲーニヤ・メドヴェージェワは、ブラチスラバでの試合の後のインタビューで、二つの新プログラムを滑った印象を語り、彼女にとってシーズン最初の試合が何故重要なのかを説明し、スケーターたちのプログラムを物語にたとえて、そこに全ての文字や句読点が正確に書き込まれなければならないと語った。

—ジェーニャ、ブラチスラバでの自分の滑りにどうコメントしますか?

「フリープログラムの後はぐんと良い気分です。もっとも、ソチでのテストスケートよりもここでは上手く行ってとても嬉しいなどとは言えないのですが。だってプログラムはクリーンに滑らなければならないのですから。ショートプログラムの前は、隠さずに言うと、神経質になり、こわばって出て行きました。一方フリーの前は、何も失うものは無い、多かれ少なかれ全てはなるようになるのだと、自分の気持ちを調整しました」。

—フリープログラムの前の練習では、あなたはとても良く見えましたし、全てが出来ていました。

「私にとって6分間練習は非常に大事だと、私は既に何度も言って来ました。その練習は私に滑りそのものに集中させ、その感覚のまま私は滑りに出て行くのですから。ですから、良いウォームアップにしようと努めています」。

—演技スタート前の不安や緊張というものは、どこから来ていますか — それはフリー後半にあるジャンプによるものですか?

「今、私に二つのコンビネーションジャンプがプログラム後半にあり、前半にあるのは一つのジャンプだけだということ、それは、もちろん、より難しいものです。しかし、その全てを滑り込んでいます。人は全てのことに慣れるのです。ただ練習あるのみです」。

—この試合の後でコーチたちと一緒に変更を加えるとあなたは言いましたが、どのような変更なのか説明出来ますか?

「変更を加えるでしょうが、私にとって容易になるからといって、ジャンプの場所を変え、前半に全てを戻すというようなことではありません。そんなことではありません! もしかしたら、ジャンプの入りでの何らかの修正か、ジャンプ技術に関するものか、スピンの練習をすることだとか、滑りの質を向上させるだとか、何らかの駒を見つけるだとかの、言って見れば、エッジにとってやり易く、全てが良く見えるようにするためのものです。レベルを上げるのです」。

—今シーズンのあなたのジャンプは、目に見えて高くなりました。

「私は全てのジャンプを、両手を挙げて跳ぶように挑戦しました。そしてそれは、ブラチスラバに出発する3日前に出来ました。ソチ後の一週間、練習ではテストスケートの時と同じようにプログラムを滑っていました — 片手上げか、手を上げないで跳んでいました。でもある日思いました:『どうして両手上げが無いのかしら?』と。それから、そうして跳び始めました」。

—あなたのスケーティングが向上したことは、最初の試合でさえ分かりました。

「私たちは沢山その練習をしました。でもまだ不十分です」。

—そもそも夏にあなたはどのように練習したのですか、オリンピックシーズンに向けて準備で何かを変えたのですか?

「コーチたちや振付師たちとは変わらぬ方向で働きました。私たちには既に独自のトレーニングシステムがありますから、それからひどく掛け離れることは無いのです」。

—昨シーズン、あなたは非常に沢山のトレーニングをして、それが素晴らしい結果に結びつきました。

「今シーズンはさらに多く練習する計画です」。

—それはどのようにしたら可能なのですか?

「つまり、何としても可能にするのです。もし滑りがクリーンでないとしたら、さらに練習する以外にありません」。

—ブラチスラバでの大会は、今シーズンのあなたの最初の試合になりました。もしあなたが理想的に滑ったとしたら、それもまた多分、あまり良いことではなかったでしょう。

「でも、例えば、羽生結弦は最初の試合のショートプログラムで世界記録を打ち立てました! プログラムを112ポイントで滑りきったのです! 私はインスタグラムを覗いて、このことを読み、思いました:『彼はこれをどのようにしてやっているの!』と。見事だわ!」。

—あなたにとってシーズン最初の試合は、どれ程重要なのですか?

「最初の試合は、全ての残りの大会と同じように、とても重要です。それは私にとって最も難しい試合だとは言えないでしょう。ただそれは、新プログラムを携えたデビューの大会で、新しい衣装も着ているので、少し別の感覚が生まれます。シーズンの間にこれら全ては何度も滑ることで、馴れていきます・・・でも私にとっては、シーズン最初の試合は、自分に打ち勝つという点で最も大きな経験です。シーズン開始までに私たちは、常に身体的、精神的に完全に準備が出来ている訳ではありません。だから自分に勝つことが出来なければなりません。最初の試合は — それはシーズンへの踏切板であり、第一歩であり、最初の滑りであり、それが、練習すべき箇所や付け加えるべきディテールをあぶり出すのです」。

—アリョーナ・サフチェンコとロビン・ゾルコーヴィは、シーズン始めに試合に出て行くことがどれ程難しかったかを私に話してくれたことがあります。何故なら、彼らは既にタイトル持ちのアスリートであったために、ミスを犯すことを怖れたからです。人々の批判が始まるだろうと。

「私に委ねてくれたファンたちは、私が(最初の試合で)どう滑るかに左右されずに私を好み、応援してくれるだろうと、私は分かっています。

毎年の新シーズン、それは始まりであり、新しいプログラムですが、それぞれのプログラム — それは小さな人生です。それは私たちが伝える物語です。そしてこの物語が完成するように、すらすらと読まれるように、センテンスや単語から文字や句読点が落ちないようにしなければなりません。だってその誤字脱字に注意が向かったなら、それは物語を読むことから気が散ってしまいます。ですから、氷上で自分の物語を語るために、ミス無しで滑ることが非常に重要なのです。

一方(人々の批判が始まるという)恐怖に関して言えば、そのような考えは、ただ余計な心配であり、余計な負担になるだけです。ですから私にはそのようなものは生じないのです」。

—正解ですね。ありがとうジェーニャ。

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