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2017/10/29 タチヤナ・タラソワ「人が恋をすれば、客観的ではいられない」

https://rsport.ria.ru/interview/20171029/1127929151.html

2017/10/29 タチヤーナ・タラーソワ「人が恋をすれば、客観的ではいられない」〜その①〜

====一部抜粋====

(エレーナ・ヴァイツェホフスカヤ)
著名なコーチであるタチヤーナ・タラーソワは、カナダで終了したフィギュアスケートグランプリシリーズ第2戦について、R-Sportのために特別にコメントし、勝利したケイトリン・オズモンドの何が気に入らなかったのかを説明し、宇野昌磨とアリョーナ・サフチェンコへの愛を打ち明けた。

—タチヤーナ・アナトーリエヴナ、あなたは、もちろん、大会をご覧になったでしょうね。

「検査のためにドイツにいますが、毎晩見ました。ケイトリン・オズモンドはこの大会で勝利しましたが、彼女に関しては歓喜に至らなかったと言わなければなりません。それどころか、彼女のフリープログラムは失敗だと思います。ショートプログラム『エディット・ピアフ』にあった新機軸が、フリーにはありません。ショートプログラムを初めて見た一年前、私はノスタルジーを感じて惚れ込みました。

今回オズモンドが『白鳥の湖』を滑るのを見ながら、私は、例えば、かつてサーシャ・コーエンがこの音楽で遥かに説得力を持って滑っていたのを、思い出していました。しかし問題はそこではありません。それは、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーがバレエのために特別に書いた彼の偉大な曲を選んで、『無造作にプログラムを』作ってはならないということです。それは、ドビュッシーの『月の光』を滑るのに、プログラムの全てを、トウを付いて氷上をランするようなものです。

オズモンドは、バレエのスタイルを感じていませんし、それが私には不思議なのです。だって、このようなプログラムのために、バレエを — マイヤ・プリセツカヤやディアナ・ヴィシニョーワを見ることだって、多分出来るでしょう。ですから、今のところ私の目には、彼女は全く説得力の無いものにみえます。

例えば、『アンナ・カレーニナ』を滑っているジェーニャ・メドヴェージェワに関しては、私はそのようなことは言えません。たとえ音楽が少し彼女の年齢には合っていないにせよ、あのようなメドヴェージェワを、私たちは今まで一度も見たことはありません。ですから、彼女を見るのは、私には面白いのです。でもオズモンドは、違うのです」。

—男子の競技について言うとすれば?

「人が恋をすると、その人は客観的ではいられません。私は最終的に宇野昌磨に恋しているのです」。

—外見上は、この日本人は、フィギュアスケーターの理想からは遠いですが?

「それがどうしたの? 毎回、私は氷上で宇野を見ると、彼のエネルギーに、また彼がゆっくりした滑らかなステップとあれこれの動きの野性的、無鉄砲のエネルギーとを結合させていることに、完全に歓喜を感じています。

外見的には彼は理想的ではないと、あなたが言ったことは正しいわ。もし、羽生結弦が全ての面で非難の余地が無いとすれば、昌磨からは美や洗練を期待しません。私は彼をミハイル・バルィーシニコフ(訳注:ソヴィエト、アメリカのバレエアーティスト、俳優、身長165㎝)に — 彼が舞台の上でどのように仕事をしたかに例えるでしょう。人が、このように無我夢中で働く時、その魔法で満たされない筈など絶対にありません。

私の父が生きている時に好んで言っていたことは、『もし、あなたが自分のために休日を取るとしたら、それはあなたが自分の仕事を好きではないということだ。何故なら、好きな仕事であれば、人は休養する必要が無いからだ』ということばでした。

羽生がそうであり、宇野がそうであり、ネイサン・チェンがそうなのです — 彼らは、昼夜通してだって滑る用意があり、そこからひたすらエネルギーを汲み取っているのです。これら三人は、既に男子シングルスケート界を激変させましたし、それを変革し続けているのです」。

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  1. 2017/10/30(月) 01:28:00|
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コメント

