楽天市場 あれこれ 2019/01/25 アルトゥール・ドミートリエフ(父)「羽生結弦は四回転アクセルを跳ぶ能力がある。しかし、私が彼の立場ならリスクを冒さない」
fc2ブログ

あれこれ

2019/01/25 アルトゥール・ドミートリエフ(父)「羽生結弦は四回転アクセルを跳ぶ能力がある。しかし、私が彼の立場ならリスクを冒さない」

https://rsport.ria.ru/20190125/1549883464.html

2019/01/25 アルトゥール・ドミートリエフ(父)「羽生は三度のオリンピックチャンピオンになる能力がある」

====一部抜粋====

(エレーナ・ヴァイツェホフスカヤ)
—どうして自分の息子を自分でトレーニングしようと決心することになったのですか?

アルトゥール・ドミートリエフ(ペアスケートで二度のオリンピックチャンピオン):「正直言うと、私には他の選択肢が無かった。アルトゥールは二年前に膝を痛めて手術を受けたので、私は、息子を自分の合宿に連れて行くことをアレクセイ・ニコラエヴィチ(・ミーシン)に提案した。

その後アルトゥールが快復した時、私は彼を元に戻した。しかし、ミーシンは何らかの理由で、彼と働くことにあまり熱意を示さなかった。もしかしたら、彼のコーチとしてのコンセプトの枠の中では、大きな将来性が見えなかっただけかもしれない。そのような事もあるものだ。

私は息子の全てのマイナス面も、全てのプラス面も正確に理解していた。私の第一の目標は、彼が怪我をしないようにということに尽きた」。

—それなら何故、あなたとアルトゥールは四回転アクセルをやろうとしているのですか?

「アルトゥールは、ついでに言うが、四回転アクセルへの準備が出来ている。
彼は試合でこのジャンプに二度挑戦した。確かに一度もそれを跳べなかったが、しかし、ロシア選手権でのウォームアップの時には、完全にクリーンに着氷したのだ。録画があるから、見ることが出来る」。

—あなた方は、プログラムにこのジャンプを組み入れる挑戦を続けるのですか?

「もし、ロシアカップファイナル迄身体的コンディションを維持することが出来れば、やるつもりだ。四回転アクセルは、アスリートに非妥協的な特別な状態を要求する。

トリプルアクセルなら、アルトゥールはいかなる状況でも跳ぶことが出来る。ウォームアップが無くてもあっても、目を閉じてでも開けてでも、どのような体重の時でも。彼のこのジャンプは、世界で最良のものの一つだ:最適な軌道、最適な滞空、最適な回転。つまり、完全なコントロールの下で、費やす力は最小限にとどめている。

一方四回転アクセルは、1.5kgの余分な体重があったらもう跳ぶことは無理だ。練習しようとすることさえ無意味だ。問題は、アルトゥールが今、あまり良い練習が出来ていないで、滑りを教える仕事をしていることだ。彼には給料が全く無くて、26歳になり、恋人と一緒に住んでいる。彼だって何とかして生計を立てなければ。だからトレーニングが無い時間には他のリンクに通って、お金を稼ぎ、子供たちに滑りを教えているのだ」。

—彼は、競技会で四回転アクセルを跳ぶ世界で最初のフィギュアスケーターになることを目標にしているのですか?

「そうだと思う」。

—質問したのは、少し前にこのテーマでカナダのパトリック・チャンと話をしたからで、彼の意見では、羽生結弦が最初の選手になるだろうと言っていました。

「羽生は非常に良いトリプルアクセルを持っているし、彼は本当に四回転を跳ぶ能力がある。しかし、跳ぶとは思わない」。

ー何故?

「どのような難易度の高いジャンプを学ぶ時にも、アスリートは不安的な着氷が続く期間を通らなければならない。他の選択肢は無い。そのためには、強く、健康な足を持っている必要がある。ところが羽生の足は怪我をしている。彼は四回転ルッツで最初の怪我をして、四回転ループで二回目の怪我を負った。私は、双方とも目にした。

日本で彼の膝が裏返しになったのを見た。彼は疲れていた。もし私なら、アルトゥールがこのような状態で四回転ルッツに向かって行くのを許さないだろう。ところが羽生は向かって行き、自分の足を痛めた。四回転ループでも全く同じことが起こった。四回転アクセルはもっと難しいのだ。

このようなリスクを冒す価値があるだろうか? 特に重要なことは — 何のために? もし結弦がこのジャンプを跳ぶ最初の選手になりたいのなら、そしてそこで選手生活を引退するのなら、多分、価値があるだろう。しかしもし、もう一回オリンピックで勝利したいのなら、私が彼の立場ならリスクを冒さないだろう」。

—彼が三度のオリンピックチャンピオンになることが出来ると考えているのですか?

「十分可能だ。今後三年間で男子シングルスケートに、羽生よりも良い滑りをして、確実に四回転を跳ぶアスリートが現れることはまず無いだろう」。

—5種類の四回転を持つネイサン・チェンはどうですか?

「今四回転の価値は下がっている。この面で規則は、結弦に非常に有利に作用する。ジャンプによって作り出す作品が中途半端で未完成だとしても、コンポーネンツによって負けを取り返すことが不可能だとしたら、(現行規則では)それは極めて問題なのだ」。

関連記事
スポンサーサイト



  1. 2019/01/26(土) 02:43:00|
  2. フィギュアスケート
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
<<2019/01/26 一歩後退:ロシアのフィギュアスケーターがヨーロッパ選手権で獲得した金メダルは1個 | ホーム | 2019/01/23 エヴゲーニヤ・メドヴェージェワ「アリーナと私はオリンピックで一緒にロシアを代表したのに、なぜ私たちが敵にならなければならないのでしょうか?」>>

コメント

その選手のお父様と羽生選手は違うわけですし

怪我の状態や
フィギュア選手として今後、羽生選手が何を目標にするか
(何を獲ろうとするか)によるのでは?

と思います。
  1. 2019/01/27(日) 00:00:58 |
  2. URL |
  3. はる #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://kurkuma.blog.fc2.com/tb.php/2644-8c621b5c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)