楽天市場 あれこれ 2014/01/09 エヴゲーニー・プルシェンコ「ソチでは団体戦にも個人戦にも出場するつもり」「羽生結弦の動きは内面からのもの」
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2014/01/09 エヴゲーニー・プルシェンコ「ソチでは団体戦にも個人戦にも出場するつもり」「羽生結弦の動きは内面からのもの」

http://itar-tass.com/opinions/interviews/1877
=イタル・タスの記事より=
2014/01/09 エヴゲーニー・プリューシェンコ「ソチでは団体戦にも個人戦にも出場するつもり」

2006年のオリンピックチャンピオンであり、二度のオリンピック銀メダリストであるエヴゲーニー・プリューシェンコは、ITAR-TASSに、ソチオリンピックに向けての自分の準備状況や、家族での祭日の様子、さよなら巡回公演について、また羽生結弦をトレーニングする計画などについて語った。

—新年をどのように祝いましたか。
「練習日程の関係上家族で祝いました。だから、2時にはもう寝ていました。新年のお祝いの前には、新居祝いもやって、そこには、僕の息子のサーシャが自分の友達のジーマ、ビラン、ニコライ・バスコフや有名なアーティストたちを招待した。また1月2日は、妻の誕生日のお祝いもあったから、お祝い続きだったよ。でもそれも同じように、家族でつつましくテーブルを囲んだのさ。僕の周りの人たちは、お祝いのごちそうが僕のダイエットを乱さないようにと、注意深く見守っていた。戦える体重を保っていなければならないからね」。
(中略)

—ロシア選手権での銀メダルの後、あなたは、オリンピックでは団体戦のみ出場し、個人戦への出場権はロシアチャンピオンに譲ると表明しましたね。
「フィギュアスケートへの関心を高めるために、策をめぐらしたのだよ。ロシア選手権で僕がいつものように金メダルだったなら、これについては数行書かれるだけだし、マニアの集まりで話題になるだけだっただろう。でも12月末は、プリューシェンコとコフトゥンの対立ばかり語られたではないか。自分の表明によって僕はさらに事態を熱くさせたのさ」。

—ロシアフィギュアスケート連盟が、オリンピック参加者としてあなたを登録しないことを恐れていませんか。
「恐れていない。それどころか、団体戦のみならず個人戦にも出場しようと思っている。スポーツの原則信奉者たちには、ただ思い出して欲しい。去年のロシア選手権でコフトゥンは5位にしか過ぎなかったのに、ヨーロッパ選手権にも世界選手権にも派遣された。ロンドン(カナダ)でマクシムは17位だったために2014年オリンピックのロシアの枠は一つになった。確かにコフトゥンは国内選手権では素晴らしい演技をした。しかし、オリンピックメダルのために戦うには、もっと多くの厳しい国際経験が必要だ」。

—ロシアフィギュアスケート連盟のなかに、あなたの準備状況を注視していく特別委員会が作られました。そして1月下旬には、演技テストが行われることになっている・・・
「連盟が委員会を作ったことは、歓迎できる。ロシアフィギュスケート連盟の代表者たちには喜んで対応する。ただ演技テストは、もっとも重要なものとは僕は思っていない。そこに百%の力を出し切るなんて馬鹿げている。オリンピックの競技に向けて準備をして、そこで千の力を出さねばならない。フィギュアスケートの世界で今起こっている騒ぎは、僕にはただ好都合だ。ホッケー代表チームの構成でさえ、プリューシェンコのオリンピック出場よりも議論が少ないくらいだ。コフトゥンにとっても、このような心理的攻撃を感じるなかで、ヨーロッパ選手権でそれを乗り越えられるところを見せるのは有益だろう。

—コフトゥンの進歩や成長に多くのことをやって来たタチヤーナ・タラーソワのような権威のある専門家たちが、スポーツの原則を守るために立ち上がるのは怖くないですか。
「タラーソワは、選手達を競技参加に向けて準備するコーチだということを忘れないで欲しい。それは、同じようにオリンピックチャンピオンを育てたアレクセイ・ミーシンやタマーラ・モスクヴィナ、オレーク・ヴァシーリエフとて同様だ。問題は、誰がソチオリンピックでロシアの名誉を守るのか、しいては、ロシアフィギュスケート連盟会長アレクサンドル・ゴルシコーフと連盟CEOヴァレンチン・ピセーエフの職権を守るのかということだ。
(中略)

—あなたがいなかった間の今シーズン、トップクラスのスケーターたちがどのように滑っているのかは見ていましたか。
「もちろんだ。パトリック・チャンもハビエル・フェルナンデスも羽生結弦も、皆素晴らしい選手たちだ。ところでこの日本のフィギュアスケーターは僕のお気に入りだ。彼がやっと四回転を身につけた頃には、彼の個性が見て取れた。今日のリーダーたちの多くが、振付師によってプロデュースされ、オートマチックと言えるほどに覚え込んだ動きを氷上で見せているのに対し、羽生の動きは内面からのものだ。彼は遊んでいるように滑るのだ。僕は彼の大きな将来性を予言出来る」。

—羽生には、氷上のエヴゲーニー・プリューシェンコがライバルたちよりも立派に見えるよう備わっている、まさに男のカリスマ性が不足していると思いませんか。
「彼はまだ少年だよ! 18歳の若者だし、僕はもう30過ぎだ。滑りのスタイルだって、僕と彼とでは違っている。羽生は、90年代の僕を思い起こさせる。あんな若者だったのだ。筋肉量を増やして、僕のところにトレーニングに来たなら、完全に良くなるよ」。

—トレーナーの仕事をあなたはもう計画しているのですか。
「僕と羽生はこのことを話したことがあるよ。今は僕と彼は競争相手だから、そのような協力は不可能だ。ソチの後だったら、十分ありうる話だけどね」。
(以下略)

対談者:ボリス・ホドロフスキー
ITAR-TASS 、サンクトペテルブルク
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