ほとんど高速ステップの部分

こんにちは。翻訳ありがとうございました。
一ヶ所気づいたのですが、「ほとんど高速ステップ」という部分、昌磨君のファンのロシア人女性のオリガさんの英訳では「almost slow motion」となっています。確かにスケカナのステップとてもゆっくりだったので高速?と違和感を感じました。
反対の意味になってないでしょうか?
  1. 2017/10/30(月) 19:16:29 |
  2. URL |
  3. 渚 #-
  4. [ 編集 ]

Re: ほとんど高速ステップの部分

渚 さま
お立ち寄りありがとうございます。
違和感を感じられ、反対の意味に訳していないかと危惧なさっていらっしゃるとのことですが・・・
それは、почти рапидные шаги (パチチー ラピッドヌィー シャギー)という箇所で、
почтиはalmost、шагиはstepsですので問題はрапидныеなのですが、音で感じられるように、これは英語のrapidから
来ている単語だと私は解釈しました。露和辞典では「高速撮影の」という意味になり、英語翻訳機にかけてみると、
almost rapid stepsとなるのですが。

しかし、ロシアの方がalmost slow motionと訳されたというのであれば、「ほとんど高速撮影のステップ」という直訳が、
「ほとんどスローモーション」という意味だということになります。渚さま、スローモーションというのは高速撮影なのですか?
そういうことに当方はとても弱いので、大変申し訳ありませんが、今、訂正する自信がありません。
出来れば、渚さま、ロシアのオリガさんという方にお聞きになることは出来ませんか? asappo


> こんにちは。翻訳ありがとうございました。
> 一ヶ所気づいたのですが、「ほとんど高速ステップ」という部分、昌磨君のファンのロシア人女性のオリガさんの英訳では「almost slow motion」となっています。確かにスケカナのステップとてもゆっくりだったので高速?と違和感を感じました。
> 反対の意味になってないでしょうか?
  1. 2017/10/31(火) 01:47:56 |
  2. URL |
  3. asappo #-
  4. [ 編集 ]

Re: Re: ほとんど高速ステップの部分

渚 さま

再度、渚 さま

いろいろ考えましたが、確かに私がストレッチと訳した単語を「長く引っ張る」という意味にとれば
長く伸ばした高速撮影のステップという意味になり、「ゆっくりとした滑らかなステップ」と取ることが出来ることに気が付きました。意味も通じると思いましたので、訂正いたしました。
渚さま、気づかせて頂きまして、大変ありがとうございました。

また、当グログにお立ち寄り頂いた皆さまには、大変なご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。asappo

> 渚 さま
> お立ち寄りありがとうございます。
> 違和感を感じられ、反対の意味に訳していないかと危惧なさっていらっしゃるとのことですが・・・
> それは、почти рапидные шаги (パチチー ラピッドヌィー シャギー)という箇所で、
> почтиはalmost、шагиはstepsですので問題はрапидныеなのですが、音で感じられるように、これは英語のrapidから
> 来ている単語だと私は解釈しました。露和辞典では「高速撮影の」という意味になり、英語翻訳機にかけてみると、
> almost rapid stepsとなるのですが。
>
> しかし、ロシアの方がalmost slow motionと訳されたというのであれば、「ほとんど高速撮影のステップ」という直訳が、
> 「ほとんどスローモーション」という意味だということになります。渚さま、スローモーションというのは高速撮影なのですか?
> そういうことに当方はとても弱いので、大変申し訳ありませんが、今、訂正する自信がありません。
> 出来れば、渚さま、ロシアのオリガさんという方にお聞きになることは出来ませんか? asappo
>
>
> > こんにちは。翻訳ありがとうございました。
> > 一ヶ所気づいたのですが、「ほとんど高速ステップ」という部分、昌磨君のファンのロシア人女性のオリガさんの英訳では「almost slow motion」となっています。確かにスケカナのステップとてもゆっくりだったので高速?と違和感を感じました。
> > 反対の意味になってないでしょうか?
  1. 2017/10/31(火) 19:40:29 |
  2. URL |
  3. asappo #-
  4. [ 編集 ]

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